3/24Oakland
快晴!Luisの家でじっくりと支度を整えて、コーヒーショップを開店したLuisにもらった豆を使ったことのないフレンチプレスで想像で淹れてソイミルクで割ってゆっくりと頂く。美味しいのですが正解がこれかわからない。けど充実したのんびりした時間を過ごしました。
昼過ぎに家を出発。まずはBerkeley方面に向かい有名なグロッサリーBerkeley Bowlでごはんを購入。ビーガンカレーとナンで幸せな昼食を、と思ったのですがバークレー大学付近に駐車スペースが全くなくて仕方なく入った屋内駐車場でも課金システムが全くわからなくて$2を吸い込まれて悲しみに暮れました。結局適当な路肩に停めて車内で食事。
オークランドはだいぶ治安が良くなったとはいえ未だ全米屈指の危険な街である事には変わりないそうで、西オークランドのフリーウェイそばとかは通った時にも結構危ない危ない危ない!て空気があるので(信号待ちの時に囲まれてガラス割られたりとか)特に夜は1人で動かない、基本的に大学付近とかそういう安全な場所を選ぶ、みたいな行動を心がけてます。
ここ数日は移動がほとんど無いのをいいことにBerkeleyのGuitar Centerで引き続き楽器探し、924 GilmanやNorth Faceアウトレットに立ち寄ったりとゆっくり。924 Gilmanはこんなところにあるんだって立地でびっくりしました。ステッカーだらけだし一目でヴェニューとわかりはするものの看板とかも出ていない。
この日の会場はオークランド北のあたりでハウスショー。なのですが個人宅の庭でのライブ、オープナーのバンドの時客がルロウズ見に来た人+共演のみ、近隣住民がいるから音量制限も相当厳しめ(隣の人と普通のトーンで喋れるくらい)、PAシステムがなくて強引にボーカルはキーボードアンプ一個から出す、当然モニターもなし、外だからどんどん冷え込み、暗いからモノを落っことしたら一巻の終わり、さらに転換とかのBGMがなくて私がiPhoneのスピーカーで音かけるまで呼吸音が聞こえるくらいの静寂、主催は仕事に出るとかで不在、とオーディエンスの温度感ゼロ期待値2色々ゼロくらいの冷え切った感じでルロウズスタート。
でしたが結果は最高の、これでダメならあなたはもうルロウズ無理ですっていうレベルの後悔のないライブ!普段あまりワイルドな気持ちにならない私たちですが、この日ばかりはやってやったぞどうだこの野郎!という感じになりました。だんだん人も増えていったし。下が芝だからアンプがぐらぐら、アンプリファイした声より生声の方が聞こえるかもしれないボリューム、セットリストこそ少し調整しましたが今後これ以上しんどい環境の演奏はない、といいな…。主催がいなくてギャラも受け取れず物販の売り上げのみ、まあこういう夜もあるのだなと割り切って以降面白く過ごすことに。
最後に出たMargaleeは4人組の雰囲気ある女性たち。パティスミスやブライアンフェリーみたいな歌唱法で絶妙にレイドバックした音楽をやっていてすごく素敵でした。
終演後はLuis家に戻りテキーラ祭り。メキシコ系のLuisはとても詳しくてメスカルやソトルについて教えてくれたり、音楽の話をしたり優しく夜は更けていくのでした。2時頃飼い猫のboboに顔を噛まれながら撃沈。