20200321

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3/16 アマリロ→アルバカーキ(290マイル)
幸せに起床。システムエンジニアのDomは何故か5時起きらしく既にいなくなっていたけど奥さんがいたので色々と会話。奥さんは学校の先生をしているらしいのですがCOVID-19のせいで休校になってるらしく、さらに学校のバレーボール大会とかも軒並み延期になってしまったようでアッハッハと笑い飛ばしてました。

美味しいコーヒーをご馳走してもらいつつ感謝と別れを告げ出発。今回はご縁もあるのか一度もアジア人差別的な事はされておらず、ありがたいことです。

しかしだんだん寒くなっていく。3月もうすぐ下旬なのに…冷たい雨のパラつく中を西へ西へと、そしておそらくこの日がラスト演奏となるなと思いつつアルバカーキへ向かいました。

アマリロの町を出てすぐのところにキャデラックが10台ナナメに埋まってるキャデラックランチという有名なところがあって、時間もあったので寄る事に。ガッカリスポットなどと言われてますが実態としては①キャデラックの感じ自体はシュールで良い②しかしそこまで徒歩で向かう途中の道が牛糞だらけで地獄。という感じで、戻ってきた時の人々のしかめ面と柵のところとかに靴を擦り付けた痕がそこここにあってそれが悲しい…。ここに行く人は替えの靴かお手入れ用品を忘れずに!

悲しみを湛えながらアルバカーキへ。会場っていうか完璧に家のガレージをライブ出来るように改造したところへ着いたものの、少し早すぎたので近くにあるDifferential Brewingで乾杯。漸く日差しも出てきて暖かくなったのでビールを飲みつつブルワリーに置いてあったウノとトランプで暫し本気でゲーム。美味しいタップを飲みながら神経衰弱をするのも悪くないですね。一生終わらないかと思った…

Fly Honey WarehouseはCRUSHED!?のAdamが作ったスペースで、彼はツアーバンドのサポートも熱心で今回すごく助けてもらった事もあり、一番会いたかった人の1人。CRUSHED!?の音楽性的にガチムチの人を想像してたのですが、会ってみたら細長いイケメンでとにかく初速からウルトラ社交的!、ツアー残念だったね!しょうがないよね!ところでビール好き?すぐ戻ってくるから待ってて!と嵐のようにスパスパ捌いて車でどこかに行きました。

この家はJC-160くらいの、本気出せば絶対我々が食い殺されるサイズの犬が3匹いて、しかし3匹とも人懐こくて最高。大型犬は須く最高。体当たりされて軽く吹っ飛なされながらもナデナデして濃厚接触をしました。

この日は無観客でストリーミングでライブ。終演後にBandcampなどで物販を買ってもらうスタイル。ルロウズは折角だからアンプなども全部借りて他力で演奏。今回機材トラブルとかは自分たちのものも借りたものも含めて全くなくて最高です。目線どこにやるべきかわからないまま、ただひたすら熱量高い感じで演奏。本当にありがとうございました。

そしてCRUSHED!?も変則編成で演奏してくれたのですが端的に言って最高!生物として美しさを感じる速度で動きまくる超エネルギッシュなエモ/ポストハードコアで、なんていうか"正義"みたいな言葉が頭をよぎりました。

終演後は母屋の方に移動してパーティ!ビーガンのAdamが作る辛いスープ、ベースのNickがくれたスピリッツに甘いシロップなどをいれた何か危険なやつ、などを頂き情報交換。ルロウズも日本でツアーバンドを助けたりしてるので、11月に彼ら来るみたいなのですがその際には何か手伝えれば良いなあと思ってます。

YouTubeでオススメのバンドの動画を見せてもらいながら撃沈。

Thanks to: Dom家、Adam