12/17幡ヶ谷FORESTLIMIT【MITOHO SESSIONS】ワンマン開催まであと1週間!今回はルロウズ3rdアルバム『PAREIDOLIAS』参加ミュージシャンの? meytélについて書きたく思っています。
活動を続けていると音楽を通して面白い人、変な人、凄い人、などなど色々と出会ってきましたが、? meytélはまあまあぶっちぎりで掛け値なしの天才と思います。天才っていう表現が合っているかわからないけど、尺度やセンス、感性の物差しがそもそも違うというか、彼女の手がける音楽や絵画、言葉、全ての表現物には新たな視点や気づきがある。ある意味アートの本懐と思います。
作品やステージだけでなくオフでも地上10cmを浮遊しているような(わりと長い付き合いだけど未だに生活臭を1ミリも感じない)彼女ですが、そういえばどういう形で知り合ったんだっけ…、完璧に忘れました。忘れたし、それを過去の記録とかで振り返るのも無粋なような気がするので敢えて調べませんが、いずれにせよ何故か仲良くなって今に至っています。ルロウズのどこを気に入ってくれてるのかわかりませんが(あるいはそもそも好き嫌いとかの尺度で参加してくれてるのではないかもしれない。もう何もわからない)、レコーディングやライブで、そしてMITOHO SESSIONSでDJなどで参加してくれています。
アネクメーネのように敢えて即物的な表現を貫いた作品もありますが、『CREOLES』収録の「リボン(Ribbon)」での表現のように、ロマンチックでミステリアスな靄のようなもの、そうしたものに堪らなく惹かれるので、? meytélのアプローチや声質は大好きです。透明な感じにもスモーキーな感じにも行き来できる。『PAREIDSOLIAS』では「他人の夢(As Others Dream You)」、「種を蒔く(Seeding)」でそういう必須のレイヤー感を出していただきました。
自分本位な気持ちで有名になりたいなって思うのは良くも悪くもなくなりましたが、こうして最高の友達を広く紹介するためのブランド力というか影響力が欲しいなとは常々思います。