20190405

605(28日目)

4/2Washington D.C.(11マイル)
朝方は晴れてた気もしたけど曇り。予想通り寒い!最高気温9℃なので久しぶりにコートも出しました。

山本氏が本物の風邪レベル1に突入したのもあり、まあぼんやりした1日を過ごそうかとまずは近くのグロッサリーで朝食をゲット。パンと具の多い温かいスープさえあれば何でもOKな気がします。

D.C.周辺は歴史的建造物やモニュメントなどが沢山あってアメリカ歴史ファンとしては興奮します。この日はまず近くにあるアーリントン墓地へ。お墓にポップとかキャッチーとか感じるのもアレかもしれませんがこの日の曇り空も相まってアンニュイな感じ。入り口がちょっと複雑でその間にアメリカ歴史ファンレベルの低いメガネ×2の興味もぐっと下がったのを感じたのでホワイトハウスへ移動。全員の脳内にホワイトハウスには玉ねぎ状の屋根がある、と思ってゆうべ見かけて興奮してたのは実は別の建物で、ホワイトハウスは割とシンプルな作り。ワシントン記念塔はフォレストガンプのシーンが印象的ですが桜並木と併せて素敵でした。
とこんな早足な感想になっているのもこのあたり観光地化されていて駐車場がない!のと二重駐車地獄一通地獄でノンビリと見ることは叶いませんでした。スミソニアン博物館とか行きたかったなあ。。

続いて東海岸3公演を組んでくれたkohoutekのScottおススメのChuck Levin'sという楽器屋へ。何故かコルピクラーニのPVみたいな森の道をGoogleナビが案内してきて、だんだん雨も降ってくるし、建物はレンガ作りの重厚な作りのところが多いし、行ったことないけどアメリカっていうかヨーロッパみたいな世界感。Chuck Levin'sはドラム類の豊富なお店でした。

一度Jon宅に戻り荷物をピックアップして、Jonの車でこの日の会場slash runへ。ワシントンは80〜90年代は最悪だったけど治安は回復したんだ、けどこの辺はまだ少しヤバい、とかFugaziは音楽も凄いしシーンを変革した偉大な人たちだけどライブの見方を暴れるスタイルからじっと見るスタイルに変えてしまってそれはつまらなくなってしまった側面もある、みたいな目ウロコの情報を往路の車内でたっぷり。貴重な視点ありがとうございます。

slash runはロックバー的なところで狭い!そして酒が少し高い気が…タップが$7〜$9、ここからミュージシャンのギャラに充ててるのかもしれません。初期パンクがたくさんかかる店内でイベントは始まりました。
この日ルロウズは2番目。Scottに借りたバスドラムはノンミュートの26インチ、しかも脚が壊れてる上に会場の床スベスベしてて一生安定しない、マイクスタンドは全部ストレート、電源が遠くてケーブルピンと張った感じになっちゃってる、ベースアンプはSunnの見た事ないやつ、という条件の中当然のようにサウンドチェック15秒くらいで演奏開始!
それでもやりきりました。反応も上々で東海岸でも我々いける、という自信になりました。
トリのkohoutekはこの日はドラムベースギター鍵盤エレクトロの5人組、インプロサイケ。たっぷりとしたタメからのカタルシス。

終演後はビール奢ってもらったりしつつ割とサクッと撤収。明日もkohoutekの機材を借りると思うとバスドラムの脚問題は解決しないといけません。それかもう一生バスドラム踏まないか。

そんなことを思いつつJon宅へ戻り優しく撃沈。ネコの名前がghost faceって強烈だけどフレンドリーなネコ。