20171027

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11/3(金祝)”レコードの日”にルロウズ初となる7インチ『楕円のドーナツ(DOUGHNUT)/妙(ODD)』を&recordsよりリリースします!24bit96kHzのハイレゾデータダウンロードコード付き。
1stフル『CREOLES』からちょうど1年、私たちはこんな音を作りました。
&records HP: http://www.andrecords.jp/
"妙(ODD)"MV: https://youtu.be/8xWZgFmMbWM

レコードの日協賛のレコード店の他、ルロウズwebや&recordsでも通販やります。ルロウズwebでの詳細はinfo@loolowningen.comまでお気軽にお問い合わせください。

発売日までフル試聴できるようにしました!
https://soundcloud.com/loolowningen
是非チェックして、11/3大阪扇町para-diceから始まるツアーにご来場頂ければ、そして7インチを手に取って頂けたらと思っております。

今回はプロモーションを兼ねて収録2曲の解説というかメモ。是非サウンドクラウドで音を鳴らしながらご覧ください。

M1 楕円のドーナツ(DOUGHNUT)
変拍子を選ぶ必然性とか距離感というテーマはルロウズにとっては(敢えて無視したりとかもありますが)大事なものです。回転寿司の等速のベルトコンベア上を均等にマグロ(4拍子)が来るか色の違うお皿であるエンガワ(変拍子)が来るか程度の変化しか生まれなかった場合変拍子を選ぶことはあまりなく、たとえばエンガワが突然3カン乗ってたりとか、エンガワがお皿からはみだしてたり、上流の方で誰かズルしたのか皿しか回ってこなかったり、来るエンガワが超傷んでたり、そういうバリエーションを準備する際にエンガワの方が面白くエラーやバグを乗りこなせるかどうか。
ちなみに私はエンガワとハマチとイカが好きです。
その意味でこの曲は"象を撃つ"(『PIDJINSONGS』収録)とともに、楽曲のムードにも貢献していて、演奏の気持ちよさもあり、他のアレンジを拒む力強さを持っていると自賛してます。

デモを作った段階ではハウスみたいに素直な4つ打ちを軸にした楽曲だったのですが、パラパラしたチャーハンみたいなドラムのフレーズによってダブステップを経由したレッドツェッペリン「移民の歌」のような揺れるタテノリの曲に仕上がりました。ベースのフレーズは「めっちゃ、凄い、凄い」みたいな私の思いつきで言ったフレーズを整理して落とし込んだため謎のグルーヴを醸し出してます。コーラス部の裏メロディは詳しくないけどエモ系のバンドのイメージ。ソロはオーネットコールマンの「ロンリー・ウーマン」みたいなイメージ。4分ジャストの曲ですがロマンチックな展開もあり、ソロもありと幕の内弁当的なボリューム感です。

自分たちが思って形にした「良い」とライブで演奏して返ってくる「良い」の良さの部分が一致する珍しい曲で、ゲスト参加してくれた西田修大氏の「これは音源化した方がよい」を真に受けてシングル化してみました。

歌詞は満員電車の1コマから。

サウンドについては打ち込み感を出すためドラムは生演奏後に太鼓の余韻を消すエディットをしまくりました。エレキギターを使わなければもっとフロア仕様のサウンドに出来たのかもしれない。ハイブリッドな感覚の音です。


M2 妙(ODD)
90年代ギターロックへの、もっというとピクシーズのバランス感への憧れを昇華した曲です。不穏なコード進行、引っかかる展開、壊れてるぽいけどポップぽい感覚、突き放されたような聴後感。
この曲は言わないときっと伝わらないし言っても誰にも響かないだろう拘りに満ちてます。モータウンの定型フィルインをアナグラムしたフィル。ほとんどビートに関与しないスネア。上下からハイハットを挟むように叩く「北朝鮮指導者拍手型」と私たちが分類するプレイ。中間部で炸裂するBAD RELIGION"アメリカン・ジーザス"ふうのコーラス。etc..

テーマやイメージが明確だったからか、デモからはそんなに逸脱せず、クリエイティヴの袋小路にはまることなくわりとストンと仕上がりました。
歌詞は冒頭のベースラインに導かれて一瞬で出来ました。

この曲はライブでの反応が極端に無で、なのにMVにしたりB面で収録したりしてみました(別に何かへのアンチテーゼとかではないです)。"inferior,superior"(『CREOLES』収録)のMV化といい、バンドのレパートリーの中でもやや変化球の曲を立て続けにMVにしたので、はじめましての人はライブやアルバムの他の曲のシリアス感やダークな感じに触れて驚くかもしれません。。
今回の音源化&MV化で引っかかってくれる人がいることを望みます。

この曲はもうひとつ、「高校生が学祭でコピー出来る」ギリギリの難易度を意識してます。実際コピーしようとすると割と大変かもしれませんし、残念ながら現場でその人はヒーローにはなれないと思います。素直に別の曲を選んでください。

一発録りではないのですが一発録りのような、ロックバンドが伸び伸びと演奏してる感覚をパッケージング出来たと思ってます。