20151019

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10/15
いつも都心→成田へは渋滞予想が難しいので普段の1.7倍程度の時間を見込んで出発するのですが平日出発の今回も同様朝余裕を持って出発。直前に北海道公演をしていたskillkillsが全員風邪をひいたという情報を小耳に挟んだので念を入れてコートなどを赤倉、山本氏は持参したのですが上田氏は緯度に挑戦するように紙のような衣類で参戦しており強烈に後悔すればいいのにと思う集合でした。
成田へは心配をよそにいつもゆとりの到着をするのですが駐車場からの送迎バス、第3ターミナルへの悲しい感じのロングウェイやLCCならではののろのろチェックインなどを経てみると案外まあまあな時間になってしまうもの。今回も上田氏のサーフボードみたいなベースケースが原因であと1人分の運賃に近い金額が上乗せでかかってしまいました。

新千歳→スピリチュアルラウンジ/カウンターアクション/モール等すすきの近辺のライブハウスの場合は高速バス一択と知恵を身に着けているルロウズクルーは着陸から1時間あまりでスピリチュアルラウンジへ到着。気温が割と暖かく上田氏が内心ニヤニヤしているだろうことに赤倉山本両氏はややテンションダウンでした。
札幌のオジキ新保氏をはじめサトウアミ氏、アジキ氏などと再会を喜びつつリハーサル。スピリチュアルラウンジは都内のどこよりもたくさん経験値のある会場な気もします、当然すぐに終了。

1食目は悩みましたが優しく温まりたいと思いスープカレー、サボイへ。札幌でこれまでにも色々なものを食べてきたルロウズクルーですがここは思い出の地というか何というか、味だけでない思い入れがあるので必ず1回は来ています。ルロウズベースキャンプからとても近いというのも素敵なところ。ごちそうさまでした。

サボイとほぼ同様、札幌に来て喃語と共演しなかったことはありません。この日は喃語オーケストラという謎そのものの管楽器3人、パーカス1人が加わった編成で演奏でしたがひたすらギターリフと同じ旋律を2管でなぞりフルートはトレモロを吹き続け、カオスパートでは全員フリーに、というノープラン丸出しな感じ、人類全員思いつきそうで別にやろうと思わない感じを全力で提示していてむしろ最高でした。「音楽って楽しい」という感じが全面に出ており孤高で変態な感じのバンドの音がエアロスミスみたいにキャッチーに昇華されていたような。
終演後ギターボーカル武田氏に聞いたところサポートメンバーには何も指示してないとの事だったのでそれも迷惑な話で最高でした。
ルロウズはロングセットだったため新曲三昧で演奏しました。集中力の高い演奏が出来ました。アンコールまで頂きありがとうございました!

10/15spiritual lounge
1.群盗
2.鋏のあと
3.象を撃つ
4.未明のパレード
5.ユスリカ
6.衛生的な人
7.inferior/superior
8.バグとデバッグ
E.C.針金の木

終演後共演陣のほかに札幌の兄江河氏や中華一番チーム、まいご聖矢氏なども加わり割と派手なハコ打ちへ。サトウアミ氏がミスって解凍再冷凍しちゃった危険な味のジンギスカンなどを頂いたにも関わらず札幌の兄と2次会でだるまのジンギスカン。この日はAM4時くらいまで祭りが発生しておりました。

10/16
札幌の父河合氏が午後名古屋へ行くという事だったのでランチを一緒にという流れに。そのため午前早めに起床し合流、pulupuluでスープカレー。名古屋に飲みに行く、という若干偏った情報しかないなりに久しぶりの再会となった札幌の父はゴキゲンな感じで最高でした。食事までおごっていただき本当にごちそうさまでした。
さらに父の車をお借りしたため急遽観光モードになり大倉山へ。外出にはもってこいのうららかな天候で気候や眺めはもちろん、展望台のソフトクリームも近くにいたお盛んなカップルもリフトのちょい不安な感じも何もかも最高でした。
そしてそのまま円山動物園へ。雪虫が大発生しており白っぽい園内を全力で生き物たちを観察していたら寝不足も手伝い疲労困憊。ヘトヘトになりながらのこの日の会場、サウンドクルーへのINとなりました。

6月に共演して固い絆をつくって以来の再会となるリズム制作所チームとハイタッチをしつつリハを済ませ菊地氏に教わったサウンドクルー横の洋食屋マーシュ亭へ。全メニュー制覇したくなる今ツアー最高のパフォーマンスにうっとりしてだいぶ回復することが出来ました。サウンドクルーに用事がないと行かない場所だとは思いますが超名店で本当にオススメです。

昨日とは異なり短いセットで。突然の思いつきで当社比超久しぶりに演奏したネオンライトがグダグダになってしまったのですがそこからは集中力の高い演奏が出来ました。

10/16soundcrue
1.ネオンライト
2.象を撃つ
3.カンダタ
4.inferior/superior
5.バグとデバッグ

共演では10時間ずつリハに入ってると聞いたリズム制作所チームが6月に見た時から激タイトに深化した熱演で会場もヒートアップ。水上氏の志はもっと高みを見ているとの事でしたがとても素敵でした。また苫小牧での初共演時にルロウズクルーにトラウマをもたらしたnessieがサウンドクルーのクリアな音響も手伝い超ストレンジで深淵な世界を見せており素敵でした。

終演後は札幌のオジキ、サトウアミ氏などスピリチュアルラウンジからの面々も加わりたくさんの人たちでハコ打ち。機材戻しなどの都合もありスピリチュアルラウンジ近くの下町ウルフに会場を決めた2次会は誰も来ないかなと思っていたらdischarming man蛯名氏、リズム制作所チーム全員をはじめ20人くらいが集結し、いくらご飯や本気な感じのホッケなどフードも気合の入ったものを肴に1次会のようなテンション感でお酒祭り。マンモス2015の話や札幌のシーンの話など音楽の話も盛りだくさんですごく素敵でした。泥酔しつつこの日はAM5時くらいまで祭りが発生しておりました。

10/17
ゆうべは子供の誕生日、そしてこの日は別件の用事で夜合流出来ないとの事だったので札幌の兄とランチを一緒にすることに。お店は決めあぐねていたのですが前回大感動したKAZUに行くことにしました。流石の人気店で予約を取りカウンターでランチ。スープから前菜から食後のコーヒー、デザートのブドウのアイスまできめ細かく深みのある味に舌鼓を打ちつつ珍しくマジメなモードになり兄のバンドの話を拝聴。ごちそうさまでした+素敵なお話ありがとうございました。

リハなしのため兄の店NAVYOでショッピングしたりマイルドに時間を過ごしましたがこの日もまた快晴穏やかな気候で上田氏の内心ニヤニヤ感が口惜しい感じ。会場のmoleは楽屋がとても広くてオシャレなバルのような雰囲気なのでストレスがありません。

10/17mole
1.群盗
2.象を撃つ
3.衛生的な人
4.桜桃、梨
5.inferior/superior
6.バグとデバッグ

共演のまいごは聖矢氏が病み上がりの飲み上がり(15,16日ともにルロウズと完全同期で飲みの席にフル参加)なのにタイトでクリアな仕上がりで素敵でした。大先輩のwash?やTHE EVERYTHING BREAKSなどをS席で堪能しつつたまに一灯庵のカレーを食べたり狸小路ぐるりを探索したりやさしい時間の過ごし方をしました。

終演後まったりしていたら全員打ち上げ会場に移動していて無人のライブハウスで悲しい気持ちになりつつ会場のしゃも次郎へ。超満席ギュウギュウで初対面のEVERYTHING BREAKSのお客さん?と相席するような出だしでしたがじょじょに人数がこなれて結局聖矢、まちよ氏を交えいつもの感じのブースが爆誕。業者用かと思うほど爆盛りで出てきた佃煮を肴にお酒祭りでした。
2次会はとうとうフル参加となった聖矢氏、そしてサトウアミ氏と某所にてアフターパーティ。この日はAM6時くらいまで優しい祭りが発生しておりました。

10/18
超ウルトラ寝不足ながらルロウズクルーは規律のあるチームのため寝坊がありません。帰りの飛行機をいつもより早めの時間に設定したため瀕死ながら起床し予定より1本前の高速バスへ。

予定より1本前のバスに乗車しスムーズに空港へ到着したのですがLCCあるあるのチェックイン、手荷物チェックの大混雑によりお土産をさらう程度でやむなく離陸。ルロウズ名物空港打ちをするためにはもっと夕方の飛行機にする必要があるのだなと学習しました。

成田からの帰路もウルトラ寝不足、さらに西日地獄で瀕死のドライブでしたが酒々井での遅めのランチの助けもありなんとか帰宅。

終わってみればあっという間の、賑やかで酒まみれの3デイズでした。各会場ご来場頂いた皆さん、物販を手にとっていただいた皆さん、ルロウズのような癖のある音楽を継続的に呼んでくれる札幌のオジキをはじめ父、兄、そして弟認定の聖矢氏、さらに目下北海道全公演ご来場頂いている上田かおりさん、カロリーだけでなく最高のひとときと愛情をくれたご飯の皆さん、本当に本当にありがとうございました。何度も繰り返しますが札幌最高!