11/12 東京→札幌
東京も札幌も気候がコロコロ変わってる時期のようで服装に悩む時期です。この日は東京が20℃近くまで上がったためアウターが邪魔でしょうがなく、実は今回の北海道滞在中も殆ど必要ない感じだったのですが、寒いとひたすら行動力を奪われたり悲しい感じになってしまうもの。
普段は機材の運搬など便利なので車で成田へ、というプランなのですが今回は諸般の事情により例外的に羽田から。成田のLCC用第3ターミナルはなんかうすら淋しい感じがいつもするのですが羽田は行き交う人々の面構えも気持ち前向きな感じがしてきて不思議なものです。
いつも快適で使う新千歳空港からのバスがこの日は超激混み。それもそのはず、札幌ドームで嵐のコンサート(この界隈ではライブとは言わない模様)があるようで周囲をウキウキした女子たちに囲まれながらの札幌市街地入り。国道も大渋滞、この日の会場のサウンドクルーに到着した時にはもう陽もすっかり落ちてからになってしまいました。
リハを高速で済ませ前回おやすみだったため行けなかったマーシュ亭へ。サウンドクルーはビジネス街?住宅街?で付近にランチやディナーのスポットがなかなかないのですがここはライブハウスのヨコという便利な立地、洋食だけど豚汁出てきたりするカジュアルで気取らない雰囲気、コストパフォーマンス、そして何よりその神がかった味!この日も最高でした、ありがとうございました。
主催バンドまいごのレコ発ということで彼女たちのファンを中心に大入り。特段そういう推し方をしていないもののそういえばこの日はルロウズ「CREOLES」や喃語「説話」のレコ発でもありました。ルロウズは主催人気にあやかる卑怯な方法論ですずみ氏をゲストに「針金の木」、そしてまいご全員をコーラス+パーカッションで迎え「inferior/superior」を演奏しました。5年くらい歌ってる赤倉氏ですら歌詞飛んだりするくらい歌詞の覚えづらさを誇る「針金の木」のコーラスをすずみ氏が暗譜+赤倉氏の体感7倍の声量で超完璧にこなしていてプロ意識を感じました。ライブ全体に集中力のあるよい演奏が出来たのではと思っております。
11/12 SOUNDCRUE
1.象を撃つ
2.ユスリカ
3.桜桃、梨
4.バグとデバッグ
5.針金の木feat.すずみ(fromまいご)
6.inferior/superior feat.まいご
主催のまいごはタイトでアツい演奏。ルロウズチームが好きな「回送列車」は次回共演の機会があったらお願いいたします。最高でした。
当然終演後のハコ打ちは誰も帰らず、2次会の下町ウルフでもほぼ誰も帰らず、下町ウルフを追い出されてからも謎の粘りを見せて30時まで。この日お世話になるやんしー宅着は30時半頃。本当にお疲れ様でした+ありがとうございました。
11/13 札幌
朝方まいごのまちよ氏のお財布がまいごになり大捜索したもののまいごのまま。(結局後日タクシーから発掘された模様です)そんなモヤモヤをかかえたままなんだかんだ11時頃にはゾンビのように皆起きてきてやんしー宅そばの「ジャクソンビル」でハンバーガーランチをしました。ありがとうございました。
12日、そしてこの日も昼までは暖かかったのですが午後になり雨が降り出してからは風が強くなりぐっと体感気温もダウン。ツアーバンドと雨は相性が悪いのですが寒さ自体には「北海道へ来たならコレコレ!」という感じは若干ありました。
この日は「プレマンモス」。19日に迫った【マンモス2016】前祭の位置づけながらルロウズに加えskillkillsよりビートさとし氏と東京から2組のゲストを迎えた気合の入り方。161倉庫のようなスーパーローファイな機材、システムをイメージしていたのですがローバッチリ、ハイもスムーズ、音量もやや強引なツッコミ方な気持ちよい爆音会場になっていました。
ミズカミ氏が会場のベニヤを勝手に破壊してレイアウトを変えてる様子をみんなでケガとか心配しながら傍観する時間が印象的でした。
オープンとともにどこからともなく集結してくる人たち。olololop、ハプニングスタイル、nessieチームや17日主催の青柳唯氏らも集ってイベントスタート。olololopはミズカミ氏ソロでの演奏だったのと手応えゼロだったみたいですが(いつも氏の理想は高い)自由に踊れる素敵なマシンソロ。その流れでルロウズも集中力の高い、よい演奏を出来ました。
11/13 西沢水産ビル「茶都」跡地
1.群盗
2.象を撃つ
3.ユスリカ
4.楕円のドーナツ
5.inferior/superior
6.バグとデバッグ
距離感も近かったせいか、この日頂いた喝采は一際嬉しかったのを覚えてます。イベント自体もヨコの時間軸の気持ちよい、そしてオーディエンスも主体的なムードのある、俄然本祭が楽しみになる内容でした。DIYで作り上げた主催のolololop+ハプニングスタイル(ゲス氏不在だったけど…)本当にお疲れ様でした+ありがとうございました。
終演後は機材とクルーがハイエースにイワシの缶詰のようなスタイルになりつつ片付け+打ち上げはめんよう亭にてジンギスカン。エイドリアンシャーウッド@プレシャスホールの誘惑に打ち勝った人たちによる文字通りの意味の酒池肉林。ひたすら呑んで食べたためエンゲル係数もブチ上がる〆となりました。
この日風まかせだった宿はステキスマサヒコ氏のところにお世話になりました。急な展開本当にありがとうございました。
11/13 札幌→東京(1人は札幌リメイン)
宿はなんとかなるだろう説、最悪飲み明かそう説で13/14日は考えていたためゾンビステータスしか想像してなかったのですが一同朝7時に起きてコーヒーを御馳走になりつつマサヒコ氏の子供2人と遊ぶ最高に優しい朝を過ごせました。マサヒコ&ミチカ氏本当にありがとうございます。おかげでルロウズチームにしては割と朝早めの飛行機だったのですが全く遅れることなく、むしろ写真のように軽く空港打ちを出来るくらい余裕のある時間を過ごせました。
赤倉氏はリリース関連の雑務+ギターソロマンモス出演が決まったため練習のため、上田氏はLUMINOUS ORANGEのライブが15日(奇しくもビートさとし氏と再共演)にあるため東京へ。しかし恐ろしいことにこうして文を書いているこの間も山本氏は札幌。20日まで札幌。札幌にお住まいの皆さん、どうぞ宜しくお願いいたします。
ルロウズ本隊も17日にまた伺います、併せて宜しくお願いいたします。
いっても温暖だった札幌でしたが羽田に戻った感想は「暑い」。風景のほかにも匂いや気温など皮膚感覚のギャップも旅の醍醐味ですね。またよろしくお願いします。
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