20230312

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 3/10 ヒューストン

何の問題もない起床。2泊泊まれるので身の回り品とかを出したままに出来るのが楽ですね。ゆっくりと身支度をして、前日に買っておいたベーグルやクリームチーズ、ヨーグルトなどで朝ごはん。そしてこの日は洗濯!凡そ全てのツアーバンドがぶつかる壁、まあ2〜3時間くらいその場所に縛られちゃうのが面倒ですよね。いまいちよくわからない課金のシステムだったりしますが、ここのモーテル6のやつはクォーター(25セント)6枚投入式で両替機とか洗剤とかなければ詰みです。たまたま我々はクォーターたっぷりあって何故か上田くんが日本から洗剤を持ってきてたのでクリア。乾燥機も同様にシステムわからないなりにトライアンドエラーをしたりしてたら結構な時間になってしまい、入り時間や移動距離を考えるとNASAにいけ NASAそうな事が発覚してNASAけない気持ちになりました。

切り替えてこの日はまずダウンタウンの方にあるRockin Robin Guitars & Musicというところへ。地元の人に教えてもらったところなのですが、やはり信頼できる人の口コミがいちばんいいですね。ビンテージの機材もたくさんあるものの私好みの実戦向けのメンテばっちり系価格帯もいい感じの機材がたくさん。ここでもHot RodとかBlues Devilleとかのスピーカー4発のはあるんですがスピーカー2発のはなくて、アメリカで作ってないのかな…?4発でも安ければいいんですが、結構重いので取り回しがちょっとなあと思うんですよね。

その後メニールコレクションというチルアウトが出来ると評判の美術館へ。ここも入場無料、無料だから行ったってわけでもないけど、ヒュー美に比べボリュームもライブ前に行くには手頃な感じで、あと何よりも建物そのものや周りの雰囲気が素晴らしくて、悪事はここでは起こり得ないって気持ちにさせられる優しくポジティブなムードがありました。

この日の会場はBohemeo'sというカフェバー。店内に小ぶりなステージがあったからここかなあと思いきやバックヤードの野音を一回りくらい小さくした、それでも十分広いスペースをステージにするとのこと。そんな人来るの…?とビビりながらも搬入してコーヒーやシードルなどでまずは人心地つきつつ、私は隣にあったSteamboatという楽器屋兼工房みたいなところへ。自分のところでギターやアンプを作ってて、出来ればローカルのクラフトギターを買いたいなあと思ってたので少し試したりしましたがよかったです。アームついてて値段が手頃でいいやつ、って条件に合致しなかったから買わなかったけどカジノとレスポールJrの合いの子みたいなやつが良かったです。

会場に戻りオススメになってた魚やエビのタコスとナチョス(チップスにチーズとかサルサとか色々乗っかってるやつ)、サンドイッチなどとビールを頼もうとしたのですが、レジのひとりサマーオブラブみたいな人がたぶん飲食業界に一昨日入りました、ってくらいオドオドしてて、こっちも注文で仕組みがよくわからないからオドオドして、合計4オドの状態でぎこちなくオーダー。テキサスってもう砂漠と銃とTボーンステーキしかないかと思いがちですが、ヒューストンは割と海が近く、水産物もあるみたいです。

この日は6組出演するボリューミーな内容だったんですが冒頭2組はソロ、そしてサイケなバンド、NYのノイズデュオ(Palbertaのメンバーが参加してるって聞いてたから話そうと思ってたけどツアーには帯同してないらしい)、そして我々。おそらくラレドにアダプタを忘れてきてた様子なのにこのタイミングで気づいて、とりあえずこの日は借りて処理。

スピーカーのパワーが弱いのと半屋外でミッドローがブワブワに回る環境で声届くかなあ、と思ってましたが蓋を開けてみるとライブ成功!引き締まった演奏が出来ました、し、物販も爆発!色んな人と写真を撮り、サインを書き、褒めにセンキュウと言い、あっという間に終演。計測すると今日がいちばん売上出た日のようで、そう考えるとロサンゼルスの日はあまり売れなかったてことになるのかな…

明日ルイジアナのバトンルージュでライブなんだよ、て伝えるとマジで危ないから気をつけてね!と言われて調べてみたら治安ワースト都市ベスト10みたいなやつで堂々のランクインを果たしていたので、悲しい目に遭わないようにするために気をつけようと思います。

モーテルに戻り一昨日買っておいたカップ麺で夜食。水を入れてレンジでチン、てタイプのやつでTAPATIOっていうタバスコ的なソースのカップ麺があったので試しましたがドンシャリな辛ラーメンみたいな感じでした。明日も移動はそこまでエグくないので平和に撃沈。