20171218

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12/15 東京→浜松
ツアーといいつつこの移動距離の少なさよ…昼過ぎに出発してもラクチンで到着する浜松よ…そなたに幸あれ…!ということで平日だったことも手伝って全く渋滞もなく、マッタリと3時間ほどで浜松へ到着。
オープニングの時からずっと出演させてもらっているキルヒヘアなので、新オーナーミズノソウシ氏(qujaku)就任だったりエントランスがキレイになってたりPAシステムにコンプを導入してたり、そういうマイナーチェンジにいちいち気づけたりするのが何とも愛おしいもの。この日もフラリと飲みに来た人がいたりしたし、最初期の廃墟みたいだった時(それはそれでカッコよかったけど)から一緒に成長してる感じがあってとても応援したくなる場所だなあと改めて思いました。ここをご覧の皆さんも御存知なければどうぞキルヒヘアチェックしてみてください…!

リハを済ませて街に繰り出すも街は忘年会シーズン真っ最中でどこもかしこも満席。穴場と思ってた「NARU蕎麦」も満席。何でもない感じの居酒屋も満席。ラグジュアリーな感じのダイニングバーとかも満席。漸く「東北冷麺王」にて満席だけど少しだけならいていいよと言われて急いで中華料理を頂きました。入れてくれてありがとうございました。

共演ではソウシ氏の実妹(!)の透湖ことBOKUGO氏のパフォーマンスが海外ヴェニュー感あってグッときました。BITCHをオマージュしたオリジナルのワッペン作ってたり背中になぜか物質って書いてあったり、GROUNDCOVER.みたいなデザインのTシャツ売ってたり、音楽性も超アブストラクトでキッチュだけどなんか目が離せない感じだったりとアーティストとしてのカルマを小柄な一身に背負ってる感じが素敵でした。
ルロウズは漸くフィジカルがついてきた新カバー「The Great Journey」バージョン2、それから「ムーンライト伝説」含め駆け抜ける感じで演奏しました。サウンドようやく馴染んできました。

12.15 KIRCHHERR
1.ムーンライト伝説(DALIカバー)
2.象を撃つ
3.ユスリカ
4.妙
5.あとで
6.The Great Journey(キリンジカバー)
7.inferior/superior
8.楕円のドーナツ
E.C.
9.SMOKE ON THE WATER(DEEP PURPLEカバー)
10.桜桃、梨
(じゃっかんうろ覚え)

終演後はフランスから来たお客さんがいるからって安易な理由でZAZやミシェルポルナレフ、ダフトパンクがDJで乱れ飛ぶフロアでひとしきり喧噪が発生。
そして打ち上げは何故か全員初入店の「ターコイス」にてトルコ料理とトルコのお酒。ここでも何故か店主の悪ノリでトルコvs日本の音楽戦争となってレペゼン日本としては島津亜矢氏とTHE ALFEEが選ばれました。果たしてトルコ料理なのかわからないラムのソーセージが美味しかったです。日本の音楽の皆さん、戦って頂いてありがとうございました。
途中合流した旧オーナーの山崎氏が沈没したタイミングでお開き。旧オーナーお疲れ様でした、そして新オーナー今後とも宜しくお願いいたします。

サンクストゥ:ミズノソウシ氏、山崎氏

12/16 浜松→静岡→東京
宿の都合で10時頃浜松を出発したのですがこの日の会場入りは17:00。そして浜松ー静岡は高速を使えば1時間くらい。体調を崩しかけていた山本氏ですがそれを超える所謂”折角だしモード”が発動して下道で気になるところに寄り道しながら行くことにしました。
まずは浜岡原発へ。保安上の理由で撮影禁止ながらかなり発電所の近くまで行けるんですね。近くにある資料館の説明により原発って完璧に安全だからコンビニ感覚でボンボン家の近くとかにも建てた方がいいんだ!という気持ちになりつつ見学。原発の歴史、みたいなコーナーで2011年のところにテプラで「福島第一原発事故」って貼られてるのが印象的でした。
そしてそこから遠くないところにある御前崎灯台へ。台風のニュースなどでよくここの映像を見る気がしたので寄ってみたのですが、展望台ではマイケルジャクソンのアンチグラビティが出来るほどの強風で結構怖かったです。本気の台風の時とかは弾き飛ばされそう。
遅めの昼食は牧之原市あたりにある「ハーク」で洋食。世界チャンピオンのボクサーのサインがたくさんあってそういう感じのボリューミィなランチでした。ありがとうございました。

そして夕方頃会場の騒弦へ。そういえば騒弦も店長がシゲ氏からatomic farmもよぽん氏に代わって新体制になってました。そういう時期なのかもしれません。
この日はブッキングの都合により7時1バンド目、8時ルロウズ、10時半3バンド目という超変則なスケジュールでルロウズが適度なタイミングで終わったらマッタリとバータイムにします、ということだったのですが、凄くバンドの神様に試されてる気がした我々としてはフロアと全力で対峙する2時間演奏に急遽挑戦してみました。

(セットリストは完全に失念、20曲くらいやりました)

MCに逃げず、ルロウズトリオでフィジカルがついてきている楽曲はほぼほぼ演奏して約2時間。ご覧頂いた皆さんお疲れ様でした。ダレずに集中力を保って充実した演奏を出来た気がしたしセットリストを作らず閃きのみでこの日のようなライブを出来てよかったと思ってます。

ライブを終えてみるみる山本氏が弱っていったのもあり、終演と同時に離脱して東京へ。帰路の私たちを励まし続けてくれたスピーカー越しの竹原ピストル氏とTHE ALFEE、本当にありがとうございました。

サンクストゥ:もよぽん氏