20230329

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 3/27 オリンピア→アシュランド

朝9時頃に起床。相変わらず寒いけどせめて晴れてるのがありがたい…。淳平さんは相変わらず風邪40が継続してて、私は回復基調ですがなおも予断を許さない感じ、唯一上田くんだけが健康状態。本間さんにコーヒー淹れてもらったりエフェクターもらったり、お弁当だよって言って鰻弁当をもらったり、もう本間様には頭が上がりません。しっかりとお礼をしつつ別れを告げ、家のそばにある(そばすぎて家バレしちゃうから敢えて固有名詞は書きませんが)ベーグル屋さんに行きサンドイッチやベーグルの朝ごはんを食べました。爽やかなサンドイッチかなあと思いきや具材のライトさに相反するウルトラメガボリューミーな一品で瀕死になりました。そのまま一路オレゴンの南端にあるアシュランドへ。

オリンピアからアシュランドは6時間弱。ワシントン州は所得税は安めだけど消費税がある、オレゴン州は消費税ないけど所得税が高い、みたいなのを聞きましたがいずれにせよガソリンは割と高い。セコくガソリンを入れながら雪混じりの雨の中をひたすら南へ向かいます。途中のガススタで鰻弁当を食べましたが鰻の喜びもさることながら、ジャポニカ米のもちもち感たるや…!

アシュランドに着いたのは6時過ぎくらい。入り時間も何も聞いてなくてライブは9時から、て事だったのでまあ8時過ぎくらいがベストだったのかもですが着いちゃったのはしょうがない。ルロウズはメドフォード/アシュランドでいちばんライブをやってる日本人バンドだと自負してますが、すごく綺麗な街で穏やかで、あとケイシーのバンドが素晴らしいですよ。

都会のベニューだとこういう時にべもなく時間通りに来てくれってシャットアウトされたりするけど、ここは超優しくて搬入スペース作るためにお客さんどかそうか?て逆にこっちが萎縮する提案すらしてくれるほど。まあ都会だとこのくらいの時間から混み合ってたりするからってのもあるけど、リラックスできるカントリーサイドはいいですね!

機材のロードインをしてから赤倉:目の奥80、山本:風邪60くらいだったので1時間くらい車で仮眠して、それから改めて会場へ。昨年も同会場で同内容でCasey & The Cutoffsと共演したのですが、またセットアップをしてくれてありがとう…!

ケイシーやバンドの人たち(激ウマ)とも再会を果たし、なんとなく前回もそうだったし、ケイシーたちの音楽の方が大団円感を出せる系だったので我々が先攻ということになりセッティング。セッティング終わったらなんとなくぼちぼちもう始めてもよいよ、という事だったので始めました。

薬のせいで鼻と喉の間の痛みとかはないんですが逆に感覚が無になってて、果たしてどこまでエンジンをかけることが出来るのかが感覚的にわからなくて、そこを探りながらスタート。結果的にまあまあいける(限界は試さなかった)のがわかったので80%の回復度のセットは出来る!さらにアンコールでQ.E.D.とかのキーのものにも踏み込める!さらにこの日はモニターも無くスピーカーの横でスピーカーと回り込みの音でモニターする必要があったのですが、他の楽器含めた音のバランス的に凄くやり易く、そのせいで無理なく声を出せたところもありました。箱の音響のせいか(といって特別な防音とかしてないけど…)痛い帯域やモコモコするところが程よく吸収される感じがあって、タイトに演奏出来ました。結果は月曜日から爆発勝ち!本当にありがとうございます。

トリのケイシー楽団はブギーに真正面から向き合う、というスタイルで衒いがないけどとにかく全員上手くて、けど技術推しって感じでもなくて、こういう音楽をアメリカで聴きたい系音楽の一つ。ケイシー歌もギターも上手いし、あとはやはりドラムのマックスの曲のポケットにスッポリ入ってる感たるや。

終演後にお酒を飲まなくなるとちょい手持ち無沙汰になる事を発見しつつ、その分物販売ったりすることに注力して、途中で完全に電池切れ状態になり瀕死になりました。最終的にはベニューから3分のところにあるケイシー家に収容されてすぐ撃沈。到着時は寒気80くらいの瀕死感だったのですが彼女のハナちゃんや警戒心をおかあさんのお腹に忘れてきた犬も懐かしく、犬ナデナデしてたら少し復活しました。