8/9 東京→大阪
ルロウズ3人は全員実家も関東で、お盆の帰省渋滞というものに対して知識が乏しく、まあとりあえずラッシュピークではなさそうだしこの日は何だかんだ何とかなるんじゃね?という発想で8時出発。しかし都内の渋滞がまず結構激しく3人が合流出来たのが9:30。悪名高い海老名ゾーンを抜けるまでそこから2時間。さらに信楽〜京都で鬼の渋滞があり結局大阪着は19:10…。リハはおろか開演にも危うく間に合わずという事で疲労と空腹の極み、さらに赤倉はウルトラ病み上がりの中para-dice着という出鼻挫かれまくりのツアースタートとなりました。搬入をしているともう1組目のたかぎしゆか氏の演奏がスタート。素敵な演奏だったのですが物販準備や機材準備などであまりゆっくり見られなかったのが無念でした。
到着の1時間半後にもう出番。para-diceはこれまでも出演した事があったし瀧井氏のPAだったので、リハなしでも内部的な不安などは特になく、疲れさえ見せなければ、という感じだったのですが、結果良いライブになったのではないでしょうか。45分ロングセットだったので新曲も織り交ぜつつ約1年半ぶりの大阪公演に相応しい、現在の私たちっていうのを演奏出来たと思ってます。
この日のメイン、大復活のZweigは4人編成になってバンド感の増したナイスミュージック。人懐こいような、冷たいような、不思議な温度感はやはり鉄兵氏のANYOにも通じる印象がありました。
終演後はメガネたちがダウンする中、ウルトラ病み上がり赤倉のみ何故かエネルギーが溢れかえり、鉄兵氏のバースデーを祝ったり無限に奢られる酒を飲み続けたりで27時。鉄兵氏宅で撃沈したのは28時頃。明日早くに出なきゃなのに…。
8/10 大阪→山口→広島
死体のように8時に起床。鉄兵氏たちとゆっくりモーニングでも行きたい気持ちを押し殺して西へ向かいました。朝の段階では山陽道を使うか中国道を使うかGoogleマップ様の判断は五分五分だったのですが、何となく直感で中国道を選択。するとその直後から山陽道が鬼の渋滞開始になったようで、もしも山陽道を選んでたら…と思うとゾッとします。
大阪→山口は距離的に近くはないし、中国道はクネクネ道が多いのですが一度も渋滞に引っかかる事なく6時間程度で山口入り。山口は2回目なのですが今回も前回も余裕をもって現地入りする事が出来ず、すごくのんびりしてていい感じの街と思うのですが未だに全貌がわかりません。
この日の会場は山口県立大学の有鄰館という広い部室棟みたいなところ。久しぶりのshiNmmやウサギバニーボーイduo、furateチームと合流して駆け足でリハをするものの、とにかく暑い!鬼暑い!激暑い!どうやら建物自体が熱をもってしまっていて、クーラーのキャパを超えた熱気が壁一面からやってきててステージは体感40度。外も大概な気温ですが外の方が圧倒的に涼しく感じる中、差し入れで頂いたアイスが秒殺でなくなる中、ツェッペリンふうにいうと狂熱のライブが開演となりました。
思えば今年3月にラスベガスで人生史上一番凍えたライブを経験して、半年足らずで人生史上一番茹だったライブを経験。貴重な機会ありがとうございま
furateは90年代のマインドと10年代の感性を併せ持つ捻れたギターオルタナ。本人たちは否定するかもですがパフォーマンスなどでshiNmmを感じるところもあって、やはり影響しあってるんだなあと思いました。素敵な演奏。ウサギバニーボーイduoは2人だから引き算をして自然に鳴らそうって考えを全否定した、ルーパーとオクターバーを駆使した4人の音を2人で完全再現するという力の発想。このあたりからオーディエンスは暑さとの戦いになってたと思います、現に私は頭痛がしてきて普段苦手なスポーツドリンクが美味しく感じられるようになりました。shiNmmはよりBPMが落ちてもう老成したグルーヴ。流石でした。
ルロウズは精一杯演奏しました。ライブが始まってしまうとステージの温度はあまり気にならなかったのですが終演後外出たら秋かと思ったのは事実です。最後まで残ってくれた人たちには本当に感謝です…!
終演後は暑すぎて暫く身動き取れなくなりつつも「ふじ苑」へ移動し打ち上げ。日本人に媚びない味付けの中華料理、最高でした。
山口チームと再会を約して広島へ移動。高宮邸にお邪魔してハングアウトをして、たぶん26時くらいに撃沈。最近の話なども出来て良かったです。
8/11 広島→京都
8時頃割とハッピーに起床。サキチヨ様にコーヒーを淹れてもらったりして全快し、今日も渋滞が怖いので早めに出発する事にしました。割とガッツリ想定内の渋滞はあったもののの、リハ時間には間に合う感じでなんとか京都着。この日の京都は39度予想で、確かに空気が赤黒い感じというか、凶悪な気温ではありましたが昨日のアレを経験した我々としては些事。サクッとリハを終えた後ホテルにチェックインをして近くのうどん屋で食事。nano に戻った時にはちょうど開演のタイミングでした。
トッパーのYUNOWAはモダンなR&Bの感覚とギターロックのクロスオーバーみたいな感じでtoolTシャツを着たアメコミみたいな形をしたベーシストがとにかくクール。2組目sowも共演はたぶん8年ぶりとかなんですが有機的で熱いインスト音楽で素敵でした。また共演が鬼久しぶり、復活よしむらひらく氏も素敵。やはりキャリアは裏切らないなあと思いました。4組目のthanの激情に煽られるようにルロウズもカッコよくスタート!のつもりが弦切れたりベースの音出なくなったりとトラブル祭り。とはいえここ2年くらいで培った「何が?」ていう鈍感力のおかげで強引に流れを止めずアンコールまで頂けました。最近はトラブルやミスが起こってからの練習をたくさんしてたのが奏功したのかもしれません、がいずれにせよすいませんでした。
終演後はまたまたビールをご馳走して頂きながらモグラ氏と色々な話。開演が早かったこと(と外が猛暑だったこと)もあり色々な人たちとも話せて良かったです。めちゃくちゃサングラスを会場に忘れていったけど…
宿に戻ってあっという間に撃沈。
8/12 京都→東京
少し早めにチェックアウトをして9:30頃出発。予想到着時間5.5時間だった筈なのに…なぜ東京に着いたのが20:30だったんだろう…。名古屋のあたりとか…海老名のあたりとか…で何があったのだろう…
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