3/13Sacramento→Arcata(300マイル)
Benの楽器に囲まれて起床。快晴、けどちょい寒い感じでシアトルまで数日はこんな感じなんだろうなと思っております。家の目の前に車を停めることが出来て荷物を出さなくても大丈夫(一応防犯のためある程度は出してて残りは布で隠してる)ってのは本当にありがたくて、めんどくささに加えて忘れ物の可能性もあるのでないに越したことはないので助かります。治安って大事!
とはいえ今回またフルプロテクションの保険に入ってるので車ぶつけたりガラス割られたりしたら何なら儲かるんじゃね?くらいのレベルなので「借り物を盗まれない」「致命的なものを車に残さない」そこを気をつけてます。
Benにオススメしてもらったサンドイッチ&コーヒー屋さんは駐車が厳しかったのでグロッサリーストアSafewayに。サクラメントのSafewayは安全なSafeway!折角なので久しぶりに野球バットくらいの大きさのサンドイッチを買ってみんなで食べました。いつ食べても美味しいか美味しくないかわからない味。デカすぎて具材に偏りがあって豊穣ゾーンと不毛ゾーンに格差がありすぎて最高です。
アルケータまでは田舎道、山道、大森林を通って6時間強。マイル数だと昨日の3/4なのですがフリーウェイじゃない道やクネクネ道が多いので結構大変です。山本氏が鬼のソロ完走。
久しぶりのminiplex!サウンドチェックを済ませるとBillと合流出来たのでご飯に連れて行ってもらう事に。Japhysという日本食…ぽい、アジアンぽいミクスチャーなお店でRamenやUdonを頂きました。うどんにしては細い麺、サラダが上に乗ってたりジューシーなチキンが乗ってたりして楽しい食べ物でした。アルケータは田舎とか言われますが大学があるのでしんみりした感じはなし。この後移動したDead Reckoning Tavernでビールタイムだったのですがここも賑わってました。日本の常陸野ネストビールとかさえ品揃えしてるステキなお店でタップはたぶん20種類(!)くらい。相当なビール好きでない限り最初の一杯的になりがちな日本のビールですがこちらでは最後までビールでも飽きずに楽しめます。アルコール度数も10%超えとか割とあるしひとたび飲み比べたらベロベロ。
会場に戻りこの日のオープナーのIdyllが終わると我々。ライブ自体タイトでよかったんだけどフロアの温度感とのギャップが少し残ったままだったような気も…、そう思ったものの物販は好調、ギャラも好調!大学のある街ながらこの日のオーディエンスが前回に比べて少し年齢層上だったからなのかもしれません。
トリのローカルバンドBlackplateはアルビニ録音の音源をbandcampでチェックしてたので凄く楽しみにしてたのですが予想以上!まあ言ってしまえばモロshellacなのですが(曲だけじゃなくshellacTシャツ着てたしハーモニックパーコレーター使ってたし)出音の説得力が半端なく、本来の意味でのヘヴィ、本来の意味でのメタリックな要素に満ちた90年代ノットデッドなサウンドで最高でした。ドラマーがボーカルの息子なのも(そしてやらされてる感満載なのも)ヤバかった…。今回こんな感じで割と各地で楽しみにしてる共演があるので音楽的にも嬉しいです。
終演後は一生タダ飲み食い出来ると言うのでローカルビールやドライすぎるドライマティーニをしこたま飲んでシェパードパイに舌鼓をうって地元の人たち、あとキュレーターのMerrickと色々話して体力気力がゼロになった段階でBillさんの家へ。一瞬で撃沈。この日はビールを飲みすぎました。アルケータは変で面白い街!