20230510

841

 


下北沢LIVEHAUS公演終了!ご来場頂いた皆さん、お招き頂いたhenrytennis、LIVEHAUSチームの皆さんありがとうございました。リブハウスは初めての会場だったのですが音響も良く、ストレスなく演奏出来ました。あとずっと近い界隈にいたにも関わらず接点がなかった店長スガナミ氏とも漸くご縁を頂けました。MOTHERCOATの演奏はどんどん無重力になっていく。henrytennisは幸せを鳴らしている。はて私たちは?

打ち上げ、ルロウズ主催イベントだとここ最近移動が面倒くさくなってきて会場にケータリングでわっしょい、というパターンが多かったのですがトラディショナルな打ち上げに参加出来てなんか嬉しかったです。わかったことはみんみんは女神だということ!

 *

ルロウズ6、7月にかけて下記公演あります。そろそろ新セットでいきます!


6/16(金)札幌SOUND CRUE
【AVANT-TITLE】
■LOOLOWNINGEN & THE FAR EAST IDIOTS
■chikyunokiki
■NOT SUNCHILDS
■喃語
open/start 19:00/19:30
ticket 3,000+D

超絶久しぶりの札幌公演2デイズ①はなんとMITOHOS参加バンド4組という、これはMITOHO SESSIONS出張版といってもいい内容。タムも変拍子も髪の毛もなくなってるから、進化/深化は自分たちではわからないけど最低限変化してるなとは思ってもらえると思います!


6/17(金)札幌REVOLVER
【proto summer】
■LOOLOWNINGEN & THE FAR EAST IDIOTS
■Glans
■ren&mashu
■nessie
open/start 18:00/18:30
charge 2,500+D

そして札幌2デイズ②は私が日本でいちばん好きなバンドのひとつnessieと。界隈で話題沸騰中のGlansとも一緒!初めての会場REVOLVERで演奏させて頂きます。なおこの2デイズはルロウズのリリースパーティの冠もあって、LPなど頑張って持っていきますね!宜しくお願いいたします。


6/23(金)秋葉原CLUB GOODMAN
【FANTASTIC ATTACK TYPES. 3】
■LOOLOWNINGEN & THE FAR EAST IDIOTS
■bossston cruizing mania
■computer fight
■THE WAMEKI
■デーメーテール
open/start 18:30/19:00
charge 2500+D

そして23日は東京でオルタナティブ天下一武道会みたいなやつ!若手からベテランまでノイジーな音が揃ってます、ここ最近ニアミスしまくっていたTHE WAMEKIとは漸くの共演。


7/21(金)神田POLARIS
【MITOHO SESSIONS】
■shiNmm
■LOOLOWNINGEN
DJ: PAJAN (Deaf Touch Records)
DJ start 7PM
charge 2500+D

そしてMITOHO SESSIONSやります。ずっと録音を進めてると噂だった新譜のリリースを待って招聘するつもりだったのですが待ちきれなくて、甘栗を剥くノリでshiNmmを呼んじゃいました。たぶんミュージシャンもオーディエンスも今いちばん日本でオルタナティブミュージックが盛り上がっているだろう山口は湯田温泉Organ's Melodyのシーンにおいて、彼女たちこそが真打ちだと個人的には思っています。楕円とか重力とかの発想を感じるそもそも奇妙なビート、ポップとそうでない垣根を飄々と行き来するアンサンブル、厭世的でナンセンスな歌詞を芸術に昇華する歌、マジで心配になるくらいの徹底的な無欲さ(この時代において彼女たちは公式サイトすらないから周りが精一杯話題にしていかないと外から見ることが出来ない)、そして、これこそ私が毎月でも呼びたい、毎秒褒めたい理由なんですが、彼女たちの音楽の無垢すぎる佇まい。青春を歌うこともなければ若さを推した何かを鳴らしてるってわけでもないし、メンバーもそれぞれ仲良さそうだし、こんなに素晴らしい音楽を鳴らしつづけているのに、コンマ1秒後には余韻とともにスッと消えてしまいそうな、彼女たちの歌でいうとそれこそ不安定な感じ。全オルタナティブファンにとっての醒めないでほしい夢のつづきのような、知り合えてただただ幸せな、眩しすぎる音楽です。たぶん過去東京公演は前回ルロウズが招聘した1回だけだし、そのつもりは私にも、おそらく本人たちにもないかもですがエクスクルーシブなショウになるでしょう。本当に心からみんなに見てほしいし、お金とか老婆心アドバイスとかのノイズを柳のようにかわしながらのびのびとこのまま深めてほしいし続いてほしい。けどリーダーのまなぶくんは賢いからそういうの大丈夫なタイプかも!

20230430

840

 


5/7(日昼)下北沢LIVEHAUS

■LOOLOWNINGEN

■henrytennis

■MOTHERCOAT

12PM

2500JPY+D


ルロウズ次回はもう来週!お初となります下北沢LIVEHAUSにて、henrytennis、MOTHERCOATと同世代(けどルロウズよりキャリアは5~10年パイセン)たちとの3マン。ルロウズは出演最初です、この日は昼公演なので開演も早いです、ご来場予定の方はお間違えのないよう気をつけてくださいませ〜!

20230424

839

 


【MITOHO SESSIONS】下北沢公演終了しました。ご来場頂いた皆さん、エラのスタッフの皆さん本当にありがとうございました!

Media Jewelerとの物語は約6年前から。新宿motionでPREGNANTとMedia Jewelerが同時に来日公演をするそのサポートでオファーをもらって、特に下心や打算なども無しになんとなく出演したりフライヤーを作ったりしたところから始まります。当時は事前にチェックしていた音源では2組にそこまで引っ掛からなかった記憶がありますがライブで凄いなあ、と思って、その後Media Jewelerが確かジャパンツアーのスケジュールがスカスカすぎたので急遽友達に繋いだりして少しだけ助けて、その後惰性が続いていたバンドを一念発起すべくUSツアーを企画し、そのツアー自体もそうだけど最終日のロサンゼルスはCoaxialというアートスペースでサムに組んでもらったイベントで人生観が変わるくらいの素晴らしい内容で、以来ずっと(8:2で助けられてる感じの)縁が続いていました。2022年の彼らのジャパンツアーの企画はあと一歩のところで諸事情で頓挫してしまったので、今回は2022年のリベンジ公演ということになります。

昨年の秋くらいから色々話していて、各地の友達にも相談して日程を詰めて行って(各地の主催の皆さん、サポートして頂いた皆さん本当にありがとうございました!)、東京公演も思い切ってPANICSMILEを併せて招聘したり(当初は昨年と全く同じ内容を再現しようかとも思ってた)、なるべく特別な舞台を作りたいなと思っていました。とはいえ6人編成ともなるとメンバーのコンディションとかトラブルとか、はたまた私たち自身のダメニュースとか、何が起こるかわからないので、実は帰国時から割とずっとこの日に向けてどきどきしていました(体調崩してたからそれの回復具合とかも心配だった)。そんな感じの中私たちも何とかツアーを自分たちの都合で穴を開けることもなく完走し、無事帰国し、さらにMedia Jewelerの来日直前のZebulonでのコンサートも爆ハネしたって情報に触れて、いよいよ4/14に来日して幡ヶ谷で再開した時には既に胸いっぱいでした。

ここまで肩入れするのは初めてかもしれないってレベルで彼らのツアー中もずっと情報を逐一フォローし続けていて、そして4/22は私たちと同じく2022年お世話になり倒したMUSQIS野口くんの主催で西永福JAM公演。MJはロサンゼルスのバンドって説明はするものの2人ドイツに住んでるし1人アトランタに住んでるし、どこに住んでるかわかんないやつもいるし、おそらくそこまでこの編成でのリハーサルを積めてないのでは?と思ったのは杞憂で、1音めからフロアを夢中にさせる深い音で素晴らしくて、PANICSMILEは当然凄いのを知ってるから、もはや4/23は別に私はルロウズで地獄みたいな失敗してもとにかく楽しい感じさえ終始出してればイベントは合わせ一本で成功するなあ、とは思って気持ちが軽くなりました。

帰国してから全然お酒を飲んでなくて、そして未だ微妙に時差ボケの影響を引きずっていて、みたいな状態なのにJAMではしゃいでちゃんぽんでお酒をたくさん飲んだり奢ったり歓声あげまくったりして瀕死の状態で日付変わるくらいのタイミングで帰宅。PANICSMILEの吉田さんが25時くらいにうちに泊まりに来る事になっていたので粉を飲むレベルの濃いコーヒーで無理やり覚醒して迎え入れ、途中で急にスイッチが入っておそらくすぐ寝たいであろう吉田さんに最近の話とかを聞いたりして、たぶん26時過ぎくらいにこの日は撃沈。

 *

26時に撃沈しても時差ボケの余波で悲しみの6時起きを一回挟んで、吉田さんと引き続きだらだら話したりご飯をふるまったり投票に行ったりしてから15時くらいにERAへ。幡ヶ谷→下北沢って自転車だとドアツードアで20分くらいで余裕で着くのですが、今回はソフトケースをMJたちに貸してるので物販+ハードケースでどうしてもそれが不可なんです、みたいな話をしたところ吉田さんが謎に私の自転車で下北沢に行くという事に。私は帰り道①楽器②自転車③体力ゲージ(楽器と自転車を抱えながら徒歩で帰宅)、のどれを諦めればいいんだろう…とちらっと思いつつもパイセンの提案を断りきれず、まあ誠実に生きていれば何か巻き起こるだろう、と思い私は京王線でジグザグ移動をしました。

6時オープンでDJ Privacy Settingsが1時間スピン、という事でお客さんはみんな7時くらいまで来ないのかもなあと思ってましたが、早くから集まってくれてありがとうございました!誤算だったのはお土産でもらった振る舞いメスカルが当初の予想を超えるペースで売り切れてしまってオープン前の開栓儀式での1杯しか飲めなかったこと。BOZALの緑、クセがあるみたいに言われてましたが超飲みやすくてツアー中に飲んだベージュのやつよりずっと好きでした。というよりもそもそもメスカル自体が私の身体に合うようですごく美味しい…!皆さんも楽しんで頂けたら何よりでした。

今回はERA21周年、Media Jewelerジャパンツアー千秋楽、DJ Privacy Settings初ジャパンツアー、ルロウズ帰国、ルロウズレコードとカセットリリース、PANICSMILE久々の東京公演、と無数の冠に迷って結局ERAのアニバーサリーの冠だけ残したのですが、ツアーをオンラインやオフラインでサポートしてくれた人、MITOHOSの同胞たち、それからコアな音楽ファン、いろんな方がいろんな感じで集まってくれました。

そんな中のトッパーのPANICSMILE…!前日も吉祥寺でライブだった彼らですがセットリストを変えて、大ベテランながら常に挑戦者の精神で臨むその背中にこそ強く共鳴します。PANICSMILEにルロウズは音選びやサウンドそのものの影響や類似性は無いと思うのですが、精神性やスタンスには本当に影響を受けている(つもりです)。強いエネルギーを放出し続けるライブパフォーマンスは本当に魅了されますよね。オルタナティブとかパンクとか脱臼グルーヴとか、分析的に聴くとそうなんですが、ライブではむしろロックミュージックの本丸って感じすらします。

割ともうその時点で幸せなう状態になってましたが、2組めがルロウズ。ライブで磨く、って表現は個々のライブを大切にしてないように聞こえるからあまり好きな表現ではありませんが、でも実際のところ結果的にきっとそうだからしょうがない。淳平さんのコメントで「何か今日がUSツアーの千秋楽みたいだった」と書いてありましたが、今回のライブのセットはこの日で完成した感じがあったので、次回からはまた変えようと思いました(やり切ったという意味で)。

4/23 ERA
1. MOB
2. 鋏のあと
3. 睡蓮
4. 演じるサイン
5. ヘブン
6. スコール
7. DOPPELGÄNGER
8. Q.E.D.

一般的に他のバンドのライブを見ていても思うのですが、練習しすぎてて細かいタテのラインが合いすぎてたり、阿吽の呼吸がうますぎたりすると、カッコいいの向こう側で手を振ってる、もはやキモい、とか逆にダサい、とかの世界になると思っていて、あと新曲をどんどんセットリストに混ぜづらくなる、とかもあって、せっかくプリミティブなアレンジを実践している今のモードに対してこの日の演奏は良くも悪くもタイトすぎた気もする…。色々考えているアイデアはあるので、もっと挑戦します!

そしてトリはMedia Jeweler。ダイナミクスの妙、変なコード感、自由なような統率がとれてるような絶妙な配分、そして謎のポップネスとカタルシス。4/22と連日で見ましたが最前列とステージ袖で違う見方聞こえ方で体験したのでどっちも素晴らしかったです。本当にどっちも素晴らしくて、彼らのサポートを頑張った甲斐があった、と心から思えました。この日はきちんとしたシステムで録音しておけばよかった…。フロアも温まっていて、というよりこの日フロアにいたのはおそらくリテラシーの高い方ばかりだったと思うのですが、無理やりじゃない、いい感じの盛り上がり方が生まれていて凄く嬉しかったです(私はその頃袖でメスカル欠品の悲しみを埋めるべく頼んだクエルボのシルバーでそれはそれで幸せなう状態に突入)。

終演後はとにかくいろんな人と話しまくり、物販を売り、物販を買い、ゆたちん様の奢りのピザ(食べた人はプリマヴェーラ下北沢の方角に向かってお辞儀をしてください!)を食べ、ビールを繰り返し飲み、Ayatoのライブの兼ね合いで来ていたまなぶ、あさひ、ゆうか3名をねぎらい(そのあと20時間くらいの下道での東京→山口を敢行するというバイタリティ)、結局帰りは私のハードケースを野口くんが車で回収してくれるということで身軽な状態で帰宅、即撃沈しました。MJの体力が余っているチームからカラオケに行こうって言われたけど翌日私がちゃんと起きないとMJがソフトケースで帰ることになっちゃうので振り切って帰宅。

 *

24日は昼頃に野口くんに車を出してもらい私のギターを回収+MJのハードケース×3を積み込んで表参道でMJやケビン(DJ Privacy Settings)と合流、HARUNOという和食屋さん?でお刺身や焼魚やビールなどをいただきました。宿は新宿だったはずなのになんで原宿合流なんだろう?と思ったのですが、彼らの家族へのお土産で小さな姪っ子に買ってくためポケモン屋さんとかキディランドとかに行きたかったとの事。

今回の彼らのツアーのアテンドでの学びは色々ありましたが、まずは鍵盤のグラハムがペスカタリアンだったためわかったことですが牛豚鶏以外のご飯スポットが各地のバンドマンでなかなか知識の薄いところ。彼らは寿司を結構食べてたみたいですが、もし同じような機会があったらもっとスマートに色々と紹介してあげたいところです。あとゴボウはburdockということ。ブルドッグみたいな発音ということ。ホッケはmackerel、キビナゴはherringといって北欧でもよく食べられてるということ。

またの再会を約束して3時くらいに解散。グラハムは家がアトランタなんですがこの後LAに飛行機で飛んで→アトランタに乗り継いで→ネコに餌をあげて→LAに戻ってTHE FAINTのツアーの仕込みをして→テキサスでライブ、っていう超燃費の悪い動きをするらしいです。またMJチームは全員帰国の途に着きましたが、DJ Privacy Settingsはあと2週間くらい日本各地でDJをするそうなので是非フォローしてみてください!

838

 


7/21(金)神田POLARIS
【MITOHO SESSIONS】
■shiNmm (山口)
■LOOLOWNINGEN
DJ: PAJAN (US)
DOOR 7PM
CHARGE 3000+D

告知解禁!シリーズ未踏峰次回は勢いの止まらない山口新世代のバンドたちの真打にしてオルタナティブポップミュージック2.0を担うshiNmmの東京公演をキュレートいたします。正直山口のバンドって全部凄いし全部間違いないんですが、いまの黄金世代の代表格はおそらく誰に聞いてもshiNmmと答えるのでは?より遅く、より息継ぎをしながら鳴らされるおおらかなグルーヴ、ナンセンスや厭世的な歌詞も芸術的に昇華するボーカルさないさんと一見ばらばらなこのチームを完璧にまとめあげるリーダーでギターのまなぶくんの天才的なセンス、反射的に涙がこぼれてしまいそうになるくらい刹那的なきらめき、未知の感じとたっぷりの余白、とらえどころのなさ、あけっぴろげなのに謎な感じ、私は日本のバンドの中でいちばん好きかもしれない。そんな彼女たちの不思議な演奏にご期待ください。

DJには先のUSツアーでも苦楽を共にした(主に楽だけど)Deaf Touch Records総帥PAJANが緊急来日。いま東京でいちばんヒップなベニューPOLARISでMITOHO SESSIONS今回も間違いなしの内容でお届けいたします。

20230421

837

 


4/23(sun)ERA, Shimokitazawa
【MITOHO SESSIONS】
■MEDIA JEWELER (USA)
■PANICSMILE
■LOOLOWNINGEN
DJ:Privacy Settings (USA)
6PM
2400+D

6PM OPEN ~ DJ Privacy Settings
7PM PANICSMILE
8PM LOOLOWNINGEN&TFEI
9PM Media Jeweler
10PM DJ Privacy Settings

シリーズ未踏峰久しぶりにやります。3月のUSツアー30公演を経ての帰国記念公演、LP『PAREIDOLIAS』カセットで初フィジカル化の『ÖKUMENE』Wリリースパーティともなる今回、ゲストには西海岸アンダーグラウンドアヴァンパンクの帝王、気鋭のレーベルFIRE TALK代表MEDIA JEWELER来日公演千秋楽をキュレート!ソリッド/リキッドな不可思議なグルーヴ、乾いたユーモアと爆発的なライブパフォーマンス、さらに今回は鍵盤にTHE FAINTのGraham Ulicnyとサックスも加わった豪華6人編成での演奏ということで見逃せません。昨年ビザの関係で無念のキャンセルとなってしまったジャパンツアーでしたが今回最高の形で実現出来ました。
また今回東京公演が超絶久しぶりとなる御大PANICSMILEも緊急出演!「オルタナティブ」を30年以上最前線で体現し続ける至高のバンドの最新の形をロングセットでご覧頂けます。
ルロウズはUSツアーを経ての演奏。ぼっこぼこに叩かれてても、あるいはスターの凱旋みたいになってても、ちょうど適温の無風でも、媚びず騒がず謙虚に美しい演奏をいたします。
DJには同じくロサンゼルスからPrivacy Settings!LAアンダーグラウンドのビートミュージックを中心にDJブースからアジテートし続けて頂きます。
裏テーマは「オルタナティブそしてパンクの再定義」!下北沢ERA、DEAF TOUCH RECORDS全面協力で実現した今回のイベント、是非皆様のご来場心よりお待ちしております。

前売りチケットはこちら:http://s-era.jp/schedule/52170.html

20230410

836(4/23MITOHO SESSIONSd出演者紹介②PANICSMILE)

 


あと2週間!4/23(日)下北沢ERA【MITOHO SESSIONS】もうすぐです。ごちゃごちゃするから省略してるけど冠をつけていくと①ERA21周年記念公演②ルロウズ帰国記念③『PAREIDOLIAS』12inch発売記念④『ÖKUMENE』カセット発売記念⑤Media Jeweler+DJ PRIVACY SETTINGSジャパンツアー千秋楽、etc..とたくさんあります、まあともかくこの日はスペシャルなんだよ、という事を言いたいわけなんです。

今回は最早このページをご覧頂いているくらいのジャパンアンダーグラウンドロックリテラシーを持つ皆さんには説明不要かと思いつつの、私なりの言葉を使ってのPANICSMILEの紹介です。彼らの久々の東京公演ですよね!

PANICSMILE (パニックスマイル)


公式だと92年結成ってことなのでキャリア31年め(!)、吉田肇(vo,gt,key)を中心に幾多のメンバーチェンジを挟みながらも以来ずっと謎パンクをブレずに生み出し続けてきた、あまりに偉大すぎるバンドです。各パートがバラバラなパーツを持ち寄って、そこの抜き差しや配置の妙で絶妙にキャッチーなアンサンブルが煙のように立ち上るセンス…!キャリアが長くなっても停滞という言葉とは無縁で、直近でもLFRより精力的にリリースしてますよね。

ハードコア化したキャプテンビーフハートとか言われたりすることがありますが、ジャッキンジャッキンのギター2本に対してゴムみたいにしなやかな質感のリズム隊の対比が独特で素晴らしい。いまのパニスマの肝ってゲルさんのくにゃくにゃした軽やかなパルス感を絶妙に他パートに橋渡しする二宮さんだと思うのですが、リーバイスのジーンズを馬が引っ張り合ってるあのロゴとか、凄いいびつにバランスが取れてるモビールとか、楽曲にそもそも内包されているそういうイメージのギリギリの緊張感の押し引きを推進力にギッタンバッコン展開しているように私には聞こえます。アルバムも仕掛けやアイデアがたくさんあって楽しいんですが、ライブでの高エネルギーを放射し続けるような演奏もとにかく有無を言わせず最高で、もしライブを見たことない人がいたら、是非この機会を逃してほしくない…!

昨年入国要件の兼ね合いでキャンセルになってしまった幻のMedia Jeweler来日時は喃語と左右とルロウズ、ってラインナップで、それをそのまま再度なぞろうかなあとも思ったのですが、ルロウズも最新のセットがアヴァンパンクを謳うようになって「日米変なパンク対決」っていうテーマを思いついたので、この内容にしました!リアルオルタナティブの最前線をこの日下北沢でご体感ください。

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4/23(sun)ERA, Shimokitazawa
【MITOHO SESSIONS】
■MEDIA JEWELER (USA)
■PANICSMILE
■LOOLOWNINGEN
DJ:Privacy Settings (USA)
6PM
2400+D
シリーズ未踏峰久しぶりにやります。3月のUSツアー30公演を経ての帰国記念公演、LP『PAREIDOLIAS』カセットで初フィジカル化の『ÖKUMENE』Wリリースパーティともなる今回、ゲストには西海岸アンダーグラウンドアヴァンパンクの帝王、気鋭のレーベルFIRE TALK代表MEDIA JEWELER来日公演千秋楽をキュレート!ソリッド/リキッドな不可思議なグルーヴ、乾いたユーモアと爆発的なライブパフォーマンス、さらに今回は鍵盤にTHE FAINTのGraham Ulicnyとサックスも加わった豪華6人編成での演奏ということで見逃せません。昨年ビザの関係で無念のキャンセルとなってしまったジャパンツアーでしたが今回最高の形で実現出来ました。
また今回東京公演が超絶久しぶりとなる御大PANICSMILEも緊急出演!「オルタナティブ」を30年以上最前線で体現し続ける至高のバンドの最新の形をロングセットでご覧頂けます。
ルロウズはUSツアーを経ての演奏。ぼっこぼこに叩かれてても、あるいはスターの凱旋みたいになってても、ちょうど適温の無風でも、媚びず騒がず謙虚に美しい演奏をいたします。
DJには同じくロサンゼルスからPrivacy Settings!LAアンダーグラウンドのビートミュージックを中心にDJブースからアジテートし続けて頂きます。
裏テーマは「オルタナティブそしてパンクの再定義」!下北沢ERA、DEAF TOUCH RECORDS全面協力で実現した今回のイベント、是非皆様のご来場心よりお待ちしております。

前売りチケットはこちら:http://s-era.jp/schedule/52170.html



20230407

835

 USツアーで新しくした下記マーチャンダイズを一部持って帰って来たので販売いたします。ご購入希望の方は各ライブ会場にて、もしくは+送料で通販も承るので通販ご希望の方はinfo@loolowningen.com宛にお問い合わせ願います。また、7インチ『楕円のドーナツ/妙』、カセット『PAREIDOLIAS』、過去作のTシャツは売り切れです。


3rd full album『PAREIDOLIAS』12"  ¥3,000
180g重量盤、チェコプレス。ロマンが、アイデアが、メロディが、言葉が全て詰まった2021年リリースのルロウズ渾身の3rdアルバムをアナログでどうぞ。


3rd EP『ÖKUMENE』Cassette ¥1,000
デジタルのみで取り扱いをしていたEPをカセット化してます。ライブアンセム「MOB」「Q.E.D.」収録のルロウズキャリアとしては一番最近の作品です。


US TOUR T-shirt "4 colors" ¥2,500
(S~2XL)
マクマナマン/SACOYANSのtkc yamamoto氏デザインのTシャツです。ボディはNext Level 3600の色はオートミール。トライブレンドみたいな感じです。たぶん国内ではあまり使われていないボディですが、高品質(襟元がクタらない/4.3ozで柔らかいけど透けない/ちょっとだけタイト)これまでアメリカで共演してきたバンドのTシャツの中でこれはいいなあって思ったボディを選びました。4版だしデザイナー入れてるしワンランク上のボディだし、でこの価格は破格!君に着て欲しいからさ(©︎CLISMS)。



US TOUR T-shirt "Mythos" ¥2,500
(S~2XL)
こちらもボディはNext Level 3600。カラーは写真左から黒、オックスブラッドっていう赤みがかった茶色、インディゴ。特に大人気で持ち帰ったのは第2版になります。黒は在庫まだ大丈夫ですがオックスブラッドとインディゴは在庫僅少なので(大きいサイズはないかも)お求めお問い合わせはお早めに。