20200306

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3/4 羽田→LAX(5470マイル)
3回目のツアーともなれば手慣れたものかというと全くそういうわけでもなく、相変わらず謎だらけ。今回は特に件のCOVID-19のせいで中国経由の飛行機が全て使えなくなってしまい、経費がいきなりドカンと上がる波乱のスタート。3月に入ると入国禁止対象の国を韓国、イタリア、日本に広がるって話もあったりして、それから恒例の楽器のUSPS送りが遅延しているのとかも含めてドキドキの立ち上がり…。

羽田空港も空いてる気がする…、飛行機も全然飛んでない気がする…、全員マスクをしてる…、異例ずくめの雰囲気ながらも何とか出国出来そうで良かった!
出国時こそ中国の渡航歴とか聞かれたものの、ひとたび飛行機に乗れてしまえばこちらのもの。16:30羽田発で9:00LAX着の便を取って、ロサンゼルスに到着してからも色々活動せねばならない事だらけなので寝ようと思ってたのですが、映画のラインナップが面白すぎてボヘミアンラプソディ→ワンスアポンアタイムインハリウッド→ジョーカーと見て吐きそうになりました。無理やり目を閉じた1時間仮眠を取ったのみでLAXスタート。

マスクをしてたりしたら入国審査に手間取るかなと思ってマスク外したりしたのですが体調については一言も聞かれず、お決まりの復路の飛行機の話とか滞在目的を機械的に答えるだけで突破。今回入国キオスクもめちゃくちゃ空いてて、実質20分くらいであっけなく入国出来ました。

ロサンゼルスは17度くらい。陽射しが強いから半袖でもいける感じで、ウイルスとかどこの国の話だろうって気持ちになります。本当に最高…!
赤倉上田は同じ便、山本は別便でしたがほぼ定刻通りの運行で滞りなく合流出来たのでレンタカーの手配。こちらでは日本と違い立ち会いで傷の確認とかなくて、ランク毎に10台くらい駐車場にあるから好きな色選んで勝手に乗ってっていいよ、という仕様なので未だにそこに慣れない…。とりあえず前回も前々回後半もお世話になったダッジのグランドキャラバンに、今回は悪そうな感じ出せば車上荒らしなど起きない論を踏まえて黒にしました。ここから約4週間、8000キロ超の移動ですがどうぞよろしくお願い致します。

まずはダウンタウンにあるレーベルオーナー兼ズブズブの友達、Hessaumのところへ。リトルトーキョーの近くにある彼の家はスーパーオシャレ高級住宅で、エレベーターの中でデパートみたいにBGMは鳴ってるわ、各階にアートが散らばってるわ、驚きました。
機内食の雑なやつしか食べてなかったので、まずはMANUELAというスーパーオシャレ廃工場リノベーションアートスペースにあるアメリカン料理店で乾杯!アメリカのご飯は不味いって言われてますが私は結構好きで、要は3次元の味か2次元の味かって感じな気がするのですが、素材+油+塩味、とか素材+油+バルサミコ味とか、より本来の意味で素朴な味わい、て感じするんですよね。暑くてカラッとしてるからそれらにビールも実に合うこと。
ここと近くにあるSALT&STRAWというアイス屋さんのアイスをいきなりレーベルオーナーにご馳走してもらい会って2時間くらいで150ドルくらい奢らせてしまいました。ありがとうございました。

Hessaum家からギターアンプを回収したら今度はクレアモントのあたりにあるHessaum実家へ。こちらでベースアンプ、ドラムセットなどをゲットして(green milk from the planet orangeの皆さん本当にありがとうございます。)たらさすがに寝てなさすぎて酒も少し入ったことにより脳が停止。私だけでなく山本氏も機内でターミネーターを一生見続けたらしくもうヘロヘロ。LAX→リトルトーキョー→クレアモント→オレンジカウンティと移動してなんだかんだ100マイルくらいは動いた気がします。最後はオレンジカウンティのギターセンターとウォルマートで買い物をして帰宅。

ロサンゼルスに来るときはお世話になっている私の兄宅はランチョ・サンタ・マルガリータというオレンジカウンティはずれの避暑地のようなところにあって、鬼のマイナスイオン感とバカンス感で最高なのですが、とりあえずこの日は布切れのように疲労困憊だったため+昼のアイスクリームのボリュームにやられてさほど空腹でなかったので、上田氏セレクトのマンゴービールとワイン、そこにパクチーとアスパラガスを買ってきてそれで作った草ラーメンで〆。そのまま祭に突入…は無理すぎて22時頃には撃沈。

Thanks to: Hessaum、Hessaum母、兄