20180506

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5/4 シアトル
このツアー初めての曇り。さすがシアトル!でもすぐまた晴れ。昨日話しかけてくれたお客さんによると2週間までテリブルレインだったよ、という事だったので充分ラッキー。

朝ごはんにこんなお店はどうかしらとマティが紹介してくれたいくつかの中から直感でMorselを選択。まさかのここもビスケットのお店で、肉とオムレツとチーズが揚げビスケットに挟まった反ヴィーガン急先鋒みたいなアグレッシブフードを朝から摂取。お皿の上は茶色のみ。健康、とか優しさ、みたいなキーワードを重視しない分には美味しかったです。そしてコーヒー最高。人気店のようでひっきりなしにお客さんがやって来てました。
これだけだとどこかで身体ぶっ壊れると思い近くのグロッサリーでヨーグルトや果物を購入しコーウェンパーク、つまりコーエン公園の芝生で食べました。この辺りでは緑色は食べるものではなくて目で摂取するもののようです。この木なんの木に出てきそうなやつの弟みたいな立派な木があったので、♪この木なんの木知らねえ木~とみんなで歌うのも悪くないものです。

露出度の高い服といってもエロス的なものでなく健康的な/その人にとって快適なといったニュアンスのものを目にすることが多くて、いい意味で人目を気にしないというのが当たり前な、風通しの良い環境で居心地が良いです。雑とか露悪趣味ギリギリとかも含めて超個性的なファッションの人がわんさか。同質性を重視する国から来たものとしては全て感覚が新鮮で、このイメージに憧れを持つ人が多いのもさもありなんと思います。誰もが自由を愛しているし足りないかけらを探してる。

さてこの日はロードインが20時と遅かったので軽く観光でも、と思いまずは憧れのSUB POPへ。住所へ行ってみると看板もなければそれらしき人も何もない完璧オフィスといった按配で憧れモード/観光モードの人間としてはガッカリ。スクリーミングトゥリーズのペナントとかクリスノボセリックのマトリョーシカとかあれば買おうと思ったのに
続いて近くにスターバックス一号店もあったのですが朝食べたビスケットのダメージが大きく何も身体が欲してなかったのでEMP(エクスペリメントミュージックプロジェクト)へ。ニルヴァーナ関連の展示は特に見応えがあって、エアロツェッペリンの直筆歌詞とかインユーテロのジャケの人体模型とか激アツだったのですがジミヘンは地味ヘンで、これで$24という気持ちにはなりました。が、我々の感想があってるかどうか是非皆さんもご当地へ行った際はご覧ください。だってこの一連の流れも全て嘘かもしれない。ミュージアムショップで山本氏はなぜかギャングオブフォーTシャツを購入。ここアメリカなのに

夕食を一緒にどう?とマティから連絡があったので合流し大学通りにあるChi Macへ。何屋さんというか非常に説明に困るのですが鳥屋さん。辛いチキンウイングをビールで流し込む屋さん。これも全て茶色。茶色ですが緑いっぱいのシアトルは空気に緑黄色野菜の成分が多く含まれてるはずなので全く問題なしです。

そしてこの日のヴェニュー、hollow earth radioへ。二万電圧くらいのサイズで超綺麗。
共演にはこのツアーを助けてくれたエヴァンのKing tears bat trip、ドラム4台+ギター+サックスという変則編成による歓喜のビート。彼のやってるHeatwarmerも最高だし信用できる人!そしてルロウズもこの日最高!Tシャツがだいぶ減ってきました。


終演後はマティとマティのボーイフレンドとFlower&Barへ移動してハングアウト。そしてマティ家に戻り26時過ぎに撃沈。