3/6 ロサンゼルス(100マイル)
何故か寝坊して昼頃起床。予報だと雨だったけど相変わらずの外は鬼の好天。全病気治るくらいの好天。
いよいよ今日からライブが始まる!もののまだ物販や一部機材不足のためまずはオレンジカウンティの巨大なショッピングモール内のギターセンターに行ってドラムのペダル類を購入、ついでにVANS屋さんやCONVERSE屋さん、LEVI'S屋さんに行ったものの、さほどの掘り出し物は見つからず。
ここでHessaumからSXSW is canceledの一報が。件のコロナウイルスによりスポンサーが次々と降りてしまったのもありこのタイミングでの開催中止となったそうで、ルロウズは大丈夫?と心配してくれました。うおお…となりつつもこれ的な事は何かしらあるだろうな、と思ってたのですぐに切り替えて13日オースティンの主催Mode DodecaのBritに連絡しようとすると知ってたかのように同タイミングでコンタクトが。私たちが構わなければそのまま開催を予定してくれるそうで嬉しい!私たちのイベントはビール醸造所がスポンサーなのですが引き続きスポンスしてくれるみたいで良かったです。SXSWの街中全てで音が鳴ってる感じを体感してみたくはあったけど、実際期間中は1000個くらいのインディペンデントなバンドたちは集まって音を出すんじゃないかと思ってます。
びっくりしたのはもう一個、amber alertっていう自動誘拐事件発生の際に来る通知みたいなやつ。ちょうど機材車のカーナビとBluetoothでリンクしようとしてたタイミングだったので爆音でアラートが鳴ってしまい、何かカーナビの緊急ボタン押しちゃったのかと慌てました。この日だけで2回鳴ったので、犯罪都市LAを垣間見た気が…。
その後リトルトーキョーにあるHessaum家に行きルロウズ新譜をゲット!今回間に合わないかもしれなかったので初日から売ることが出来て嬉しいです。
オレンジカウンティからロサンゼルスのダウンタウンまで、距離も割とあるのに加えて16時以降はとにかく渋滞が酷過ぎて移動もひと苦労。片道10車線くらいあるしみんな80マイル時くらい出してるのに何で渋滞になるんだろう…。
この日はUCLAのライブがなくなったのでMedia Jewelerサムの助けで東ロサンゼルスでハウスショー。入り時間が20時っていう雑な感じだったので近くにあるFROGTOWN BREWERYというローカルビール醸造所で乾杯。タップで常に15種類くらいあるので楽しい…!入口に併設されてるタコス屋台でタコスをつまみに各々謎のエールや謎のIPAを飲みました。
会場に戻ると頼んでいたTシャツも到着!お客さんでごった返す中Media Jeweler3/4が集結していたり(Thomはヨーロッパ旅中)、今回のルロウズツアーを気にかけてくれていた1人Prissy WhipのZach、Young LoversのJohnny、JerkagramのBrent、何の人か超忘れたけどBrandon、あと君達のシアトルのショウで共演したよ!という記憶皆無のナイスガイ、などなどと再会して初演なのに、何ならまだ演奏すらしてないのにもう大団円感。
相変わらず防音皆無な部屋でがっつり音出してのライブ、玄関ではウィードの煙もくもく、誰が持ち寄ったかわからないビールの箱、次々集まるドネーション、自由に好き勝手に楽しむ人たち、サウンドチェック1分くらいで始まるライブ。何度かのハウスショーでの経験があるものの未だにそれら全てにカルチャーショックを受けます。
Samの新バンドRxはニューウェーブ/ポストパンク感のあるドラムレスのトリオで、フロントの毒キノコみたいな人が素敵。去年一昨年と会った時は短髪だったSamが髪長くなっていよいよ80sのフランクザッパみたいになってました。
ルロウズはgreen milk謹製のマーシャルJCM900とSUNNの12×6ベーアンがあったのですが会場サイズに明らかに不釣り合いだったため急遽Rxの機材を借りて、しかもサウンドチェック1分で演奏。日本からテレキャスターを持ってきた時点であまり新譜の曲をやる事を考えてなかったのですが、音響や音量などを思うとそっちの方がいいなと判断して新曲だらけセットで演奏しました。鋏のあとはストラトのアームあってこそ、みたいな感じですが指紋取れるくらいスライドして代用。チューニングが甘かったり歪みのバランスが緩かったりと個人的には明日以降の修正点多いものの熱量の高い、良い演奏を出来たと思ってます。
Hessaumにサポートしてもらいつつ物販を捌いて、たまたま会場に来ていたBathsの人に褒められたりしつつ最後はGum Country。ヨラテンゴみたいな質感の柔らかい音が最高で、ドラムの人が(&records畠山社長にしか見えない)片手のみで結構速い8ビートを叩いてて、もう片手で鍵盤を器用に弾いていて器用な畠山社長だなと思いました。
終演後も祭は続く。8時開演って言いつつ9時半開演だった事もあり気づけば1時を過ぎていたので、この日の主催たちに厚く御礼申し上げつつ離脱。Hessaumを家に届けてオレンジカウンティに戻るともう午前2時、タコスくらいしか食べてなかったので何か食べたかったのですが空いてるのはドライブスルーのJack In The Boxくらい。なんとなく気後れしてガスステーション併設のコンビニに寄って多少の食べ物をゲットして帰宅、食べてたら3時過ぎ。泥のように撃沈。
Thanks to: 兄、Hessaum、Sam