5/3 ポートランド→シアトル
この日も超快晴!最高!エフェクター買い直さなければいけない以外最高!起床すると既にトニー家はもぬけのからになっててあまり仲良くなってないのに大丈夫?て思うのですがこれもアメリカンスタイル?
ポートランドシアトル間は200マイル弱でそんなにハードではなく、この日のロードインも結構ゆっくりめなのでまずはExtradaというカフェにいって本場のポートランドコーヒーを堪能。そして近くの意識高い系グロサリーストアでヨーグルトやオーガニック小麦のパンなど購入。こちらはパンとビールが安い!体感だと2/3くらい、巨大なバゲットも2ドルしないくらい。瓶のIPAも6本で10ドルしないくらい。そして果てしなく膨大な品揃え。バーでも生ビールは常時6種類くらいあってビール好きには非常に楽しい感じです。
シアトルに着いて早速エフェクター探し。それからシンバルバッグ、スネアバッグ探し。それまで裸で運搬しててロードインアウトの際に悲しみが強かったのでまとめて購入。Heatwarmerのエヴァンに教えてもらったナイス楽器店、Trading musician→American musicとハシゴしてゲット。失くしたものの代わりを買うって目的でなければ見たことないハンドメイド系のエフェクターが特にTrading musicianにはゴロゴロしてて、エロトランプみたいなジャケのやつとか、ツマミが一切効かないファズとか…シアトルに行かれた際にはおススメです。
この日の会場のLofiは音響的にも猥雑感的にも20000VやEARTHDOMのようなムードがある、これまでで一番ライブハウス感のある建物。とはいえとても広いし駐車も自由。車の話でいうと駐車は市街地でも昼で2時間で2ドルとか、夜は黄色のゾーンじゃなきゃどこでも路肩駐車オッケーとか、ガソリン代も鬼安いとか、高速が無料とか、足元から音楽に優しい…!
普段は20:30くらいから全部で3組くらい、転換込みで1時間ずつくらい(ヴェニューに楽器がないから全部入れ替えになるためまあまあ転換時間かかる)とかがここまでの普通だったのですがこの日は開演同じくらいなのに4組。さらに2組めのサイケジャム的バンドが演奏だけで1時間近くやりやがったためトリのルロウズの開演はほぼ0時、ウィークデイだったこともあり人もどんどんまばらに…。そんな条件の中でも我々の演奏はバッチリ。特に新しいエフェクターのバンドへの相性はバッチリで明日からが楽しみです(月末に苦しみがやってくるけど)。
リハもなく、終演後の打ち上げもなく、ご飯のタイミングをライブ前に逃すと食べれないまま寝ることになったり、酒も実は運転やロードイン/アウトがあるから飲めなかったりとなんだかんだでだいぶヘルシー。そのためか疲労も国内ツアーに比べて断然少ない気がしてます。それもロックミュージック的にどうかなということで、死を早める色をしたグミを積極的に食べたり、直射日光を超見たり、そうやってバランスを取ってます。
ロードアウトを急いで、この日はマティの家にステイ。もう着いた時は25時過ぎ。遅くなってすいませんでした、でもあの2バンドめのやつらのせいです!って言おうと思ったけど嫌な顔一つせずニコニコ迎えて頂き、天使っているなとふと思うシアトルの夜でした。今日は演奏は最高だったのに外的条件が噛み合わず。明日は最高でありますように。グランジの神様、どうかよろしくお願いします。そんなことを考えつつ撃沈。