3/16 (アルバカーキ→ソルトレイクシティ)
起床、晴れ、なんとかまずまずの早起きも成功。JC160犬その①が私の身体に乗っかっていて嬉しい苦しみもありましたが良い感じです。皮膚が取れそうなくらい強い水圧のシャワーを浴び、いい感じでさあ出発!と思いきや駐車したところをパーティメンバーの誰かに道を塞がれてて出られず、全員を起こすわけにもいかず、とりあえずアダム様を犠牲に起こしてコンタクトを取ってもらうことに。
やや手間取ったものの10時前くらいに出発。さあ今日はこのツアー屈指の長距離移動、600マイル(1000キロくらい)移動してそのままライブ、という技をやる日です。昨日が車移動なかったのでいい感じにバランスは取れてるとは思うのですが、何にせよハード。また前回2020年の時はアルバカーキでツアーを諦めてそのままLA方面に戻ったので、ここから暫くは未知数という感じです。冬季五輪やるくらいだからド雪なんじゃないだろうか?山道クネクネじゃないだろうか?
結論ですが、①まずクネクネ道②途中からダラダラと片側1車線の道③グランドキャニオンもかくや、みたいな巨大な渓谷④雪の残る山道クネクネ⑤プロボって街くらいからずっと都会。特に③④⑤の辺りはテキサしい風景に少し飽きていた私たちにとっては刺激的なもので、10時間超えのドライブの後半戦を盛り上げてくれました。
ロードイン6時、開演8時と言われていて着いたのは7:59。私たちは2番目だったし、結局50分くらい押して始まったので問題なくセーフ!本日の会場international Barは超都会のソルトレイクシティの中でもスーパーダウンタウンにある場所で、周りも超綺麗、箱も新しいところのようです。
経験値的に都会的なところほど私たちの外タレ感/レア感/期待値が薄くなり、ライブをお手並み拝見みたいな感じで眺められる傾向にあるのですが、この日のオーディエンスにも1組目に対するリアクションを見るとその傾向があり。という事で昨日までのように狂乱のフロアにならなくても気を落とさず行こうね、と事前に後ろ向きな保険をかけながら臨んだのですが、弦は切れるわ音響が最高にやりづらいわ5年ぶりくらいにギターがハウるわでずっと試され続ける内容でした。横に広い会場で目の前は鏡、モニターないから反射音に頼らなきゃなんだけどローミッドとシンバルだけ聞こえるみたいな感じで、暗闇を手探りで進む感じで能力を総動員してなんとかライブをやり遂げました。
終わった直後の反応では確認しきれなかったものの、蓋を開けてみると物販売れまくり!ギャラと合わせると今ツアー現状最高売り上げを達成しました。お金だけが全てでは勿論ないけど、形に残った結果として、ありがとうございます。
ギター貸してくれた1バンドめのキュートな女の子にお返しにお酒奢るって言ったのに、何故か逆にテキーラのショットを奢られ、とにかくハッピーな感じのお母さんが奢ってくれると言ったのでビールを頼んだらビールとウイスキーのショットを奢られ、フガジTを着たオフスプリングのギターみたいなバーテンに奢られ、お酒を飲んで幸せなうへ。
仕切ってくれたJeremyも満足してくれたようで何より。友達の友達、というレベルだったのにあれこれアテンドしてくれて頭が上がりません。
終演後は割とさっくりと人もはけていき(さすが都会)、Jeremy改めJeremy様の家へ。ここが広くて清潔で素晴らしく、特に祭りを開催したりする事もなく、そのまま優しく撃沈。そういえば夕飯は食べそびれました。
Thanks to: アダム様、Jeremy様