20190403

604(27日目)

4/1LA→LAX(60マイル)→Baltimore(2700マイル)
当たり前のように快晴。気づけば28℃くらいまであがる夏日。ボルチモアの気温を見ると3℃ってなってて緯度そんなに変わらないはずなのに服装に困ります。

まずは荷物のパッキング。国内便はLCC界の革命児と言われてるサウスウエストを選びました。安くて国際線と同等の預け荷物2個口持ち込み荷物2個口が可能で評価も高い、そのせいもあり黒字運営で安心、と弱点ゼロの航空会社で、楽器が増え(郵送してたベース、買ったギター、ハイハット、カウベル)、物販があり、さらに共演からもらったTシャツやアナログがあり、という事もあり経費を抑えるにはここ一択でした。
とはいえ適当なパッキングをやれないくらいギリギリの荷物量だったためテトリス方式で物販やアナログを各人のスーツケースや楽器ケースに配置して計量して調整して、液体没収されないようにスーツケースに移したり忘れ物ないか気をつけたり、その間に犬に荷物盗まれたりしつつ何とかクリア。

兄氏、犬氏本当にお世話になりました。生活のリズム破壊したり勝手に食料掠奪したりしてすいませんでした、ほっとできる環境があるのはすごくすごく助かりました。

少し荷物を運ぶと汗をかくレベルのオレンジカウンティを出発し寄り道せずに空港そばでレンタカーを返却。前回色々あったので保険をフルプロテクションをかけてあって、ぶつけようが轢こうが盗まれようが燃えようがおそらくノーチャージではあったのですが無事青森下関間2往復の距離を無事完走。そういえば機材全部(ドラムフルセット、ハードウェア、ベース、ベースアンプキャビ6×10とヘッド、ギター、ギターアンプキャビ2×10とヘッド、エフェクター)積んでさらにスーツケース×3も積んで物販(Tシャツと音源)も積んで、ていうので車のサイズ悩むとこではあるのですが今回はダッジグランドキャラバンで余裕。ロードイン/ロードアウトもしやすくて乗ってて疲れない感じもあって(肘掛け最高)、これ次もDIYだったら同じの借りるだろうなあ。返却も傷とか細かく見られずに5秒くらいで終了。

①サンタモニカに行く②空港に行く、の二択ではしゃぎすぎない方がいいよねってやや早すぎて着いた空港ですが荷物の預けなどはびっくりするくらいシンプル。都市伝説かもですがサウスウエストは採用条件に"面白いこと"があるらしく(ラップで機内放送とかクリスマスソングみんなで合唱とか)スーツケースを預ける時も友達ノリで10秒で終わりました。また本来なら完璧オーバーサイズ別料金のはずのベースケースもそこ置いといていいよ、てoversize hereって看板のある端っこのスペースを指示されてポコンと置いてあっけなく終了。ていうかそんなとこ置いといたら盗まれるわ!アメリカでロストバゲッジが多い理由がなんとなくわかりました。とはいえシンプルでフランクで威圧感のない接客。ふつうにスマホ見てるし。昨日楽しかったね的なおしゃべりしながらノリノリで客捌いてるし。

セキュリティを通ってから3時間くらい自由だったので比較的空いてたカフェバーで宴開始。山本氏は前ノリしてマンハッタンを頼んでました。

移動のみでトピックが少ないのでもう一つサウスウエストのシステムを。ここはボーディングが合理的な仕組みになっていて、座席は追加料金を払わない限りは全て平等に早い者勝ち。①24時間前から開始されるオンラインチェックインをして②その順番に飛行機に乗って③早い順番なら座席前の方とか窓側とか選び放題。このシステムのおかげで搭乗がスムーズにタイトになって(遅くチェックインしたりギリギリで搭乗口に来るとロクな席残ってない)定時運行が出来る、という釈迦の手の上で転がされるような仕組みになっているようです。
座席は日本のLCCと体感同じピッチ。アメリカ人はデカい人が多いからそういう人は大変そうです。サービスもフリースナック、フリードリンクがあって序盤凍えそうな気温だったくらいで特段ストレスなし。

西海岸と東海岸は基本3時間の時差。5時間のフライトで3時間の時差があるので4時に出た飛行機がボルチモアに着いたのはもう当地では日付変わった頃。現状時差ボケはありませんが帰国時にはぐちゃぐちゃになってるんだろうなあと思います。

無事到着しました!イエイ!という機長のアナウンスと乗客の拍手、さらに日付変わって今日誕生日のやつがいるぜ的なアナウンスに続く乗客のハッピーバースデー合唱、などサウスウエストの洗礼を受けつつBWI、ボルチモアワシントン空港に到着。

無人のレンタカー店でレンタルの手続きをして、今回の車はドラムやアンプないからセダン。ただそうは言ってもギターベーススーツケース物販とあるのでテトリスを超えジェンガとなりつつ何とか収納。上田氏のベースケースは長すぎて色々なシチュエーションで苦労するからちょびっとノコギリで切っちゃえばいいと思うんだよな。

真夜中のボルチモアワシントンD.C.のフリーウェイの印象はほぼ東京の首都高!アメリカみをあまり感じない、西海岸のような陽気なバカっぽさ(褒め言葉)を今のところ感じられずにホワイトハウスやペンタゴン、ワシントン記念塔などを横目に深夜2:30頃この日お世話になるJon氏宅へ到着。深い時間にも関わらず外まで出迎えてくれて、駐車場も探してくれて、危険なコーン酒もくれて、優しい祭りが始まって結局撃沈したのは4:30頃。でも体内時計的には1:30


明日からまた新しい世界が始まる。楽しそうです。