3/17 アルバカーキ→フラッグスタッフ(330マイル)
本来ならデンバーでのライブ。
ハンモックで寝させてもらった弱点は背中が寒い事。でも思いの外熟睡出来ました。Adamは朝10時には仕事で出かけるかなって言ってたのに我々が起きた10時にはまだ完璧な熟睡。
朝起きたAdamから仕事はCOVID-19が心配だから休むよ、って大らかに言われて大物だなあと思いつつ、彼の作るパンケーキとコーヒーで朝食。日本のツアーバンドも数多くサポートしてる彼とcamelliaの話とかベルトパンチの話とかしてると、本当に世界は狭いなあと思います。改めて11月の来日は是非サポートしてあげたい…!ルロウズの音楽が好きな人にピッタリな音楽かどうかは不明ですが、血が沸騰するような演奏を見られる事と思います。
アルバカーキ→オレンジカウンティは800マイル、1300キロくらいあって、無理すれば帰れなくもないのですが焦る必要もないのでこの日は半分くらい移動して途中で宿泊、というプランを選択。折角だからルート上にあるグランドキャニオンかセドナ行っとく?という流れになって、とにかく西へ向かう事にしました。
途中でバリンジャークレーターという巨大クレータースポットがあったので上田氏のリクエストにより寄る事に。残り2人はこういったものに特に興味がない為ここを後にした時の温度差はなかなかでした。私の感想としては①風が強くてよかったです。②大きかったです。
バリンジャークレーターを経由した事によって夕方過ぎになってしまい、このままだと100%のセドナやグランドキャニオンを見る事が出来ない、と判断したので両者に程近いフラッグスタッフという街にこの日は泊まる事に。勝手知ったるmotel6を予約し、Dark Sky Brewingというブルワリーで乾杯(何に?)をする事にしたのですが、とにかく寒い!滞在中に風邪を引くのはあらゆる意味で危険なので、デンバーやソルトレイクシティ、シアトル滞在を見越して持ってきていたコートを着て行動。
フラッグスタッフは中心部にノーザンアリゾナ大学がある典型的な学生街。そのため中心部はシャレオツでブルワリーや服屋さんもたくさん。おそらくCOVID-19のせいで休校になってるためヒマを持て余した人々たちなのか?外出制限を全土で言われてるにも関わらずブルワリーは満員。
ブルワリーでご飯を食べ損ねたのでmotel6からほど近いメキシカンに寄るもこちらはキチンと政府の指示通りイートインはなくてドライブスルー方式のみ。ドライブスルーは未だに少し緊張しますが恙無くブリトーなどを買って、さらに追加のお酒をウォルマートで買って宿泊先で食べて撃沈。
以上何気ない1日ではありますが、この間にも友達が積極的にバンドへのサポートを呼びかけてくれて、Bandcampからの入金あったよメールがポツポツ届く。まだ会った事のない人が呼びかけてくれて、まだ見たことのない別の人が買ってくれる。ダメなとこ、狂ってるとこ含め色々な側面を持つアメリカですが、つくづくDIYやインディペンデントな音楽への理解が浸透してるなあ、さらに動きや判断が早いなあと思います。何度でも言いたいけど本当にありがとうございます、そして私たちも東京で自分の出来るサポートを精一杯したく思ってます。
Thanks to: Adam