20190321

591(14日目)

3/19Portland→Redding(430マイル)
Tonyの仕事の都合もあり朝7時に起床。ずっと古楽/クラシックのAMみたいなのがかかってて寝不足気味ではあるものの暖かくてこの日も快晴でその点は最高。
今日は430マイル移動!という事もあり8時にはTonyの家に別れを告げて(突然押しかけても受け入れてくれてありがとうございました、あと謎の良さそうな楽器を寝返りで倒してしまいすいませんでした)、近くにある高級グロッサリーストアに開店と同時に入店して朝食を購入。スタンプタウンのタップのコーヒーより缶コーヒーの方が高かったり、他の品々の物価を見てみるとコーヒーやビールが何故よく飲まれるのかわかる感じです。

出勤の時間帯なので街を脱出するのに少し渋滞はありつつも10時頃には良いテンポで南下開始。だいたい所要時間7時間弱だから休憩入れて8時間くらいだね、みたいな話をしていたらこの日のイベントが22時スタートなのを知り暫し車内が沈黙。きっと45時間くらいカントリーサイドの街でどう過ごせばいいんだろうか気休めに車内DJでかかるTUBEのシュールさが凄かったです。

結局ダラダラ移動する事にして前回も通ったオレゴン/カリフォルニアの果物野菜検疫やシャスタ山の御姿を華麗に突破して18:00頃にはReddingに到着。砂漠を通ったり雪山を通ったりさすが縦断すると色々な風景に出会えます。

早く着いたのでひょんなご縁で知り合ったhella radioのスタジオを見学してからFinal Draft Brewing Companyでビール。テイスターっていうメニューがあったのでローカルのクラフトビールで次飲む機会なさそうだからてガバガバ頼んだら全部ラーメン屋のコップくらいの250ミリくらいのサイズのが来てお腹たぷたぷになりました。本気で飲みづらいやつからすごく美味しいやつまで、アルコールも10%超えのがたくさんあって飲みごたえ抜群でした。ありがとうございました。

この日のヴェニューはショッピングモールの中にあるラーメンもやってるケーキ屋さん。小洒落たショーウィンドウの奥にMISOとかSYOYUとかのラーメンのメニューもあってカオス。さらにバーも併設されててカオス。でも結構オシャレな統一感。結局オールエイジなのか21+なのかわからない環境でのライブでした。

共演は2組ともティーンのパンクバンドでアメリカで味わいたい音楽その②をまとめて体験出来ました。初期衝動のいちばん純粋な形を味わい心洗われる感じ。お客さんも若い人が多くて物販の売り上げが心配になりつつもルロウズもばっちりやりました!最高!ベースアンプのボリュームポット周辺?に問題が発生したのか演奏前に音が出なくなったため最初のバンドのベースの人に日本では見た事ない系のベースアンプを借りて5秒でサウンドチェックして本番。アメリカに行ったから演奏がタイトになるかどうかとかはわかりませんが(単純に回数の問題と思います)、ライブに特化してない場所でのサウンドチェックの時間は本気でとらせてもらえないのでそこの感覚が否が応でも研ぎ澄まされるってのは凄くあります。でも大体オープンな鳴りのところなので音量とローエンドの調整のみで何とかなる、気がしてる。

Tシャツを作ったSergioの入れ知恵で発注したもののデカすぎて売るのを諦めかけていた2XLが急にどかっと売れたりして嬉しかったです。お釣りをもらうのではなく、それならコレも買うよ、あるいはとっときなよ、みたいなサポートをしてくれるのも粋!ありがとうございます。

この辺でWi-Fi死亡のニュース。どうやらレンタルWi-Fiのお店がSIMカードを入れ違えたらしく貴方は違法な使い方をしてますみたいな警告からの完全な死亡。こちらには非が全くないものの非がないことを先方に伝えるのにも伝えられないおもろ悲しさよ。結局お店のフリーWi-Fiなどを駆使してLAで代替品を受け取る事になったもののここから一週間くらいWi-Fiなし!連絡滞りまくり!試されるアレがゴングを鳴らしたようです。


終演後はこれもひょんなきっかけで知り合ったMecheleのお宅へ。美味しいビールやウイスキーたちをご馳走になり、ネコ4匹に匂いをつけられて、爆音で音楽を聞いて大祭りが開催されて気づいたら撃沈。