20141104

232

北海道ツアールポ

北海道4デイズありがとうございました!全日程ご来場頂いた方がいたり、CDもたくさん手にとってもらえたり(バッヂは両方とも完全完売!)、演奏もセットリスト替えまくりながらも全日程集中力高く出来ました。波が来ている!
以下各日覚書程度ですがライブ後記です。

10/30
ルロウズツアーで飛行機を使用するときはいつも羽田発なのですが今回は成田。諸々経費を計算すると往復の交通費は車で行ってもあまり変わりないということで車で行ってみることにしました。とはいえ連休中の渋滞具合が全く予想もつかなかったため手探りで早めに出発したところ想像以上に早く、2時間半前くらいに成田に着いてしまったためサウンドハウス本店を見学したりしていました。予想と違いシュールな感じだったため10分くらいで離脱。

別ルートで成田を目指していた上田氏より財布を完璧に忘れたとの連絡がこの辺で入りました。氏はスマートフォンで電車の精算をしているため駅でも気付けなかったそう。成田空港には入る際にIDを提示しないといけないのですが勿論それらも財布に入ってるとのことで改札を越えられないというオモシロハプニングが期待されたのですが係員の方の柔軟な対応により無事IN。チームとしては①越えられず→②帰りのお金もないため改札越しに本隊がお金を貸し→③上田氏羽田に移動、飛行機再手配→④なかなか押さえられず焦燥→⑤やがて連絡が途絶え→⑥札幌ライブ直前に上田氏が登場し会場大盛り上がり、というシミュレーションをしていたのですが生憎でした。
今回車のため復路でのエアポート打ちが出来なそうだったため成田空港でエアポート前打ちをして新千歳へ。最前列でCAの方々と向かい合わせになる気恥ずかしいポジションでした。

新千歳空港に着いてから1時間半後には会場のspiritual loungeへIN、リハを済ませ、札幌第1食へ繰り出すスムースさ。pulupuluというお店でスープカレーを頂きました。さらにIMPORT CLOTHES TAKEへ行き毎度全力でルロウズチーム酒宴に付き合ってくれる江河氏とも再会。
初日という事もありライブは「スタンダードなセットリスト」というテーマのみでやる曲や曲順を決めずに演奏。「あとで」をやりました。突然始まる曲やカウントのない曲が多いルロウズにとっては不必要に緊張感のある感じになりますが曲名を言わずに次の曲が共有できて阿吽の呼吸がばっちり合った時にはバンドのグルーヴが充実している瞬間を体感出来ます。たまにお客さんより「セットリストの紙を下さい」とお声がけ頂くのですがロングセットの時でなければ基本的にセットリストを事前にある程度決めてたとしても紙におこさなかったりします(そのためたまに曲を飛ばしたりミスることもある)。集中力の切れない演奏をすることが出来ました。
終演後はライブハウスで焼きそば調理マシーンと化した新保さんのふるまう焼きそばを頂きつつ痛飲。スピリチュアルラウンジで演奏するときに必ず共演するその1:喃語の武田氏にかわるがわるヒソミネ周辺のグルメ情報を伝授したりしました。11月上旬に東京ツアーがあるそうです!武田氏のギピックアップに仕込まれたLEDが超たまに光るという謎でしかない改造が施されたギターを見れるチャンスです。
その後は行きたかった海鮮に強い居酒屋が満員だったため適当なお店に入り適当に痛飲その2。さらに山本氏はワルツへ移動し痛飲その3。こうして初日の夜はハプニング含みの立ち上がりで更けていくのでした。
スペシャルサンクス:新保氏、江川氏

10/31
起きぬけのテンションでYELLOWへ行きスープカレーその2。
世のバンドマンはラーメン狂い、粉モノ狂いが多いように感じますがルロウズチームはそれほどラーメン欲、粉モノ欲はなく他の美味しいものに飛びつきます。ご馳走様でした。
赤倉氏は昨日と同じ会場でライブをしていた人の髪型が違ったら面白いはずだ、と散髪へ。情報ゼロ、完全に飛び込みで女性だらけのキラキラした美容院へグランジ末期みたいな髪型の人が突撃する様子は映像に残しておけばよかったのかもしれません。会場に戻ると収まりのいい髪形をしてホカホカした雰囲気の男の姿がそこにはありました。
spiritual lounge2日目は(結果的に)初日よりシリアスめのセットリスト。集中力の切れない、強度の高い演奏を出来ました。「クレンジング・ミー」を演奏。この日は東京で仲良くしていた旧友が来てくれたり、discharming man蛯名氏とようやく対面出来たりとステージから見える景色が特に楽しかったです。
終演後はライブハウスで焼きそば調理マシーン改と化した新保さんがゆうべとは違うアレンジを施した焼きそばを頂きつつ痛飲。スピリチュアルラウンジで演奏するときに必ず共演するその2:color chordの面々にアルバムが出来たら一目散に東京へ来るよう強く説得したりしました。東京ではおそらく知名度低いのではと思いますがシャムキャッツや来来来チームと繋がったら凄く共鳴しそうな超クオリティのポップネスを鳴らすバンドです。
その後は新保氏イチオシの「しゃも次郎」というこれまた超クオリティの海鮮のお店へ。猛烈に美味しかったのですが食べ物の出てくる順番が全く予想出来ず、しかも超ボリュームで最高でしたが200%の胃袋乗車率となりました。最後はお米食べマシーンと化した新保氏をみんなで優しく眺める会、河合氏の旭川での爆発的エピソードを聞く会へ突入しつつ痛飲その2。

スペシャルサンクス:自身の出演があるにも関わらずルロウズPAを担当してくれたサトウアミ氏、河合氏、新保氏、江河氏

11/1
前夜の食べ物フェスティバルにより疲労していた胃を気遣いスピリチュアルラウンジ向かいの喫茶店ザジへ行きパスタ、というかスパゲティ。
宿で目が覚めて各人がモゾモゾ活動しだす頃合になると何か音楽が欲しくなるものですが今回の北海道ツアーではよしむらひらく氏の音が大活躍しました。この場では差し控えるレベルの色々な迷替え歌が数多誕生いたしました。
この日は苫小牧へ。河合氏の粋な計らいで車をお借り出来たため寄り道をしつつの移動となったのですが生憎の雨のためあまりあちこちをウロウロ出来なそうだったためとりあえず目的地途中にあるウトナイ湖へ。前夜は狸小路の各所でコスチュームを着た陽気なヤングたちが散見されましたがウトナイ湖ではこの日本気のアニメコスプレイベントが開催されており、渡り鳥や毛づくろいをする白鳥たちのヨコでビビッドで大胆な衣装に身を包む人々のたたずむ(それでいて結構風が冷たい)世界観はダリのように強烈にシュールな風景でした。
会場のBar Oldは住宅街の真ん中に突然ある!といった印象の小ぢんまりとしていい雰囲気のバー。ステージとフロアの地続きになっている感じ、サイズ的にもアットホームな感じであっという間に出演者同士、それからお客さんとも打ち解けるムードで私達の演奏もオモシロ度、ハッピー度強めの演奏となりました。「針金の木」などを演奏。店長の皀(くろこめ)氏はLOSTAGE五味兄氏+ナオトインティライミ氏といった趣きのあるナイスガイで会場ともども非常に素敵でした。
終演後は車だったためお酒は飲まず割りとサクッと札幌へ。ELLCUBE元気氏に挨拶をしたり道央道の大雨でちょっと怖い気持ちになったりしていると札幌へ戻った時には0時を超えてしまってましたが江河氏と合流し「だるま」でジンギスカン+痛飲。

スペシャルサンクス:中野氏、皀氏、江河氏、白鳥のみなさん

11/2
あれほど食べたジンギスカンがウソのような空腹で起床しこの日のライブの機材調達のため合流した江河氏や息子のたっくん氏とスープカレーその3、ピカンティへ。
ランチタイムを少し外したにも関わらずの大混雑も納得の味でした。赤倉氏と山本氏はラム肉のカレー、いやカリィにしたため前夜より羊三昧。
機材調達のためあちこち動き回ったり会場設営のお手伝いをしていたらあっという間にライブの時間となりました。会場のOYOYOはスピリチュアルラウンジやルロウズチームのベースキャンプ、そして飛び込みで散髪した美容院のすぐそばにある素敵なスペース。Bar Oldとはまた違ったシャキッとしたムードながらもアットホームな場所でした。
最終日、リハなしだったもののバンドの美学でサウンドチェックはそこそこに演奏に没頭。「未明のパレード」などをやりました。赤倉氏が転んでケガしたりしましたが集中力高くビシっと〆。主催のDESERTがジャムバンドマナーのサウンドで物語感の強い楽曲を演奏して最後のヴァースでは会場が一つになっていました。仕切りもPAもドリンクもメンバーやDESERTチームがばっちり交代で回す感じはとても頼もしくイベントもこの日が千秋楽で良かった、と思える素敵なクロージングとなりました。
終演後はまたしても「しゃも次郎」へ。痛飲。ワンマンツアー中のバズマザーズチームと一緒になったり、たっくん氏や新保氏、サトウアミ氏が合流したりと大団円の宴は当然そこで終わることが出来ずにプレシャスホールへ移動し完全アウェーの結婚パーティに乱入し痛飲。ゆうべに引き続き皀氏などと再会しました。
しかし結婚パーティでの完全アウェーというのはハードルが想像以上に高く途中で心折れて離脱。河合氏+ルロウズ3人でベースキャンプに戻り全員で気絶しました。

スペシャルサンクス:江河氏、河合氏

11/3
明け方赤倉氏がプレシャスホールで落し物を回収しにいったり割と慌しい立ち上がりのままサボイでスープカレーその4。
だんだん身体からスパイスの香りがしている錯覚がしてきます。時間があるつもりだったのにさほど余裕はなく、見送りに来てくれた河合氏、江河氏と近くの再会を約束しバスで新千歳へ。運転手から脅かされていたレベルではなかったものの渋滞でちょっとハラハラの時間に新千歳INをしたため、プラス成田からは車だったため恒例のエアポート打ちは出来ずでしたが無事戻ってきました。
今回成田ー新千歳の往復をLCCの雄、V社を利用してみたのですが機内アナウンスは個性を尊重?ジャズマン志向のアドリブ重視?だったのか節々で独特なアナウンスがあったのが印象的でした。復路ではCAがファーストネームで呼ばれていたのは衝撃的でした。
成田から都内へのルートは折角だしということで浦安、東京タワー、スカイツリー、レインボーブリッジなどをなめるデートコースふうのルートで帰宅。それぞれがまたそれぞれの暮らしに戻り、次のツアーに向け静かに英気を養うのでした。

スペシャルサンクス:河合氏、江川氏



 *

そして次は福島へ!脱臼ハードコア最強トリオReddTempleと2公演です、ルロウズは初東北初福島!広く皆さまのご来場お待ちしております。

11/15(土)
福島Area559
■LOOLOWNINGEN&THE FAR EAST IDIOTS
■ReddTemple
■しばらく謎
■The Last numbers 
OPEN/START 18:00/18:30
ADV/DOOR 1500/2000(+D)

11/16(日)
郡山音楽食堂SessioN
■LOOLOWNINGEN&THE FAR EAST IDIOTS
■ReddTemple
■Rebel One Excalibur
■wakamiya
OPEN/START 17:30/18:00
ADV/DOOR 1500/2000(+D)

チケットのご予約はルロウズメールinfo@loolowningen.com
ツイッターへのリプライなどでもどうぞ!
お待ちしております。

L