20190322

592(15日目)

3/20Redding→Sebastopol(230マイル)
朝はド雨。この旅初、トータルでも2回目くらいの雨の中ロードアウトをしてネコ×4Mecheleに別れを告げて昼前に出発しました。
まずはベースアンプの問題にケリをつけるべくレディング地元の楽器屋へ。人の良さそうなおじさんにこいつはうちでは無理だなあごめんね、他の楽器屋?う~ん、西海岸ならどこかに良いところがあるはずだよという貴重なアドバイスを頂き離脱、Wi-Fiがなくて情報が足りないのでとりあえずレディングより大きそうなサンタローザ目指して進む事にしました。

レディングセバストポルは直線距離だと近いのですがルートはレディングサクラメントオークランドサンタローザセバストポルみたいなぐるっと回っていくルート。途中で通ったナパやソノマは一大カリフォルニアワインの産地でこの辺りで晴れ間が見えてきたのですが丘の向こうまでずーっと緑、たまに羊や牛や馬、綺麗な何らかの畑畑畑畑畑って感じですごく綺麗で感動的な景色。

道中ウォルマートやガソリンスタンドでWi-Fiを恵んでもらって電波が入るたびにメールやメッセージの嵐。どうやら今日のライブ、共演のPity Partyがケガのためキャンセルになったらしく残念でした。キュートでエキセントリックな女性ボーカルのパーティ系パンクバンドでライブ凄く楽しそうだったのに。彼女たちはオークランドの人たちみたいですが同時期にツアーをしてるみたいでそういう話もしたかったなあ。さらに今日の主催のGabeが病気で来れずとの報告。Wi-Fi、ベースアンプに続いてなんとなく、なんとなく暗がりが手招きしてる気がする

美しい田園風景を抜けるとSanta Rosa。少し車で走っただけなので新しい街なのか古い街なのか判断つきかねる感じでしたが街のフリーWi-Fiを利用して何とか楽器屋情報ゲット。Star Guitars Musicというところで無事復活してもらいました。ポット交換かな~と思ってたのですがクリーンアップ+接点復活剤のみで回復。ありがとうございました。

漸く満を持してSebastopol!コンパクトで凄くシンプルで綺麗な街、会場のThe Starも街のど真ん中にある感じの綺麗なところでした。ロードインをさくっと済ませて街を探索することにしたのですが平日でも5時過ぎには大体のお店が終わってしまってて、楽しみにしてたブルワリーのWoodfourももう閉店感が漂ってて残念でした。街の名前やサンタローザであったRussian Riverってブルワリーもそうですがこの辺はロシア系移民が作った街なのかな?そういう顔立ちの人そんなには見かけませんでしたが気になりました。

WholestoreやジャパニーズレストランGaijinで小腹を満たして(本当に気をつけてないと一日一食も食べそびれたりしちゃう)、イベント開始。最初のBucc NyfeはエモかかったパンクですがドラムのAnthonyの音が鬼のようにでかい。アンプリファイドされたボーカルの声よりでかい。何故かベースの音が超奥ゆかしいためジョーストラマーみたいなベースの人がずっと当て振りしてるように聞こえるくらい巨大なドラムの音!

ルロウズはこの日も良い演奏できました、リアクションがいつもより薄い印象があって外音とか我々の音楽とかあんまりなのかなと思ってましたが終演後物販は売れまくりギャラもちゃんともらってビールもいろんなやつをタダでもらいまくり結果オーライでした。Tシャツいよいよ東海岸行く前になくなりそう


終演後はCotatiにあるAnthonyの家へ。狭いよ、汚いよって言われてハードルをバキバキに下げられてからのあの豪邸感はヤバいシカやイヌやフクロウの剥製とかあるところでプレッシャーを感じつつ撃沈。