20180501

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4/29 サクラメントプラサービルサクラメント
10時頃泥のように起床。泥のようにとは言っても前日までと違って希望のある感じの泥、さらにあいかわらずの最強の天気。この日は移動も少なめなのでゆっくり荷物を整えてまずはザックの車でミッドタウンにあるDAD'Sでサンドイッチのブランチ。絶好の天気の中、緑でいっぱいの通りを眺めながら食べるハイファイなサンドイッチは一口に言って最高でした。ありがとうございました。
そこからザックの働くdimpleというレコード屋さんへ。サクラメントはタワーレコード一号店があった場所らしく、いまはタワーシアターになってますがその向かい側にあるのがdimple。品揃えは日本の方があるかもしれません。

dimpleをひとなめしてからザック家に戻ろうとするとクーンという音とともにやな感じの静寂が。どうやらザックの車が心底からガス欠になったらしくMeet Cuteのテイラーに救援を頼むことに。ガソリンを持って来てもらってる間も我々が思ってたのは我々の不運が移ったのかなということだったのですがどうやら聞くと最近車上荒らしにあったりしたらしくてなかなかな感じらしいです。我々由来でなくて良かった。あるいはそれすらも我々由来なのかもだけど

テイラーやはだしのジョー(最初パーティにホームレスが混じってるのかと思った)などザックの同居人たちに別れを告げてプラサービルへ。サクラメントプラサービルは約40分くらい。カリフォルニア州のフリーウェイはお酒は2杯までオッケー。法定速度より全体の流れ優先。いちばん左のレーンは2人以上乗りあってる車なら通行OK。ウインカーは基本出さない。

プラサービルはメインストリート一個のカントリーサイド。妙に観光地然とした雰囲気があるなと思ったらゴールドラッシュ時代の名残がそこここに残るからだそうです。ハングマンズツリーという首吊りの木も有名でその名前を冠したスポットもありました。
この日のヴェニューはギャラリー。日本で思うようなギャラリーの3倍くらいの(天井も2倍くらい)の大きな場所に色々なアートが陳列されていて、その中でガンガンにスモーク焚いたりフラッシュ焚いたり酒飲んだりしてるけど絶対絵に悪いはず!

ルロウズは2番め。昨日のライブで気付いた、ギターの3弦のブリッジの駒が壊れていて随時チューニングをしなきゃいけない(新品だと言って売ってくれたギターセンターありがとうございます!怒)という問題はあるもののそれ以外は全く問題ナシ。アメリカだと半額のフルトーン製品もご機嫌な感じでした。喝采と終演後全員に話しかけられる感じで良いライブを出来たと思います。
こちらのオーディエンスは貪欲に、一緒に楽しもうとしている印象があって、最前にみんな来るし照れがないというかプレイヤーとしては良いフィードバックのある関係性と思います。日本が悪いとかではなく文化の違いによるものとは思いますが演者の立場としては圧倒的にこちらの方が気持ちが盛り上がる=熱い演奏が出来る。そこにはいわゆる常識というか、ライブ会場ではこんな感じ、という無意識のバリアがあると思うのですが今後そこを壊していきたいなと改めて思いました。
この日のギャラリーのライブもリハなし、ボーカルモニターなし、危うくマイクスタンドもなし(ギリあり)。何をどのバランスで出力するのかを耳と経験則だけを頼りに素早くさばいていくので鍛えられます。

トリのgentleman surfer、凄い!ドラムが超フィジカルで彼だけでもご飯お代わりできるようなパフォーマンス。プログレだけど超肉体的なパフォーマンスなので日本でも人気出るのではないでしょうか。来年春に来るそうですよ!

終演後はgentleman surferと軽くハングアウト後再度サクラメントへ。今宵お世話になるベンfrom Pregnantの家は成功者の家で、各人1人一部屋与えて頂きました。ワインセラーがある家を初めて見た、地下室の卓球台や100種類くらいありそうなスパイス棚に圧倒されながら(7部屋くらい見てもまだ全貌がわからない広さ)ビールを頂いて優しく撃沈。


この日のサンクス:ザックとgentleman surfer、ベン、裏で気にしてくれてるダニエル