11/25 東京→浜松
昼頃に東京を出発。時間帯も手ごろな上に平日だったこともあり、いつも出鼻をくじかれる横浜青葉あたりもまあまあな流れ、そして天気も最高、体調も上々、と気持ちよいキックオフでした。
いつもは浜松秘密基地に泊めてもらうもののこの日はホテルをおさえたため先にチェックイン。キルヒヘアやズートホーンロロは何度も伺ったため周辺の地理に明るくなったのですがホテルのある駅南口周辺は未開拓で、気になるお店が点在するシュッとしつつも賑やかなところでした。
リハを済ませた後はsone recordsへ赴きクワケン氏と再会。浜松の皆さん、『CREOLES』をお求めの場合は是非sone recordsへ!特典ついてきます。
sone records
ご飯はトルコ料理やスリランカ料理、餃子など色々引っかかるお店があったもののリハ後の中途半端な時間のため空いていなく、たまたま空いてたのに加えずっと気になっていた「めしや朔軒」へ。カウンターだったため例の写真は撮れずでしたが優しいご飯ありがとうございました。
開演前に会場へ戻ると新物販が到着。写真のトートバッグ(\2,000)と同じ柄のTシャツ(\2,000、ボディはCROSSのトライブレンド、ミックスアッシュ(白/生成/グレーの混紡)、XS、S、M)、通販も承りますので興味持って頂けたらお気軽に問い合わせください。
店長山崎氏がドラムを叩くtowelが最高。過去数回共演してますがどんどん文系オルタナティヴ・ロックの純粋な部分へアプローチしていく感じ、先日札幌で見たハシモニュウバンドもそうでしたが確実にブッ壊れた感覚のあるギターロックバンドが復権…というかアップデートして登場してる兆しを感じて非常に胸アツでした。
ルロウズは持ち時間∞分の出たとこ勝負セット。会場のオーディエンスのうち「スマホを見る人>歯を見せる人」になるまでやろうと思い、およそ1時間強やりきりました。アンコールまで頂き、そして物販もたくさん手にとって頂きどうもありがとうございました!
11.25 KIRCHHERR
1.群盗
2.象を撃つ
3.ユスリカ
4.あとで
5.PARANOID (by BLACK SABBATH)
6.未明のパレード
7.楕円のドーナツ
8.inferior/superior
9.バグとデバッグ
E.C.
10.衛生的な人
11.桜桃、梨
(全体にうろ覚え)
終演後はお酒を飲んでしあわせなう状態に突入した山崎氏とパーティ開始。山崎氏オススメのバーへ(店名失念、すいません)。さわやかください、と言うとさわやかオマージュのハンバーグが来たのですがこれが絶品!店名失念してしまいすいません…!第一通り駅からほど近くの2F、とっても素敵な場所でした。閉店時間までバチっと談笑し〆。早速最高でした、ありがとうございました。
11/26 浜松→神戸
今回は移動が激しく全体にそんなにはダラダラ出来ないスケジュールのため10時には浜松を出発し神戸へ出発。出発時は快晴だったのですがこの日の予報は雨、次第に雲行きも怪しいものになりつつ15時頃には会場に着きました。
ルロウズで神戸へ行ったのはこれまで1回きり。しかも前回は2011年のことだったので実に5年ぶりのこと。アルバムのリリースのご縁で再び演奏に来ることが出来るのは幸せなことだなあと改めて思わされます。
リハ後はご飯スポット探しも兼ねて街を散策。時間(と一握りの体力)さえあればなるべく散策をする私たちですが神戸三宮ゾーンは独特な街、バタ臭い感じもジメッとした感じもツンと澄ました感じもおっとりした感じもある、1ブロック入るごとに猫の目のように変わる、凝縮された感じが新鮮でした。少し悩んだものの直感とリハ後の微妙な時間帯も勘案しつつ「洋食屋ナカムラ」へ。きっとナカムラさんご夫妻だろう若いお2人の切り盛りする広くて清潔な空間、東京の方は新代田のpopoを想像してみてください、オニオンスープからメインから最高に優しく思いやりのある味わいでした。ありがとうございました。
この日の共演ではtrespassの畳み掛けるような演奏が特に印象的。カノウマキ氏のドラミングは技術もそうですがとにかく全力でタイコをぶったたく、その感じに高揚します。フロアも温まる中ルロウズも集中力の高い演奏を出来ました。物販を手にとっていただいた皆さんありがとうございました!
11.26 HELLUVA LOUNGE
1.群盗
2.象を撃つ
3.ユスリカ
4.楕円のドーナツ
5.inferior/superior
6.バグとデバッグ
惜しむべくは床を光らせなかったこと。ツアーバンドにとってはほどよく締まった音響とともに「床の光るハコ」として名を馳せるヘラバラウンジですがこの日共演陣が特に光らせてなかったこともありルロウズも「郷に入っては郷に従え理論」に倣いましたが、同様にツアー時の指針にしている「せっかくなら理論」を採用すればとは終演後に少し思いました。
trespassやvalvaチームと祝杯を上げたり近況を話したりしつつこの日は割りとサクッと〆…、だったので宿に戻る前にポートアイランド、神戸空港あたりをドライブ。雨がすごくて滲むフロントガラス越しにアーティフィシャルな世界観を眺めるだけの悲しい思い出になってしまいました。
この日の宿は実験的にairbnbでゲットした民泊。同室の中国系の女性の方と水面下でエアコンの室温バトルを繰り広げつつ沈没。
11/27 神戸→広島
中国系の女性の方がヤキソバを調理する音で起床。神戸→広島は約4時間、宿のチェックアウトも12時までとゆとりがあるためバタバタせずに出発出来ました。
結構強い雨が夜中から降っていて過去ルロウズチームは2回ほどハイドロプレーニング現象に遭ったことがあるため注意しつつ走行、しようと思ったもののいきなり高速の分岐を間違えたりしました。それでも広島市には入り時間に少し余裕がある感じで到着したので先に原爆ドームを見学してからこの日の会場のAGITへ。
ルロウズチームはナビゲーションにGoogleマップを愛用してるのですが(音声読み上げの女性の復活ありがとうございます)、AGITで検索した際に出てきた場所がAGITでなくて、ひょっとしたら過激派のアジトとかだったのかもしれないけど、その罠に引っかかり結局少し遅刻。想定外でしたがすいませんでした。
ウサギバニーボーイ、そして主催高宮氏とはこの日が初対面。というか広島自体初。かねてからキツネの嫁入りマドナシ氏に「広島はヤバい」「広島がヤバい」と念仏のように聞いていたため無理を言って繋いでいただきました。会場もいい感じ、共演も素敵でしたが特に主催ウサギバニーボーイは最高。開かれた感じと絶妙なナード感、オルタナの真髄を感じていよいよシティポップの次のスタンダードの認識が強まりました。
ルロウズも集中力の高い演奏を。持ち時間の時点で50分ちかく頂いていたのですがイベントが巻きで進行していたのをオンタイムに戻すくらい演奏したのでたぶんこの日も1時間強くらい。トリでないのにアンコールまで頂き、物販もたくさん手にとって頂きありがとうございました!
11.27 AGIT
1.群盗
2.象を撃つ
3.ユスリカ
4.PARANOID (by BLACK SABBATH)
5.カンダタ
6.衛生的な人
7.楕円のドーナツ
8.inferior/superior
9.バグとデバッグ
E.C.
10.桜桃、梨
(鬼のようにうろ覚え)
終演後は広島つけ麺「ひこ」で共演全員で打ち上げ!お酒を飲んでしあわせなう状態だったため写真とか気の効いたものはありませんが最高でした。そして高宮家で2次会をして〆。もっと色々な話を伺いたかったですがとにかく同志と思える人とまた1人出会えた、凄く印象的な1日でした。
11/28 広島→東京
高宮氏宅でフル回復をして、いざ東京へ。メロコアやパンクの超現場主義のバンドならいざ知れず、私たち虚弱な3人での800km超えの帰路は初めてだったのでおそるおそるの感じでしたが覆面パトカーとの併走や計画的な交代、渋滞ほぼゼロ、さらに3日間の宿でわりと毎回フル回復だったためさほど地獄のロードとはなりませんでした。とはいえ12時間。無事故無違反、本当にありがとうございました。
現在これを書いてるのが11/28の12時頃ですが明後日また京都へ向かうと考えると無理やり滞在し続けるのもアリだったかもしれぬと思うのですがそれはそれ。CREOLES TOUR最初から最高でしたがバンドの呼吸もより高みへ達しています。京都と大阪ハードレインでは西田修大を迎えて4人編成。そして再来週の九州3公演ではケビンマキューを迎えて4人編成。さらに12/15には大団円、西田、ケビンに加え? meytél、中村浩の4人を加えたセプテットで演奏します。過去最高を更新し続ける所存です、何卒宜しくお願いいたします!
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