大塚MEETS公演終了!ご来場頂いた皆さん、急なご相談に関わらず内容や音響、チャージなどミュージシャンファーストな融通を利かせてくれたMEETS長谷部氏、さらには参加してくれたDJ鈴木健介(salsa)、そして野口"HIDE"英律、本当にありがとうございました。
おそらく誰も気にしないだろうし気にしてないだろうけど、帰国記念公演って題目もあるし、なるべくアメリカの時の感じを出そうー。そんなコンセプトでこの日を作るにあたってのイメージは”良い意味のラフさ”。フロアに迫り出すセッティング、声とキック以外にはマイク立てない、みたいなステージプロットで組み立てている時には、サウンドマンにキックのマイクもアメリカ製にしておきましょうとSHUREに変えてくれたりしました。誰もそこの変更は知り得なかっただろうけど、「神は細部に宿る」。
来場者のドリンクが進むように、アットホームな空間になるように、あとなんかワクワク感が出るように、ポケットマネーで近くのCONAでピザを5枚、それから成城石井でトルティーヤチップスとアボカドディップを購入。本当はタコスやブリトーを買いたかったのですが、惜しくも近くで取り扱ってるところがありませんでした。CONAはイタリアンスタイルだからちょっとアレですが良しとしましょう。
DJスズケンのpavementのスピンとともにオープン。基本的にワンマンで長尺の演奏をするし、根が怖がりかつ真面目な私は酒のせいにしたくないのでライブ前に飲まないタイプなのですが、これもアメリカマナーに則って乾杯。なんだかんだ1ケ月ぶりのライブだし、良い気候だし、良い音楽鳴ってるし、久しぶりのお酒だし、この時点で既にハイライト、みたいな気持ちになっていました。CONAのキッチンのお兄さんがワンオペで店内のお客さんを捌きながら私たちのオーダーを作ってくれてたので時間差が出来てしまい、MEETSは地下で圏外になるので出来上がりを知る術が無くて、こまめに偵察に行くスタイルになったために最後のピザが届いてからライブスタート。
4.25@MEETS
1.MOB
2.鋏のあと
3.睡蓮
4.演じるサイン
5.あとで
6.コンコルド
7.DOPPELGÄNGER
8.バグとデバッグ
9.GREAT JOURNEY
10.楕円のドーナツ
11.象を撃つ
12.カンダタ
13.Q.E.D.
アメリカツアーの時もセットリストを決めず、その時の反射神経に頼ったセットにしていたのですが、今回は大体レパートリーを網羅するのが目的だったので途中で何やってないっけ?というのを考えながら演奏しましたが、集中して演奏出来ました。ライブはしっかりと演奏しきれたと思っております、物販もたくさん手に取って頂きありがとうございました。
終演後はお酒を飲んで幸せなうになりつつ、DJスズケンのスピンに舌鼓を打ちつつ、来場してくれたお客さんとコミュニケーションを取りつつ、撃沈。4月頭に一旦中止になった時はもう別にやらなくていいか、と思っていたのですが、改めて開催した感想としてはこういうみんなの笑顔の溢れる夜の仲間になれて良かったなあと思っております。
改めて野口くん本当にありがとうございました。足掛け1年に亘るプロジェクトはとりあえずいったん完了。当初のイメージは大きく膨らみ花を咲かせ、ストンと実をつけた感覚があります。山本高史さんのコピーを使うなら”変われるって、ドキドキ”、新しいことをやるのはカロリー使うし失敗もチラつきますが、それも含めて最高ですね。
次回ルロウズのライブは5/21(土)下北沢ERA、ベニューの20周年アニバーサリーに出演いたします。ここ最近こそそこまでご縁が多くないですが、私のERAへの思い入れは人一倍、またこれは改めて記します。共演は大阪のANYO、とWOZNIAK。ルロウズは赤倉滋gt山本淳平dr上田睦baのトリオで演奏します、新しい試みをします。続いていく私たちの物語にもう暫くお付き合い頂けませんか、広く皆さまのご来場心よりお待ちしております。