4/24 成田→ロサンゼルス
LAまで事前に送ったギター、ベース、物販×2のうち、ギターは追跡してみたところLAで通常の4倍くらいの凄く長い税関審査があった後、なぜかソルトレイクシティへ行き、LAに戻ってきた後動物の邪魔に遭い届けられず…と連絡があった後紛失。物販一つは全く別の家の玄関にポンと置かれていて危うく紛失するところ…と入国前からバタバタ。改めて日本の物流システムを当たり前としてはいけないんだなと思わされました。
14時過ぎに一同成田空港着。ルロウズ名物空港打ちはフライトスケジュール的にすぐディナーとなってしまうため軽めにフードコートのタイ料理で。成田空港は第3ターミナルでしょっちゅうお世話になってますが、他のターミナルを使うとLCCターミナルのリアルゲットー感を痛感します。色んな国の言葉が行き交うあの感じ、天井高いあの感じ、ゲートをくぐってからのリュクスな免税店のあの感じ。一歩進むごとにだんだん日本語がマイノリティになっていくのも海外行の醍醐味でしょう。
ユナイテッド直行便で10時間。時差があるため日本時間17時過ぎに離陸でLAには4/24の11時に着陸。一生酒を飲んだり映画を見続けたり出来るため脳が壊死しながらLAXに着きました。
長蛇の列、さらに非効率的な捌きの入国審査と犯人扱いの手荷物検査で何故か徹底的にマークされ、指紋を一生取られ、下着の数を数えられ、天空から見下ろすが如くの目線で睨まれつつもものの着陸から1時間半、無事入国できました。
トランプ政権以降爆発的に厳しくなったと噂のイミグレーションの洗礼を浴びました。先方に言えることは一つ…妥協のない仕事ご苦労様です。
LA滞在中は兄氏夫妻にお世話になることに。ありがとうございます。
ロサンゼルスは陽射しが強いものの乾燥していて日陰だと涼しいくらいのベストな陽気でヤシ並木やピックアップトラックひとつひとつに異国にいるんだと強く感じさせられます。
そして運転が全員荒っぽい!5車線のフリーウェイで割と混み合ってる中でも急ハンドル、急ブレーキ、ウインカーなしの右左折が蔓延っていて弾幕系シューティングゲームのよう。
さて紛失したギターとペダルの代わりを探しにVeniceのtimewarp music→santa monicaのtruetone music→highland parkのfuture musicとロス近郊を大横断する感じでチェック。ただすぐ借りれるトイレがなく膀胱が暴走している状態、プラス皆完徹状態なので正直全部木の塊にしか見えずこの日の購入は断念。。
そしてRancho Santa Margaritaの兄邸へ。LAからは外れたここは至高の避暑地といった趣で、近くに湖もあり、山もあり、プールやジャグジーもあり、犬も2匹いて周辺の子供たちも笑顔、世界に憂いなど一つもなくエビシンゴナビーオーライといった按配でギター紛失や泥酔、荷物検査での犯人扱いといったカルマたちが優しく洗い流されていく気分。
適当に入ったBJ's restaurant & Brewhouseというアメリカンダイナーでナイスなクラフトビールたちとアメリカ感全開の腎臓ダメージ系フードで乾杯をしました。考えてみると渡米後初食事。塩塩塩の食べ物の世界観には機内で見たシェイプオブウォーターの残像がチラリ。近所のスーパーTrader Joe's(ここが最高)で反省からかオーガニックフードとビールを買ってこの日は沈没。まだ初日だけどパールジャムのドキュメンタリーとシェイプオブウォーターを調子に乗って機内で見たりしてたため都合30時間くらい起きててキングオブ疲労困憊、色々連絡する事など溜まっていたのですが全て投げ出しこの日はすぐ眠ることにしました。
スマートフォンだと画像が思うようにつけられない。
この日のサンクス:兄夫婦氏