3/24 ポートランド→オリンピア
朝8時半くらいに起床。まさかの外は雪。セス様によるとポートランドで3月下旬の雪自体は珍しくないものの、つい最近まで割と暖かかったからその落差は珍しいよね、という事でした。
雪で腰が重いながらもセス様の家を出るタイミングに合わせて10:30頃出発。とりあえずうまいコーヒーを飲もうよ、という事でノースイーストでオススメされていたCase Study Coffeeというところが近かったので行ってみました。今までにもStumptown Coffeeはいったことがあったのですが、他の有名コーヒー店は初。結果から言うと今まで人生で飲んできたコーヒーの中でも最強の美味しさで、コーヒーってこんな感動できるんだなあとビックリしました。明後日またここのを飲みたいし、あるいは別の有名所のコーヒーも飲んでみたい。そんな気持ちになりました。
さてオリンピアの入り時間までかなり時間もあるし、雪も弱まってきたので、今度はPine State Biscuitsっていう確か2018年に一回来て気絶した有名なビスケット屋さんに。ハンバーガーみたいな要領でバンズの代わりにビスケット、真ん中にグレービーソースとフライドチキンを挟んだ言葉だけでもカサカサしてる感じのやつを何故か今一度試してみました。結果は前回と同じく気絶。私はビスケットって言われる類のものの良さがいまいちわかりません。。
その後もちょこまかと楽器屋を回ったりしてるとTシャツのニックから連絡が。100枚発注したTシャツをベニュー宛にしたのですがベニューが閉まってて受け取れず、UPSが日曜は営業してないから(!)月曜の夜7時再配達になりま〜す、というお知らせ。それだと受け取れないし悲しすぎるのでヘッサム様に頼んで連絡をとってもらうことに。もちろんヘッサム様は色んなところで助けてくれるのですが、UPSの機械音声への応答はたぶん私だったら出来なかったと思うので超助かりました。結局3/25に配送センターに受け取りに行くことになりました。ありがとうヘッサム…!
ポートランドの北の外れのところにあるギターセンターに寄ったところフェンダーの60W真空管のアンプがあったので8秒くらいの試奏で買い替え。これでスペック上は日本で私の持ってるアンプと同じだからパワフルな曲も出来るはず…!でも重さが4倍くらいになってまあまあ心が折れます。
時は満ちた、ということでオリンピアへ移動開始したのは3時過ぎ頃。ポートランド→オリンピアは2時間弱なので割と余裕です。オレゴンとワシントンの州境でちょっと渋滞があったものの、他は平和で雨上がりのオリンピアには6時くらいに到着しました。
インディロックファン垂涎の街オリンピアですが、実際行ってみると特になんてことはない穏やかなちょっと草臥れた街という印象。でも小さい街だからカフェに行くとインディヒーローたちが普通にぴょこんで出てくるらしいんですよね。
セーフウェイ(無事だった)で足りなくなった水を買い足して、ベニューにロードインしようとしたもののまだロードインタイムではないよって断られてしまったのでやむなく近くのWild Boyというブルワリーでハンバーガー+IPA。淳平さんが風邪20くらいの状態だったので、あまりはしゃがずにのんびりとご飯。
この日の会場はMcCoy's Tavernという由緒正しきベニュー。新宿ロフト的な?ところで去年もやりました。今回はシアトル期待のバンドBlack Endsと共演なんですが、すぐ彼女たちが帰らなきゃいけないらしく出番はBE→我々→トリの順番。
Black Endsはビブラート?でくにゃくにゃになったギターと、スタイリッシュっていうよりは土臭くて呪術的なグランジという感じ。凄くバンド力を感じて良かったのですが、この日はドラマーが今回限り?のサポートだったらしくセッション的要素が強かったので、日曜にシアトルでやる時まで評価を保留するのが良いでしょうか。
2組目がルロウズ。この日はやり切りました!自分で自分を褒めてあげたい。淳平さんがちょい風邪気味の他に私の新アンプもサウンドチェック30秒くらいでライブに投入したところ結構真空管がヘタっててペダル踏んだ時に飽和する感じになりましたが、それも臨機応変に対応しつつやり切りました。売上も今ツアーベスト3に入るくらいのもの!ありがとうございます。
猫アレルギーのヘッサム、この日泊めてもらう家も猫がいるので悲しい顔をしながら1人近くのホテルへ離脱。次からちゃんと確認するね…!
終演後は売り逃しを避けるべく粘って粘ってさらに上積みで捌き、最終的にシアトルの北海道料理店4646チーフシェフの本間さんの家がオリンピアにあるのでそこへ。オリンピアインディファンの鼻血が出るような色々を見せてもらいつつ、幸せに撃沈。