20190409

609(32日目)

4/6Brooklyn
この日は快晴!しかも超暖かい!最高!天気と気温は長いツアーにおいて本当に大事だなあと改めて思わされます。
地下の部屋に泊めてもらってるので時計を見ないと何時かわからず。上の階に行くと昨日お腹触らせてくれた犬が我々の事を忘れたのか吠えまくられるもすぐに仲直り。

この日はグロッサリーで朝食を調達してから出発。ウィリアムズバーグというブルックリンの本丸的な部分をまず散策することにしました。快晴で暖かいってだけでこうまで行動力が違う、心持ちも自然と穏やかになってブルックリンの印象がそれだけでよくなります。
まずは教えてもらったMain Drag Musicへ。運命の出会いその2のBrooklyn Instrumentsという地元のビルダーが作ったテレキャスターに惚れるものの予算もなければ荷物の余裕もなく断念。1ピックアップ1ボリュームの不器用な作りも愛らしかったです。体感ですがギターや消耗品の値段はあまり変わらず、なんなら日本の方が安いくらい。ただしアンプについては見たことのないような変なやつや凄いやつなどそこここにゴロゴロある感じです。
続いて近くにあるBrooklyn Denimへ。山本氏が私のギターの買い物に触発されて大型の買い物をしていました。流石というか…。
ブルックリンフリーといわれるフリーマーケットを覗いたり、ROUGH TRADE NYへ行ったりもう一個の楽器屋Southside Guitarsへ行ったり、Breweryは混んでて行けずでしたが思う限りのんびりしてから会場へ。今日は泊めてくれたIanのバンドFoehammerとの共演です。

会場のMuchmore'sはウィリアムズバーグの端っこ、ニッティングファクトリーとかの近くにある隠れ家的バー+クラブ。キュレーターのKristynは若さ全開!毎日キュート&ファンキー!最高!という感じの人でひたすらキャッチー。近くのBest Pizzaというベストぽいチーズピザをビールで流し込むっていうニューヨーカーのイメージで食事を済ませてからライブ。
この日はMath Rock Nightってタイトルが付いてたのですが我々含めピュアマスロックって感じの音はなし。オープナーのDouble Mint Dragonはトレイルオブデッドとかを感じるアッパーなオルタナエモ。2番手のAtomic Pigeonsは日本人バイオリニストSana Nagano氏率いる奇数拍子まくりの激プログレ、そして我々でした。
FoehammerのPaulに借りたフェンダーのアンプが楽器との相性最高でそれだけで楽しかったのですがこの日は特に良い演奏になった気がします。物販も多く手にとってもらえて、昨日のがっくりから漸く都会でもバンドが通じる手応えを感じました。
Foehammerはサイケデリックなリフを使ったばきばきのロック。見に来てくれたNaga-Extacyこと長江氏のせいでブルックリンなのに秋葉原な気分になりました。長江氏、それから名前失念しましたがたくさんのお酒ご馳走してくれた皆さんありがとうございました。

終演後は色々まったりと話したりしてから帰宅。昼はどこも移動に時間かかったけど深夜は到着まであっという間!ブルックリン、街はけっこう汚いけど何か惹きつけられる魅力があって好きになってきました。そして好きだなあ、うん、好きだなあ…と独りごちながら撃沈。