20220522

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5/21 下北沢

五月晴れという言葉の対極のような、薄寒いし土砂降り天候。この日はドラムフルセット、アンプ類含めほぼ持ち込みのため昼過ぎくらいは暗澹とした気持ちだったのですが、搬入の時は落ち着いた感じになっていたので助かりました。

下北沢ERAに車を乗り付ける時は一番街の方から嫌がらせのような電柱があるとこを曲がってインして、そのまま駅方面に抜けられないのでバックとかで戻らなければならないので大型車の人とか運転下手な人は地獄。この日は週末で街も賑わっていて、弾幕ゲームみたいになっていました。

私はERAっ子だから…とか言いつつもそれくらい久しぶりに行くので、1階のレイアウトが大改造されているのにも衝撃。人も街もライブハウスも生きている。

サウンドチェックをした後はバンド水入らずで街の散策。本当に前回いつ来たっけ…と思い出せないくらい下北沢には来てなかったのですが、改めて街の変貌ぷりに本当に驚きました。再開発で駅前の雰囲気が全部同じ新しさのお店ばかりだったので、オシャレだし全部凝ってるんだけど全部が均一に見えてしまう感じで、これは加齢のせいなのか、それとも本質を見抜く目が養われたというところなのか…。コンプかけすぎの音みたいに平べったくてこそばゆい感覚を前に、ああ下北沢は私の場所じゃなくなったのかなあ、と少し寂しい感じがありました。

どこかのお店に飛び込みで行ってみよう!とBASEMENT BAR方面まで歩いて戻ってきて、結局は敢えてコンプをいちばん拗らせてるゾーンのピッツェリアへ。ビールやサングリア、ワインなどを頂きつつANYOチームとも合流し積もる話+未来の話(9月頃に何かあるかもしれません!)。会場へ戻りじきにオープンです。

オープナーのWOZNIAKは私の思うERAの音楽性があって鋭角的なサウンド。2組目のルロウズは音どうでしたか?とにかくやりきりました。ドラム3点、そしてPAREIDOLIASから1曲も演奏しない、っていうテーマでセットリストを組んでみました。


5.21 ERA SETLIST

1.MOB

2.鋏のあと

3.睡蓮

4.演じるサイン

5.ヘブン

6.未明のパレード

7.ポラリス

8.Q.E.D.


トリのANYOもERAのサウンドがハマる都会的な音ですよね。アンコールの2曲まで駆け抜けて終了。終演後はお酒を飲んで幸せなうになりつつ、来月のルロウズレコーディングに向けてエンジニアとしても活躍するANYO玉田氏にマイキングのアドバイス:大喜利が3:7くらいの会話。マイクとマイクタイソンの違いとか、位相とダイソーの差とか、色々大切な事を教えてもらいました。