20190318

588(11日目)

3/16Portland→Seattle(175マイル)
真の暗黒の中起床。昨夜ライブ会場だった地下室にベースキャンプを敷いたので陽が一切差し込まず死んだかと思いましたがともかく身支度をして機材を車に積み直してHuman Ottomanチームと街中に出て朝食を食べることにしました。まずはTov Coffee & Teaという二階建てバスを改造したお店でコーヒータイム。中東の音楽が流れる店内からもわかるようにエジプトのコーヒーとか魔改造チャイとかエキゾチックな飲み物がたくさんありました。続いてFried Egg I'm in Loveでサンドイッチタイム。ポートランドでいちばんヒップなゾーンを案内して頂きありがとうございました。

Human Ottomanチームに別れを告げ西海岸を更に北へ、いよいよシアトル!ポートランド~シアトルは割と車が多くて距離以上の時間はかかりましたが3時間ちょい、早めに着きました。

ギターを買うミッションは未だ生きてるのでGeorgetownTrading MusicianGuitar Centerをチラ見してから前回も行った4649レストランへ。レッツ小林さんやハッタツ本間さんと再会してRamen。バッテラも頂きつつクラフトビールでRamenを食べてお腹タプタプ。

Cafe Racerは不思議な作りのカフェ。ライブスペース自体は小さいのですが奥のスペースがあり二階があり結局広い!みたいな場所です。開演前から人もたくさん集まってきて今日は満員御礼。ありがとうございます。

オープナーのBread Pilotがそつなく演奏を終えて次は主催のPowerbleeder。このバンド最高!剽軽なリーダーDavidのキャラクターにマッチしたカラフルでインテリジェンスのある現代的なインディポップ。緩急自在のリズムや細かいコード感の動きの節々に丁寧に施されたアレンジの妙が見えて、本当に良いバンドだなと思いました。
ダンサーのパフォーマンスを挟んでルロウズ。ここの会場はボーカルのモニターが本当に大変で当然フットモニターなどはなし、ローミッドが回る感じで卓で低音7時にしてもあまり改善せず、さらにスピーカーのパワー的に音量も稼げずということで試されてる気持ちになりながらもマックスの演奏を出来ました。満員のシアトルでコケるわけにはいかないしこれだけやってダメだったら後は自分たちのせいじゃない!てとこまでここ数日は演奏できてるのでいい感じ。お客さんにもすごく喜んでもらえて何よりでした。
トリのijiも最高!ドリームポップとかチェンバーロックの綺麗な要素を抽出したインディポップで15年のキャリアが伊達じゃない美しい音楽でした。
久しぶりに会えたHeatwarmerEvanやついこの間会ったKINSKIBarrett、それから前回お世話になったMattieなど色々積もる話ある人たちと次々再会、お酒も美味しいしブリトーもサービスでもらったし祭り状態になりながら幸せに会場を後にしました。ひょんなきっかけからこのイベントを作ってくれたDavid本当にありがとうございました。

終演後はBarrett氏の家でハングアウト。これまで会ったネコの中でいちばん人懐こいネコと戯れながら、Asahiスーパードライを飲みながら優しく撃沈。