4/28 サクラメント
こちらに来てからずっと快晴。
昨日の移動ダメージで山本氏がオワタ状態を脱せず昼過ぎまでグッタリ。一通りグッタリしてから近所にあるCAROLINA'sというメキシカンでランチ。茶色の食べ物に茶色のサルサをかけるイカしたお店でした。ごちそうさまでした。
グッタリとはいえこの日は移動ゼロで演奏のみに集中できるため昨日ゲットした新ツアーTシャツを仕分けしたりザックの家を探検したりするフリードマンのアンプの修理をしなければ、という事でダウンタウンにあるカーソンの工場へ。HELLAやMODERN MANのメンバーという事は聞いてたのですがAVERAGEのメンバーでもあったんですね。後で聞いてびっくりしました。彼を日本に2回見に行ってた…
魚頭氏にアドバイスもらってたポイントとドンピシャの真空管オワタのため交換してもらったうえにほかのチェックもしてくれて、しかも超スピーディ。プロの仕事でした。カーソンありがとうございました。
この日はザックの家の裏庭とガレージを使ったイベント。リペアから戻ると徐々に人が集まりだして、パーティの気配がぐんぐん高まって来ました。
ビールとウィードの香り。10キロくらいあるポップコーン。いかにも音楽好きといった人から何となく来ました的な人まで。ルロウズへのドネーションにもお金が次々と入っていく。
最初に出たPregnantは新宿で共演した時より6000倍くらいグッとくる演奏。音の立体感や配置がよりわかりやすくて素敵でした。
そして二番手がルロウズ。ギター由来のチューニングの甘さの対応にちょっと苦労したのですがそれでも思い切り演奏できる喜び。反応がその分帰ってくる嬉しさ。まだ粗さは多少あったもののこの日の感動はそれまでの苦しみがあった分より爆発的にありました。トラブルレスな環境の皆さん本当にありがとうございました。どれだけ練習積んでも磨き上げた楽曲の演奏もたった一個のトラブルや不運で簡単に吹き飛ぶものなんだなというのを改めて思い知らされました。所詮我々はラッキーやアンラッキーの手のひらの上で転がされてる存在なんだな、その上で頑張っているだけなんだなと謙虚な気持ちになりました。
最後のMeet Cuteはトレイルオブデッドを思わせる激情型オルタナ。アメリカに我々はいる!て感じさせる環境と音楽、最高でした。
終演後は裏庭では焚き火、家の中では爆音でダンスパーティ。ライブを見てくれた人からお前ら腹減っただろ?最高のメシおごってやるよ!と連れていかれたのがまさかのCAROLINA's。昼はみんなタコスを食べたのですが夜はブリトー。春はあけぼの。そのブリトー、すごく美味しかったのですが自重が700グラムくらい、デカめのペットボトルくらいのお化けサイズのものでだいぶ深夜に食べるには危険なものでした。ありがとうございました。
無茶苦茶に踊って焚き火の煙で噎せてウィードと酒でいい感じになってる人達とコミュニケーションをとってるうちに27:00。気づけばついさっきまで思い切り土足でダンスパーティしてたところで我々は撃沈しておりました。
このツアーで初めて後ろ向きな事が起こらなかった、それだけでも偉大な一日。さらにステキな気候と音楽、最高の人たちが混ざり合ってかけがえのない一日となりました。願わくば明日からもこの感じが続きますように。。
この日のサンクス:魚頭氏、ザック、カーソン、最高の反応をしてねくれた会場の皆さん