3/12 (オースティン→デントン)
Brittany改めBrittany様の家で優しく起床。Brit様が優しいタコスのアボカド添えを作ってくれて、ここまで基本帯域がドンシャリな食べ物ばかりだったので、ミドルが豊かなご飯は最高です。さらに洗濯までさせてもらえて、その間にBrit様の運転する車に乗っけてもらって、RADIO coffee & beerでコーヒー→6th streetまで出向いて繁華街の散歩まで付き合ってもらいました。アメリカのちゃんとしたコーヒー屋さんのコーヒーは本当にクオリティ高いですよね、ローカルで焙煎しているそれは最高の味でした。コーヒーまで奢ってもらって隙のないおもてなされを前に、我々はぐにゃぐにゃに骨抜きにされました。ネコもスリスリしてくるし、天気も良いし、暖かくなってきたし、洗濯物も喜んでるし、抜群の感じでBrit様と別れを告げ出発。
この日はまず野口くんがA&Fというドラム工房に行きたいという事で、まずはGoogleマップで調べて向かいます。マップで出てくるところがどうやら偽物だったらしく、1時間ほどコンタクト取るために待機してたのですが結果連絡取れず、野口くんの新機材導入はなりませんでした。残念。
その後寄ったウォルマートでヨーグルトなどを買って外に出ると何やら異変が。どうやら駐車中にもらい事故をしたらしく、右前方のバンパーのところのパーツが下がってしまう感じになってしまいました。100%相手のせいなのになんか怒ってるし、相手の免許証、保険証、互いの車の写真撮ったりレンタカー会社に連絡を取ったりしているうちに結構時間がかかってしまい、さらにその後漸く出発と思ったら間違えてTOLL ROAD(有料道路)入っちゃったりして道草を食い続けてしまいました。オースティンを出たのが結局5時頃。
軽微な事故の時はポリスレポートは不要らしく、レンタカー会社にもさほど根掘り葉掘りは聞かれず(私が英語ミスったかもしれない)、またひとつ勉強になりました。あと一瞬入ったTOLL ROADはアメリカンETC的なシステムを入れてないので後でレンタカー会社に請求行くから、そこでまとめて払うとか。基本高速が無料なアメリカだとその辺が分かりづらく、以前東海岸に行った時はその辺のトラップが大変でした。
目的地のデントンはダラス/フォートワースの北にあるカレッジタウン。この日の会場Killer's Tacosはこぢんまりとしたタコス屋さん、なんですがロードイン時にサウンドチェックやってたバンドが鬼爆音で演奏してて、シンバルがバッシャンバッシャンしてて最高でした。
演奏前にタコスも飲み物もご馳走してもらえるという事でフォレストウィテカー似の店員のオススメを全部頼んだらタコス一個が結構デカくてライブ前に人が食べてはいけない量の食事をしてしまいました。でも超絶品…!今まで断然ブリトー派だったのですが、二連発で必殺の味のものに出会ってしまいタコス悪くないですね。
ライブはオープナーのバンドの演奏が最高で、どう最高かというと、バンドが続いていくと良くも悪くも無くなっていくものだけで構成されてる感じで、心が洗われる演奏でした。
ルロウズはここまででいちばんクオリティの高い演奏が出来た気が。そしてボーカルマイク以外ノンPAの環境でしたが1番音が良かった。人に委ねる時は特に自分の意見をしっかり言わないと、急に大聖堂の中みたいなリバーブかけられたり、メロコアみたいなキックの音にされたり、ゲート大会が始まったりするので、まあそれはそれで楽しいんですが、多少不本意になりますよね。
反応もバッチリで、私たちの曲でもモッシュって可能なんだなあと思いました。ありがとうございます。終演後は物販祭りになりましたし、お酒を飲んで幸せなうになりました。テキサスローカルのshinerってIPA、飲みやすくて美味しいです。
この日は誰も宿に泊めてくれず、仕方ないのでダラス近辺まで移動してモーテルを探してそこに宿泊。口コミ情報にゴキブリ(12)って書いてあって聖闘士星矢のように12匹いるのかなって思ったけど特に問題のない、まあ清潔なモーテル6で撃沈。
Thanks to: Brittany様