20190331

601(24日目)

3/29LA内されど60マイル
この日も快晴!半袖でもいける!最高!興奮しつつLA三連発に臨みます。

今日は前回ツアー千秋楽の時にCoaxialというアートスペースで共演したのをキッカケに仲良くなったPrissy Whip主催のイベント、@Non Plus Ultra。この会場は西海岸でも名高いcoolでradな場所としていろんな人から聞いてたので楽しみにしてました。

ロサンゼルス中心部までは60マイル程度ではあるのですが3〜7時くらいは渋滞が鬼なので2時間以上かかります。グーグルマップには渋滞情報がリアルタイムで出るのですがオレンジ色=車多い、動脈血色=渋滞、静脈血色=鬼、で中心部はほぼ静脈血色。

詳細は聞いてないものの移転してからスクワットほどではないにせよ営業が法律的にボーダーライン?グレーゾーンなのか参加希望者はDMしてねってハウスショーのような呼びかけになってたので詳細な場所はアレですが東ロサンゼルスの工場地区にひっそりとありました。倉庫を改造した場所のようで確かにすごくかっこいい。レコーディングスタジオも内蔵してて、バックヤードにバーカウンターも作られてて、さらにたぶん仕切られたそこここに無理やり人も住んでて、グレーゾーン感たっぷり。この辺治安はどうなんだろう、危ない危ない!て感じはないものの人気がないゾーンぽいので夜は真っ暗になっちゃいそう。本当に人は集まるのかな…と思うもオープナーのyaawn演奏時こそ疎らだった人もだんだん増えていきました。久々のPrissy Whipメンバーたちとも合流。出演者が食べてたピザが美味しそうだったので近くのピザ屋で私たちもフォロー。バッドピザバットスーパーチープって言ってたけど味悪くなかったですよ!後半味変えに頼らざるを得なかったけど…

yaawnは早口でMCをしてたから1割くらいしか理解出来なかったもののトランスジェンダーの権利向上について言っていた…ような…。ギターよりベースの方が高域を狙うハードコア。2組目shit giverはドラムの人がラーズフレデリクセンmeetsロジャーテイラーみたいな見た目なのにまさかのサイケデリックなニューウェーブ。2組とも会場のビジュアルや空気も相まってすごくリアルに感じました。
ルロウズはuneedaギターデビュー戦!VJがあったためスーパー暗くて鳥目の私にはほぼ闇だったしもっといけるかもなと思いつつもやり切りました。ギターはストラトタイプのものに比べてやや中域よりのカラッとした音で演奏性も悪くなく、今後の音の詰めが楽しみ。ドリンクチケットを1人5枚くらいもらったので永遠にテカテを飲める環境。
そしてこの日はとにかくトリのPrissy Whip!知ってたけど最強!前回共演時の感想はリミエキとotoriのいいとこ取り、だったのですがボーカリストが変わって(豪快な女性から凶悪な女性に)今回の感想は無双状態のメルトバナナmeetsデラシネ。変形プログレッシブハードコアで凄いシリアスな楽曲ですが音の気持ち良さが半端じゃない!ドラム、バリトンギター、ギター、手持ちボーカルの4人ですがギター2名が1秒もギターの音を出さず、カラフルっていうか色んな素材や形の金属を次々提示してきてるような、立体的でフィジカルなサウンド!終演後"前のボーカルは辞めたんだ。今の方が良いボーカルだろう?"て即答しづらい聴かれ方しましたがどちらも好きです!前の人も今回の人も自分の演奏終わった瞬間に帰ってるのも素敵!本当に最高でした。

ただしこの日は物販がふるわず。Prissy Whipのような硬質な音に集まるオーディエンスに我々の音はまろやかすぎるのかな…と反省しつつもとにかく彼らを日本で観たい!硬質な日本のともだち!彼らリリースの予定もあるし超日本行きたいって言ってたので一緒に叶えましょう。

帰りは行きの半分くらいの時間で帰宅。撃沈。