20180510

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5/8 サクラメントサンフランシスコ
徹底的に晴れ。しかも暑い!けど乾燥してるから嫌な感じはなくて夏の良いとこどりな気候。テイラーにコーヒーを淹れてもらって本来お土産にするつもりだったシアトル、マティの働いてたビクトリアコーヒーの豆をいただく。ステキな朝の出だしありがとうございました。

山本氏が前夜の600マイルドライブ+ビールとワインと日本酒チャンポンでまあまあダメージが残っている模様だったので後の2人で近辺の散歩。たまたまこれまでいい方のグロッサリーばかり行ってたのでたまたまフラリと寄ったメキシカン系グロッサリーのパンク感が半端なく、よく見たらこのあたり住宅は必ず窓に鉄格子ついてるし車のガラスは大概割れてるし、車からは爆音のヒップホップやレゲトン聴こえるし、結構キテるゾーンなのかもしれません。

12:30頃ベイエリアに向け出発。西海岸の高速道路はほぼフリーウェイなのですがごく稀にtoll way、つまり有料道路があったり有料橋があったりします。厄介なのはこちら版ETCみたいなの当然お前つけてますよね?的な感じなのでキャッシュを払う場所がないこと。うっかりトールウェイを通ると払いたくてもお金を払う術がないためどこかのタイミングで御用となってしまいます。
有料橋も存在していてサクラメントーベイエリア間は1,2本。厄介なのは支払いで、ETC的なやつを持たない我々みたいな外人にとってはそういうところには料金所がないので後でオンラインで払ったりしないといけないこと。zipコードの件もそうだし、旅人に甘さ控えめ。。

サンフランシスコは寒いよ、と言われてたけどサクラメントが暑すぎて、さらに北サンフランのあたりも暑くて、またまたご冗談をと思ってたのですがゴールデンゲートブリッジを渡る頃には深い霧。そして一気に初冬くらいまで気温が下がって本当にビックリしました。霧に包まれたサンフランシスコの町並みはとてもドリーミー。

街を散策して、グロッサリーで食べ物を買っていざ今日のヴェニューへ行くかと立ち寄ったのがミッションストリートそばのSAFEWAYというチェーンのスーパー。買い物を済ませて出るとどうも空気がヘン、車に戻ると車上荒らしに遭ってしまいました。人通りのまあまああるところだったしここまでのツアーの慣れなどで多少油断してた部分もあったのは事実ですがまさか

被害は山本氏のカバン。パスポート、国際免許証、手帳、そしてお金。心がフワフワしながら警察、大使館、レンタカー会社に必要な緊急連絡をしていると完全に時間がアウトになるためやむなく今日のイベントをキャンセル

大使館からは緊急のパスポートは2日しか効かないと言われてそれはロサンゼルスでやる事にして戸籍謄本を手配。警察とレンタカー会社にはちょうどその辺のボキャブラリーを持ち合わせてない英語でなんとか伝達。ガラスを掃除して、近くを通る住民からはオーマイゴッドと言われ、フワフワした気持ちでとりあえずその場を離脱してゴールデンゲートパークでご飯。そういえばまだこの日の1食目。

サンフランシスコは車上荒らしの確率が特に高いらしくて、知識不足と若干の油断がモロ出てしまった形になってしまいました。レンタカー会社からサンフランシスコ空港の支店で代車を用意するよと聞き、窓がなくて危険&激寒なのでハイウェイを凍えながら空港へ。道中は霧が凄すぎてパラノーマルアクティビティみたいな画質の世界観の中を爆走しました。

色々根掘り葉掘りされるのかなと思いきやオー、メーン!ハードラック!アッハッハ!みたいなグルーヴを出されて拍子抜け。車は鬼のように事務的に処理されて代車のフォードをゲットしました。車自体は同じ大きさだけど荷室がより広い!そしてLAでのバックライトの事故もイージーにまとめて処理してくれたから気も楽!と良かった部分を強調しながらこの日のホストのカティーナ宅へ移動。


カティーナ家でビールとワインとチキンを頂きながら今日のタフな戦いを振り返り。イベントをまた飛ばしてしまった。演奏が良かった良くなかったとかでなく演奏出来なかったというのは何とも無力感に駆られるものです。悲しみの中カティーナとマイケルの優しさ、チャイルディッシュガンビーノの新曲が沁みつつ撃沈。