二宮MUSQISには半年くらいずっとラブコールを送り続けていて、晴れて今回共演叶いました。二宮氏楽曲の無骨な旋律や節回しの中の溢れるくらいの魅力、そしてその檜舞台を見事にMUSQISがプッシュする。楽曲とアレンジとの理想的な関係性というか、歌詞に潜むエキゾチズムやアヴァンギャルドを、MUSQISという装置に潜むリリシズムを相互に引き出しあってる感じ、乗算の感じがあって本当に好きなグループです。王道と邪道のちょうど真ん中、レボリューショナリーでなくモードチェンジャー、所謂オルタナティブってそういう事だと思いますしその意味で彼らはオルタナティブ本流です。そして理屈抜きにグラッチェは本当に良い曲。
また気づけば野口氏にはもうシリーズ未踏峰準レギュラーくらいバンドにソロにDJにと出演頂いてます。ルロウズはMUSQISとは音の矢印こそ違いますが根っこの滾る部分は一緒、そう先方に感じてもらえてるのかは不明ですが、デジタルリリース~レコ発が控えてるこのタイミングで出演(直近もそうだった…)頂ける意味合いとエネルギーには頭が上がりません。
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12/14(FRI)幡ヶ谷FORESTLIMIT
【MITOHO SESSIONS】
■nessie(札幌)
■LOOLOWNINGEN&THE FAR EAST IDIOTS+西田修大
■二宮友和+MUSQIS
DJ:?Meytéْl
open/start 19:00
charge 2000JPY+D
http://forestlimit.com/
19:00 ?Meytéْl(DJ)
19:30 LOOLOWNINGEN+西田修大
20:25 nessie
21:20 二宮友和+MUSQIS
22:00 ?Meytéْl(DJ)
平成最後のシリーズ未踏峰にはルロウズがいちばん好きな音楽の1つ、札幌のnessieを招聘!レディオヘッドのようなロックバンド編成でありながら彼女たちの鳴らす音はアボイドまくりのギターワーク、室内楽的な静的グルーヴ、無表情なボーカルの、無人島に咲く花のような、要は巨大な謎。それだけに最高にエモーショナル!
今回はnessieの導く「並行世界のJ-POP」をキーワードに東京勢も重厚!1年くらい口説いて漸く共演が叶った二宮友和+MUSQISは二宮氏の音世界のイマジネーションを楽団MUSQISが拡張、ソロバンドのような形態をとりつつもバンドとしての意味や旨味が強く出た最高のチームです。生でグラッチェを聴けるの本当に楽しみ。
そしてルロウズは西田修大氏をギターに迎えカルテットでお届けします。トリオでは演奏しない楽曲を中心に、でも所謂サポートメンバーみたいな影の薄い演奏でなくがっつりウルトラアレンジし倒した阿吽の演奏をいたします。ビートルズを盲目的に基準にする私にとっての「4人編成こそがロックバンド」という表現を是非ご覧ください。
そしてDJはシリーズ未踏峰レジデント、?Meytéْlがいつものように奇跡の閃き連発のスピンを披露いたします。
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