20220329

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 3/27 (ボルダーシティ→フラートン)



優しく起床。快晴!昨夜はきちんと次の日のスケジュールを把握してから寝たので平和。Jamesたちはどうやら飲み明かしたらしく未だ帰宅しておらず、Jamesの実家の方に移動してみんなで朝食でもどうだい?とお誘いがあったので、ラスベガスにいるレーベルオーナーの方角に向かって、行くの遅れます!すいません!とお辞儀をしてから全乗っかり。



James実家は広々としてて、プールもある立派な作り。ブルガリアにルーツを持つTsvetelinaの作るブルガリア料理、たぶん初めて食べたのですが美味しいですね!フェタチーズとかヨーグルトを使ったソース、あと腸だけに名前超忘れたけど腸詰などなど、ひさしぶりにドンシャリご飯じゃないのを食べる事が出来て何よりでした。お日様も眩しい。次第に昨日もダンスしまくってた人々が1人また1人と増えていき、パティオで3次会スタートみたいな感じになりました。本当に仲間に混ぜてもらえてありがとうございました!



Jamesたちに別れを告げ、いよいよ終盤も終盤、残り2公演のあるカリフォルニアへ。渋滞に巻き込まれまくりましたが、どうやらヘッサム様曰くウィークエンドをラスベガスで過ごした人たちの帰宅ラッシュみたいな感じだそう。そういえばネバダ→カリフォルニアのルートの時にはフルーツ検査はなかったですね。まあ元々フルーツ何もなかったけど…。



途中の謎のレストエリアで怪しいソーダとかのウインドウショッピングなどをしつつ、いったんLA郊外にあるヘッサム様実家に移動して荷物とヘッサム様をいったん下ろしてからこの日の会場、フラートンにあるThe Continental Roomへ。オレンジカウンティ、オレンジ郡って田舎ってイメージなんですが、会場のあたりはミッドタウンって感じでした。



ロックのミュージックベニューというよりはウーファーの装備の感じや雰囲気、酒の高さ的にクラブっぽい作り。ロードインを手早く済ませてから昼など何も食べてなかったので、パッと移動してPanda Expressで中華を持ち帰り。Panda Express、今まで頼み方が分からず何となく敬遠してたんですが勝手を知ると食事の有力な選択肢になりますね。色んな種類の温かいものを一度に食べられるので重宝します。

会場に戻ると開演していたのですが、お客さんが極端に少ない…、日曜でコレは明らかにヤバい…、そしてルーバーロウみたいな見た目のPAの人の音響もヤバい…、ウーファーとノーマルスピーカーの位相?ディケイ?のせいでキックに謎の怖いスラップ音みたいなのが入るし、フォートワースほどではないもののローだらけのサウンド、さらには3年前からずっとラブコールをくれてたイベンターのイベントなんですがそもそもそいつがいない…!

ルロウズはたぶん10人くらいのほぼ全員座ってるお客さんを前に演奏。30分しかもらえてないし、ドラムも場所固定でシェアしなきゃダメ、みたいな謎縛りの中で全力でやりましたが、終演後今日は売上奇跡の$0かなあという反応の無さ、無いというよりは歓声とかは当たり前に飛ぶのですが、その後物販を見に来る人が皆無。まあ原因は①そもそもの私たちの知名度②私のブッキングの嗅覚③何より私たちの音楽の持つ力、と全部自分のせいなのでとりあえずあとの2人の感情処理のサンドバッグになる覚悟ですが、ここまでが変な日も含めて上手くいってただけにここで足を掬われる感じがかなり堪えました。しかもヤケ酒するにも酒が高くて手を出しかねる。見かねたヘッサム様にテキーラを奢ってもらいました。ありがとうございます。

最終的に粘り勝ちでギャラ合わせて$100の売上はなんとかゲット。ガソリン代くらいにしかならなかったけど、調子に乗るなという勉強代とさせていただきます。

機材撤収時にしれっと今日を作った某ブッカーが来てお疲れ様って言われたのを割と無な気持ちでセンキューと反応して撤収。



兄貴宅に近づくにつれ、知ってる道が登場してよりセンチメンタルな気持ちになりながら優しく撃沈。道中疲れた時に聞いてアゲアゲなアレンジにゲラゲラ笑っていたアルフィーの歌詞が何故か沁みる夜でした。

いつまでも君でいるため
明日をあきらめてはいけない
変わらない君であるため
孤独に負けないで 自分に勝つために!

Thanks to: James、Tsvetelina、ヘッサム様、兄貴