3/15 ダラス→アマリロ(370マイル)
今日は移動が長いのでちょい早起き。身支度を整えCory達に感謝と別れを告げ再びロードへ。
ウォルマートで朝ごはんを仕込んで、スターバックスでコーヒーを仕込んで出発。
雰囲気的にオーディエンスがいるライブを出来るのはこの日がラスト。ありがたさ半分、未知すぎる町がラストな事への何とも言えなさ半分て感じで、ともあれひたすら爆走します。
途中の町チルドレスというところでとうとう1.67ドル/ガロンという鬼安のガスステーションを発見してしまい、こんなの見つけちゃったらこの後カリフォルニアで3.5ドル/ガロンとか入れられなくなっちゃう…!
そして段々寒くなってきてる。6〜7時間かけて着いたアマリロでは雨が降っていて、気温も7度くらい。つい先日まで30度超えしてたのに…テキサスの懐の広さにずっとやられています。
この日の会場806というカフェバーは超お洒落で、しかもA4ノートサイズのスピーカーしかなくて、マイクも足りなくて超試される環境の気配。いずれにせよまだ時間があるので搬入だけ済ませて夕食を食べに行く事にしました。
色々フラフラしてたどり着いたのは山本氏のリクエストでSaigon Restaurantというベトナム料理屋。ここまで日々食べてきたメキシカンにせよアメリカンにせよ、汁物と海産物がとにかくなかったので、ここで食べたフォーは久しぶりすぎて最高でした。
会場はたぶんアマリロでいちばんクールとされてるところにある感じで、他にも興味深い店ばかりなのですが、18時過ぎるとバーやレストラン以外の大概のお店が閉まっちゃうのに加えて、とにかく雨と寒さ…、そのせいでどこか寂しい印象になってしまいます。
この日は仕切ってくれたDrowninghostから。正統的なエモコア、メタリックなインストでこの会場のムードに合わなくて、いや、逆に合ってて最高!リードギターの人がたまにこっちの方を「このフレーズ嬉しいだろう?」みたいにいかにも嬉しそうに見せてくるのでこっちも100%嬉しいです!て感じでやり取りが出来て素敵。
彼らに刺激されて私たちも熱量の高い演奏。正直自分の声は反射音のみしか聞こえない感じだってので音小さくても成立する隙間多めセットでやりましたがピッタリ!アマリロを味方につけることが出来ました。新譜アネクメーネの曲たちは基本小さめの音で違和感たっぷりで演奏する感じなので、この味わいのセットをもっともっと磨いたり曲増やしたりしたいなと思いました。そしたらどこでも、マックススピーカーないとこでも演奏出来るようになる。
終演後物販を華麗に捌きつつ、PONDASETA BREWINGというアマリロローカルブランドのIPAが個人的に史上最強な味わいでついおかわりをしてしまいました。IPAは味強いから好きだけど最初の1杯で満足したり飽きたりするのですが、これは正統派な感じもありつつずっと美味しい…!超ローカルで他の街では基本的に手に入らないそうです。アマリロにお越しの際には是非どうぞ!
この日も宿決まってなかったけどギターのDomがうちに泊まっていっていいよ、と言ってくれて近くにある彼のアパートへ。アパートといいつつすごく良いところで過去1〜2クラスの清潔で気持ち良い感じの部屋で優しく撃沈。
Thanks to: Coryたち、Dom一家、ベトナム料理の皆さん