20220320

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 3/18 (ペンデルトン→ポートランド→オリンピア)




昨晩の冷凍食品祭りの後遺症を抱えたまま起床。まだブリトー×6、ピザ×1、スープ×3が残ってたので気合いで食事、朝から気合いを入れたくない…。スープも特濃の、パンとかにつけると美味しいですよね系のやつなので、ブリトーで食べるのが勿体無いし申し訳ない。上手に食事出来ずすいませんでした。

さてとにかくまずはポートランドへ。ペンデルトンからポートランドはコロンビア川沿いをひたすら爆走する感じで2時間。途中にあったマルトノマ滝で少し観光を挟んで、この日のオリンピアは入りが7時半とかだったので通り道でもあるポートランドへ行きました。



スタンプタウンのコーヒーはスーパーとかでも飲めるけど、折角ならと思って実店舗でオーダー。バランスが非常に良くて、飲み口が優しくて、非常に美味しかったです。あと3ドルで飲めて安い。Trade up musicに行くと今からご飯食べに行くから1時間くらい閉めますって言われて諦め、近隣のファッションディストリクトをぶらつき、この辺で野口くんと私の花粉症的な症状がピークを迎え、なんとなく心が折れたのでおとなしくオリンピアへ。オレゴンからワシントンに抜けると途端に症状が改善した感じがあったので、なにかしらのローカルブタクサなのか、はたまたキツネの仕業なのか…。



オリンピアに着くと雨。会場のMcCoy'sは街中にある由緒正しいミュージックベニュー/バーって感じで、汚くて(けどバーテンの人が2時間おきくらいにあちこち消毒してた)、暗くて、怪しさがあって素敵。ロードインだけしてすぐに乾杯をしたのですが、Triceratops BrewingというオリンピアローカルのIPAのタップがあって、これが今ツアーでのベストIPAを更新しました。LIQUID SWORDSってやつ。



共演のSprigがまずいきなり最高!80'sぽい楽曲をロウなサウンドでやってる4人組なんですが、おおらかさと音のトラブルへの華麗すぎる対処法、そしてハッピーなバイブス、チャーミングで一発で大好きになりました。あるいは音源では伝わらない魅力かもしれません。

ルロウズは45分もらったのでこのツアー初演奏の曲を含めて一生懸命演奏。Sprigからもらったバトンを確かに次に繋ぐ事が出来た気がします、手応えもあったしフロアも爆発、ここ最近は①演奏終える②赤倉野口が機材片付け、上田が物販に直行③良きところでバトンタッチ、という感じで動いてますが、ここ暫くは1人では物販が回らなくてとにかくステージから雑に撤収して、すぐに物販サポートする必要があります。



トリのNightmayorもぶっ壊れた感覚のあるニューウェーブで素敵。ラムコークを鬼ほど奢られ、なんなら会場にいる全員に物販を売り、2回追加発注かけたTシャツの在庫がまたしても怪しい雲行きになり、そして今ツアー最高額のギャラをもらい、さらにこの日会場で初めて知り合ったMatheoという人にうちに泊まってっていいよ、と言われたので、本来シアトルまで移動するつもりだったのですが面倒になり彼の家にお世話になることに。



結果Matheo改めMatteo様の家が神家。鬼広いわ超清潔だわ(久しぶりに土足禁止の家に行きました)、2階のハウススタジオみたいなところで楽器あってジャムセッション始まるわ、ホスピタリティ改めホスピタル。宴は深くまで続くのでしたが私は睡眠時間確保のため頃合いで離脱して撃沈。お姫様が寝るようなベッドがフカフカすぎて優沈。

オリンピアはKレコードとかkill rock starsとか、アメリカのインディペンデントを語る上で欠かせない重要な場所ですよね。そんな街でビキニキルやスリーターキニーも演奏した会場で演奏出来たのが、会場と一つになる演奏を出来たのがとても光栄かつ嬉しく思います。

Thanks to: オリンピアの街全部、Matteo様