さあいよいよ4/23【MITOHO SESSIONS】近づいてきました。ごちゃごちゃするから省略してるけど冠をつけていくと①ERA21周年記念公演②ルロウズ帰国記念③『PAREIDOLIAS』12inch発売記念④『ÖKUMENE』カセット発売記念⑤Media Jeweler+DJ PRIVACY SETTINGSジャパンツアー千秋楽、etc..とたくさんあります、まあともかくこの日はスペシャルなんだよ、という事を言いたいわけなんですが、おそらく多くの方はこの日出演するMedia Jewelerを知らないと思うので、ここで少し紹介したく思います。
MEDIA JEWELER(メディア・ジュエラー)
ロサンゼルスのオルタナティブ/アンダーグラウンドのシーンの顔役Sam Farzin(gt,vo)率いるアヴァンパンクバンド、NYCの名門レーベルFIRE TALK代表、メディア・ジュエラーがついに来日します。先日リリースされた『The Sublime Sculpture of Being Alive』は旧作のドライでシニカルなポストロック/インディロック路線から大きくシフトして、より前のめりなグルーヴと奔放なアンサンブルが印象的なアルバムになっており、元から強烈なライブバンドですが、より今作はライブで見てみたい楽曲が勢揃い。さらに今回の彼らのジャパンツアーは鍵盤とサックスの加わったエクスクルーシブな豪華6人編成!そして千秋楽公演ということでホッカホカに仕上がったサウンドをご期待ください。
ルロウズとの縁で言うといちばん最初は2018年、彼らの前回のジャパンツアーの時。ひょんなご縁からまさかここまでの繋がりに進化するとは…。以来ルロウズがUSツアーをする際には毎回素晴らしいイベントをセットアップしてくれて、2018年のPrissy WhipやSimilar Fashion、それからAkron/Familyとの衝撃的な出会い、2020年のハウスショーでのBathsとの邂逅、2022年のZebulonでの今年のツアーへの布石となったSprainとの縁など、私たちにとっていちばんUSツアーでの可能性を拡げてくれたバンドのひとつ。とかそういうのもありますが、単純にバンドがすごいからまずもうそこからリスペクトです。ドライでシニカルなテイストは通底和音としてありますが謎な人間味というか温もりもある不思議なパンク。懐が深くいかにもアメリカのロードで鍛えられた感じのある図太いリズム隊と立体的なギターワーク。そしてSamのバリトンボイスやコーラスがカラフルに映える、独特なバランスのバンドです。
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