吉祥寺公演終了!ご来場頂いた皆さんどうもありがとうございました。そしてNEPOオープンおめでとうございます。仰々しくLOOLOWNINGEN STRIKE BACKとサブタイトルをつけていただきましたが、まあ東京公演は1ヶ月前にもやってるので実際ツアー前後でどう変わったの?ていう人体実験のような感じでした。
左右、salsaともに前回の共演はどれくらいぶり?何にせよ新曲群が悉く素敵で両者ともに音は違えど前進する意志を強く感じられて最高でした。界隈にもよるとは思いますがオーディエンスからしたら「◯◯の△△を聴きたい!」ていうニーズも当然あるだろうし、バンドからしてもやり慣れた曲、流れを演奏した方が安定感などありますが、今回の出演者たちのような業を背負ったバンドたちにとっては停滞は緩慢な死だと思うので、マグロやサメのように泳ぎ続けること、変化を恐れずとにかく進むことこそがカッコいいことだと思います、しそうありたい。
ルロウズはUSツアー総括的なセット+α。新曲コンコルドも漸く馴染んできた感覚があります。セットリストを作らずその場の思いつきで曲を展開していくのは上手くいくと無敵感が、失敗すると死ぬほど空回りしますがこの日は前者。何秒か後の世界を先回りして知覚できて、あっ次コレを演奏するとハマるな、てのが次々閃くモードで演奏出来ました。そういえばsalsaスズケン氏にステージから今日何か新しい物販ありますか、って聞かれて咄嗟にないって答えたのですがメイドインUSのツアーTシャツありました!1500円です!告知不足かTシャツは売れなかったものの7インチなどたくさん手にとって頂きありがとうございました。
4.17 NEPO
1.群盗
2.象を撃つ
3.ユスリカ
4.あとで
5.DOPPELGÄNGER
6.コンコルド
7.桜桃、梨
8.The Great Journey(キリンジカバー)
9.楕円のドーナツ
またこの日はオープン、転換、クローズに出演者で交代でDJをしました。ルロウズはUSで出会った素敵なバンドを中心に。Landlady, Palm, Similar Fashion, Abe Vigoda, Standards, Pregnant, JOBS, Powerbleeder, Band Argument, Ecce Shnak, Palberta, Guerilla Toss, Charming Hostess, Jon Bap, Noname, Everyone is Dirty, 倉地久美夫, Jon Spencer, 90 day men, Santiago Vazquez, フォークイナフ
終演後はNEPOバースペースで談笑。こういう時間がいちばん日本に戻ってきたって気持ちになります。EESジャイアン氏にヨーロッパの話を聞いたり左右にドイツの話を聞いたり。こうしている間にも世界中で凄い音が生まれてる。私たちも精進いたします。まずはアルバムですね。
改めてNEPOオープン、河野氏おめでとうございます!彼の人徳なら愉快な人たちが集まってくると思います。吉祥寺駅から遠いけど、車停めづらいけど、周りに食べ物屋さんないけど、音響はこの規模のライブハウスに似つかわしくない高解像度だしステージもかっこいいし小ぶりなフロアですが逃げ場がしっかりあるし、高級幕の内弁当のような素敵な個性を持つところでした。今後どういうエイジングをしていくのか楽しみですし今後ともご縁をもらえればと思ってます…と思ったら5/15にもルロウズ出演いたします!