20200401

666


2ndフルアルバム『ANÖKUMENE』解説

シュールの極北、低反発ポリ/クロス/マルチリズム。
アルバムとしては4年ぶり2作目、ルロウズが辿り着いた境地は
オルタナティブなれの果て、休符のうるさいアヴァンパンク、
日本インディのモノリスたる寄る辺なき彼岸の音。

Spotify/AppleMusicでも配信始まりました。CDも通販開始してます。というこのタイミングで備忘録的に収録曲メモを残しておきます。

ルロウズ新譜『ANÖKUMENE』は2018年/2019年の2度のUSツアーを経て全身で感じた事へのリアクションです。雑念を捨てる事。チャレンジングである事。休符や余白をこれまで以上に信頼する事。3個の楽器、3個の声を使ってマクロ/メタ的にアレンジする事。腹6分目というか、まだ食べられるよって感じの絶妙に”欠けた”作品にする事。
録音でいうとベースとギターはリアンプなどせず完全にラインのみにしました。録音/ミックスの久恒亮氏(studio zot)がギタリストだからっていうのもあって、信頼、あるいは後で何とかなるだろうという甘え、があった、というのもあります。

1.訪れを(The Coming)
結成1年目に作った楽曲の解体/再構築。OOIOOの"UMO"、あとはBrigitte Fontaineの"Comme à la radio"のように1つのテーマだけを伸び縮みさせて楽曲を成立させるって発想を援用しました。スタジアムロック大好きな私としてはこの曲をみんなに覚えてもらって全員でクラップ/ストンプしたいのですが、それなりに訓練しないと出来ない難易度になってます。というか厳密にはこのテイクも最後の3拍5連になる時に混乱してミスってますが、飛行機で感じる重力の変化のような、ぐっとくるブレーキ感が面白かったのでこのまま採用しました。
studio zotでストンプのオーバーダブを何度もしていてふくらはぎを痛めたのも良い思い出です。

2.折鶴(Papercrane)
この曲は元々Q AND NOT Uの”SOFT PYRAMIDS”みたいな変型サンバのアレンジを施していたもののいまいちしっくり来ずお蔵入りしていたものだったのですが、ベースを消したりシーケンス+トラップ風ビートを差し込んだら上品で新しい感じになったので収録しました。キックとスネアの位置は山本氏をうちに呼んで1音ずつ吟味を重ね、「やりすぎず、でも細部まで知性の網を張り巡らしてる」ポケットを5時間くらいかけて探しました。確か2拍5連と4拍子を往来する感じにしたはず。
派手にしたい、アウトロでカタルシスを作りたい気持ちを押し殺した中での? meytélのコーラスワークが雲間に差し込む一筋の光のようで尊いです。? meytélはいつだって最高。

3.It's (Not) Gonna Happen
個人的にはこのアルバムでいちばん自分の常識に挑戦したのがこの曲です。以前の私だったら「退屈」という理由でそもそも収録しなかったと思うし、収録したとしてももっとギミックを増やした筈。
John Lee Hookerの"BOOM BOOM"をダダで叩いて均したようなフレーズと喜怒哀楽のどれにも所属しないブルーズ。禅問答のようなリリックと投げやりなコール&レスポンス。ドラムのフレーズは2回全く同じように叩いたものを意味深にダブリングしてますが意味は特にないです。クリックを鳴らしてないので中盤でうっすら崩壊しているところが好み。終盤のシャウトはBECK"DEVIL'S HAIRCUT"終盤のオマージュですが何故と聞かれても理由はなし直感のみ。本作でいちばんシュールな楽曲です。

4.演じるサイン(Perform/Sign)
サウンドの骨格かなり直接的な影響としてはNonameの"Blaxploitation"。あとはSilver Applesの"Seagreen Serenade"。高速で軽やかでごり押しする感じに憧れて、あるいは憧れたのに、結果こうなりました。やりようによってはいちばんキャッチーに成り得た曲だと思うのですが、ビターなムードが気分だったので、何とも奥歯にものの挟まったような見通しの悪いアレンジになりました。ライブで演奏する時はここぞとばかりに音量を下げて演奏するのですが、音量を下げて演奏するのって音量を上げて演奏するのと同じくらい、いや、それ以上に効果があるし、何より演奏していて興奮しますね。ベースはこの曲がいちばん難しかったそうですが私は寝起きでも演奏出来るくらい簡単。

5.睡蓮(Waterlily)
もう何度でも言いますが高校生からNOFXのファンです。この曲を脳内でFat Mikeが歌って2ビートになったように置き換えてみてください。ほら、旋律からコード感から尺から…あまり得意げにいえることでもないけど…NOFXでしょう?コレみたいな。
ルロウズの作詞作曲アレンジは基本的に私がやっていて、ドラムベースのこうしてほしい/これは違う、は結構俯瞰で見えるのですが、ふと自分のギターを顧みると正解が長いこと見えず、じゃあほぼ弾かない!と開き直ったプレイ。イメージとしてはシンバルの代わり、ハイハットの代わり、みたいな感覚ですが、換骨奪胎系アレンジをやるときにこのドラムをバラバラにして別楽器で置き換えるってのはいろいろ応用が利く方法論で、使い方によってははっとするサウンドになると思います。リズムは5の細かいパルスを使って訛ったように聞こえるグルーヴになってます。

6.クーデター(Coup)
本作を作るにあたってマイルストーンとなった曲です。前作の延長線上のサウンドの曲も割とあったし、それでミニアルバム的なものを録音をすることも可能だったのですが、この曲がこのアルバムを導いたといっても過言ではないです。
これまでルロウズで試してこなかったアイデアが全部入ってます。ストラトのアーミング奏法については次の曲でひとつの結実をしますが、まだ金脈がゴロゴロしてるものと思ってます。タテを放棄したドラムについても、結局その曲がかっこよく聞こえればそれが正解ってのがわかりました。リズム楽器としての役割をやめ、ボーカルの影のように零れながらつきまとうベース、これはビバップが2管で旋律を吹いてるのにインスパイアされたものですが、非常にある種のムードを醸し出すのに役立っています(当社比)。
イメージはショパンの"革命"、90 Day Menの"National Car Clash"の6:19~、それにイレイザーヘッドの"In Heaven"。時代の奔流/荒れ狂う大河と静謐な深い霧の対比の感じ。
また、いうまでもなく? meytélはいつだって最高。ほぼディレクションなし。

7.鋏のあと(Trace)
1stフル『CREOLES』にも収録されてる曲ですが、M6「クーデター」の対になるようなアレンジにしました。このアレンジは懐が深いので、中心となるリフさえあれば、いろんなパートを伸び縮みさせたりしても自信満々な感じさえ出しながら演奏すればだいたい成立するので、初心者バンドとかでも援用出来ると思います。
Doit Scienceのやってる(コレとか)BPMを無理なく伸縮させる/伸縮させているように聞こえるアレンジをマネしたかったのですが、ようやく自分たちなりに落とし込めた気がしてます。

 *

商業的な作品ではないですが、過去一番チャレンジングな作品になったと自負しております。サポートをしてくれているDEAF TOUCH、それからBandcampでお求め頂いたみなさん本当にありがとうございます。
ライブをしたくても出来ない、そもそもライフすら危ぶまれる、私たちにとっても、皆さんにとっても大変な時ですが、これらの曲たちが何らかの助けになれば、あるいはひと時の気晴らしになれば何よりです。

LOOLOWNINGEN

20200328

665

3/23 オレンジカウンティ→LAX→東京
本来ならポートランドへの移動日

犬にもペロペロされないしグッタリしたまま1:30頃出発。それはそうと今回も兄には猛烈にお世話になりました。落ち着けるベースキャンプ的な場所があるのは本当に助かるし気持ち的に安心。本当に本当にありがとうございました。

LAXまでの道のりはヤケクソな気持ちでみんなでよしむらひらくを爆音で流しながらシンガロングしたりして、3時頃空港そばのAlamoでレンタカーの返却。飛び石でフロントガラス割れちゃったりキャデラックウンチ!間違えたキャデラックランチやセドナの土などで猛烈に汚れた車なのですが返却時もウルトラノーチェック。なんだったら別の車返しても大丈夫かもしれません。

山本氏だけ昼13時の飛行機で地獄の9時間空港待機っていうそれはそれで地味な地獄があるのですが、ともかく東京でまた会おう!といったん別れてチェックイン。前年までならここでサクッと終わるのですが今年はまだあった。

6時発の私たちの飛行機が1時間遅延になって、ただでさえ今回乗り継ぎがカツカツだったのによりタイトな感じになって一気に不安に。どうやら着いてから30分で乗り継ぎしなきゃダメなようで、まさかの12万円くらい払ってダラスに行って謎の一泊とか、いくらなんでもそこまでSNSに燃料を投下したくない!近くにいた日本人の方も不安そうで、さっきアメリカンの人に聞いたら「乗り換えられるチャンスはあるわ」って言われたとのことで、平時ならいやいやチャンスて!!アッハッハと出来たところがここ数日色々ありすぎて重圧に。
LAXで時短のために得られる情報を大人の本気を出してチェックしたところ、どうやら結論としては①定刻着で預け荷物の再預けがない場合は大丈夫②預け荷物再度預けなきゃな場合は100%アウト、オモシロ延長ラウンド突入、というところでした。

基本こういう時はある程度LET IT BEな気持ちとEVERYTHING GONNA BE ALRIGHTな気持ちが大事なので、いったんダラス便に搭乗。3時間くらいのフライトで、遅延して出発したくせに元々の運行予定よりさらに早くダラスに着くという謎の現象でDFWに到着。

DFWでアメリカンの人にWill our luggages go through directly to the final destination?とさっき覚えた完璧な文法で預け荷物大丈夫な事を確認して急ぎ足で国際線のゲートへ。この辺からは徐々に咳ケンケンしてたりクシャミをチューンてしてたりする人を見ちゃうモードになりつつも無事搭乗、斜向かいの人を↑的事情からジロジロ見ちゃいつつ、平和に成田へ。そういえば元々のフライトプランだと羽田でより楽チンだったのに…とか思い始めるとキリがないのですが、成田では覚悟してた検疫とかについてもカメラでパシャってやられたのと犬にクンクンされたくらいで正直これで入国しちゃっていいの?てレベルのスムーズな手続き。10分くらいでした。

言いたい事はたくさんあるし、読んだ人のツッコミどころも満載と思います。こんな非常時に、とか、何でそもそもツアーに出たの、と言われたら返す言葉もない。
ともかくかくしてツアーは終わったし、次回リベンジのチャンスのため、私は準備を始めるのです。改めてサポートしてくれた方々本当にありがとうございました。引き続きアネクメーネを宜しくお願いします。

Thanks to: 兄

20200327

664

3/22 オレンジカウンティ
本来ならチコ

犬に顔ペロペロされて幸せに起床。なんだかんだで明日は未明のフライトなので実質US滞在最終日。思い出を作る!といってもどこも閉まってるのでロクな事が出来ない…。We stuckedって感じで、しょうがないので大量の物販を3分割して持ち帰れるようにパッキング。今回は中盤以降だんだん動員が増えていくような見込みのブッキングだったのに前半からまあまあいいペースで在庫が動いていたので(マーファ以外)、これは帰路手ぶらパターンか…と期待してたのですが、100枚近いTシャツ、400枚くらいのCDなどを小分けにパッキングする感じ、悲しいわ!!!!

今日はひたすらダラダラ。お土産を買いにTrader Joe'sに寄ったり、どうしても一食は食べねばとIn-N-Outというカリフォルニアベースのハンバーガーチェーン店で超並んでハンバーガーを買って食べたり。ピザもハンバーガーも値段はピンキリですが、インアンドアウトのハンバーガーは3ドルくらいなのに本当に価格以上の満足度があって良いと思います。個人的に一番だったのは2度目の渡米時にシアトルでKINSKIのBarrettさんに連れてってもらったお店が最強でしたがあれは$15超えの本気のやつだったのでいったん除外して、コスパ含めていちばんだと思います。日本にはないのかなあ。あっても行かないかもだけど…

帰宅してダラダラしてからターキーの挽肉を使ったミートソースのパスタを食べたりして、引き続き寝るか飲むかダラダラするか…みたいなタイミングで上田氏の悲鳴が。なんと10時間くらいに迫った我々の飛行機がキャンセルになってしまいました。デルタ航空からはゴメンネ!なんなら翌日の同じ時間のやつに振り替えるよ〜ん的なポップなお知らせが来たのですが、調べてみるとどうやらこの便は昨日も今日もキャンセルになった便の模様。振り替えて明後日になった便がさらにキャンセルになると26日の日本国入国制限/自宅隔離地獄に突入しちゃうし、そもそもレンタカーの返し方とか意味不明になっちゃうし、いったんみんなでパニックになって祭。

再度Hessaum様の力を借りて物事を整理した結果、たぶんデルタ航空はキャンセル分返金があるからそれを原資に他の安全な便に変更しようという結論になり、アメリカンの3/23 6AM発のLAX→ダラス→成田という高い割に結構変な乗り継ぎの便に決定しました。

うひょ〜危なかった〜、ていうか出発10時間前にキャンセルて!アッハッハ、みたいな安堵の空気が漂い、じゃあ明日早いから仮眠しますと上田氏が寝床に消えて平穏を取り戻したのも束の間、デルタ航空のキャンセルをしてくれたHessaum様からキャンセル代は現金/カードには戻ってこなくて、代わりに次乗るときのクーポンになりますという知らせを受けて経費的に完全完璧爆死決定。もともと中国経由の飛行機を1月頭に取った時は5万5千円ていう鬼の安チケットを取れてたのですが、結果3倍近くになりました。。パンデミックに喘ぐ航空業界の意図せぬ形でサポートする事になってしまいました。

結果デルタ航空の言われるがままに翌日便に振り替えた方が良かったのかどうか。答えはもう数日経つとわかるのですが、もう身も心もグッタリして、でもAM1時半出発だから寝ることも出来ずに気持ちだけ撃沈して続く。

Thanks to:Hessaum様、兄様

20200326

663

3/21 オレンジカウンティ
本来ならサクラメント

起床時、犬ペロペロより先にまず目に飛び込んで来たニュースが日本のアメリカからの入国制限/隔離のニュース。来るか来るかと思いきやとうとう来た印象で、3/21閣議決定→3/26発動というオーストラリアと同じタイム感だったのでギリギリセーフ…!危うく帰っても2週間何も出来なくなるところだった…。取りようによってはラッキー、と言うことで朝食を済ませてこの日はデイナポイント/ラグーナビーチのあたり、海へ行ってみることに。

外出禁止令だし思い切り不要不急の外出ですが、そもそも外出すると怒られるのか?罰金とかとられるのか?捕まるのか?調べたけどよくわからないのでいったん無知な観光客のフリをして出発。晴れてくれて海がとても綺麗。これまで移動は砂漠ばかりで、ご飯も含めて茶色とベージュだけの世界を過ごしてたので木々の緑、海のブルー、強い日差し、最高です。そして昨日に続き人の多いこと!やはりお店がやってない以外は普通の3連休ぽいノリになってるようです。

ラグーナビーチは鎌倉みたいな観光地ぽい造りをしていたものの、概ねドライブやちょいちょい下りて気晴らしをしたことに満足して帰宅して本気のカレーを作ってパーティ、そして撃沈。

Thanks to:兄、海

20200325

662

3/20 オレンジカウンティ
本来ならリノ

ロスタイム2日目。この日もあまり冴えない天気、犬に顔ペロペロされて起床。

洗濯を開始しつつデルタ航空の日本語対応電話窓口が全く通じなかったので、Hessaumに頼んでフライトの変更をしてもらいました。3/23の朝7時の便。これで当面の気がかりも全部解決…、と思いきやカリフォルニア州での外出禁止令発動。記録を振り返らずに書くと事態が風雲急を告げるようになったのはツーソン/エルパソくらいからだったと記憶してるのですが、そこから約10日でここまでの感じになるとは…。
早々にロックダウンされてたワシントン州(シアトルとか)はともかく、ベイエリアはハウスショーとか代替案を駆使しまくってライブ出来ないかなと当初たかを括ってたのですが、結構友達からもシリアスに自分と自分の周りの人たちのためにもやっちゃダメってアドバイスされまくって段々と深刻さを悟っていったので、並行して入ってくる日本での「予定通り開催します、自己責任で来てください!」的なライブ告知の文言にはもはや違和感も。けどこれも日本にずっといたら違う感覚になるんだろうなあ。

こちらの友達に話を聞くと、オリンピックなんてもってのほか、日本は対応遅すぎて呑気すぎ、政府方針が玉虫色すぎ、みたいなリアクションが多くて、アメリカの地獄みたいな医療/保険制度とは環境が違うため一絡げに比較は出来ませんが、どうにも歯痒い気持ちになるものです。?meytélと電話して聞いたトイレットペーパーやマスクない話は出国前から引き続きなんだなあというのも。帰国したらどういう気持ちになるんだろう。そして①楽器を持った②パンデミックアメリカからホカホカで帰って来る私たちを世間はどう思うんだろう…。

いったん兄宅近くにある湖やトレイル的なところを散策。都市部はともかくオレンジカウンティは平和なものでみんな不意に湧いたバケーション感覚なのか人たくさん。ただお気に入りのスーパーTrader Joe'sに行くと店内入店制限で入店に並ばされる/カゴやカートを消毒されて渡される、みたいな感じになってました。モノは特に不足とかなし。
KEEP SOCIAL DISTANCE/BEAT COVID-19ってメッセージをフリーウェイのサインであちこち見かけたので嫌でも覚えたのですが、とにかくこちらではこのSOCIAL DISTANCEって考え方を重視してるみたいで、イートインはたぶん見た限りでは1店舗も空いておらず、オンライン注文→店頭受け取りもしくはドライブスルーのみ、みたいになってました。

豊富にお酒は売ってたのでこの日はステーキとビールテキーラで祭。書くことないかと思いきやなんだかんだで書けるものですね。撃沈。

Thanks to: Hessaum、兄

20200324

661

3/19 オレンジカウンティ→ロサンゼルス→クレアモント→オレンジカウンティ(ざっくり150マイル)
本来ならソルトレイクシティ

雨。久しぶりに犬にペロペロされて起床。そういえば本来なら昨日ソルトレイクシティに向かうところだったのですが、ソルトレイクシティではマグニチュード5クラスの地震が起こっていたらしく、幸い死者は出なかったようですがケガ人が出たり停電とかになっていたようです。

ロスタイムの笛が鳴ったような1日ですが、とりあえずやらなきゃいけないことは①機材を返す②フライトを変更する③死んでも風邪だけは引かない④洗濯。この日は③④を意識しつつの①②メインにすることに。

前日にウォルマートで買っておいたベーグルやクリームチーズ、ヨーグルトなどで朝食を取り、そういえばアメリカに来てから昼食って食べてない(車移動ばかりだし昼食ゲットが面倒なので結局夕餉まで我慢しちゃう)。過去2回は帰国時に5〜8キロくらい割と健康的に痩せたのですが、そういうのも関係あるのかもしれません。一食のボリュームエグいイメージありますが、別に毎回ヘビーなのばかりは食べないし、外食の場合日本の1.5〜2倍くらいの費用がかかるので、諸々含めて身体が重いと気にする貴方はアメリカツアーオススメです。

フライト変更についてはまず①別便で来た山本氏の飛行機を夜日本の窓口に電話して決めちゃう②それを受けて赤倉上田チームの便を変更、という流れに。航空券の変更とか、割と耳馴染みのないボキャブラリーを多用+時間とか日にちとか間違えたら大惨事な事については出来ればオンライン、出来なければ日本語で電話がいちばん。実は昨夜山本氏の便変更電話を試したのですが全然窓口に繋がらず、航空会社もコールセンターも今回の件で大わらわなんだろうなあと同情します。。

さて、という事でヘッサムの家のあるロサンゼルス方面に折角行くので諸々楽器屋に寄ることに。私はまだこの期に及んで新しいストラトを買うことを諦めていない。
まずはサンタモニカにあるTIMEWARP MUSICに行くも廃業、近くにあるTRUETONE MUSICに行くもバチっと来るものは見つからず。そのままビバリーヒルズ〜メルローズアベニューで3/29にFELL RUNNER(!)と2マン(!)するはずだった会場を悲しい気持ちで通ってハリウッドにあるサムアッシュ、ギターセンターへ(向かい側にある)。サムアッシュでロサンゼルスローカルの香ばしいクラフトギターがあって、値段も手頃で、おおおおっとなったのですが、1ハムバッカー/コントロールがボリュームのみだったので泣く泣く断念。あれでピックアップが3シングル、1ボリューム2トーンだったら即決購入だったのに…。

今度はもう少し南下したところにあるPROFESSIONAL DRUM SHOPで打楽器を見たところで時間切れ、FUTURE MUSICに寄ることは叶わずリトルトーキョーのHessaum家へ。売る機会を失って在庫が膨大にあるTシャツやCD、ステッカーをUS通販用に一部預けて、Hessaumを乗せて今度はクレアモント方面にあるHessaum実家へ。ここで戦い抜いた機材…といってもツアー半分しか消化出来てないため状態も完璧なままの機材たちを返して、この日はイランの正月にあたる日らしいので家族水いらずにするため早々に退散。

この時点でもう7時くらい。お腹が減ったので空いてるお店を探すものの非常事態宣言のせいでやってるお店が全然ない…。カリフォルニアはガチ!という事でなんとかドライブスルーだけやってた冴えないメキシカンで冴えないブリトーやカルネアサダなどを食べてオレンジカウンティに戻ってもう9時くらい。LA全体をぐるっと一周したような感じですがビールとテキーラで乾杯して、山本氏のチケットを確保して、結果割と盛り沢山な感じで撃沈。

Thanks to: 兄、Hessaum一家

20200323

660

3/18 フラッグスタッフ→オレンジカウンティ(500マイル)
本来ならデンバー→ソルトレイクシティの移動日

幸せに起床。motel6はシャンプーとかがないので注意が必要です。良く言うと素材本来の味を引き出した造り。
外がサーーってうるさいので見てみるとまさかの雪!元々ツアーが色々キャンセルになる前にデンバーやソルトレイクシティ、リノのあたりは超寒いらしいね!スタッドレス履いてないけど大丈夫かな?アッハッハみたいな会話はしてたのですがまさかこんなところで出くわすとは…。

とりあえず朝食をゲットするために近くにあるホールフーズへ。お腹を満たしてからさあセドナへ…、というところなのですが、鬼の吹雪で前も見えないし、毎秒戻る?どうする?みたいな心細い感じの行き道。セドナに着く頃には雪は雨になっていて、さらに小降りになっていたのですが、もし道中のウルトラクネクネ峠道みたいなところで引き続き雪が降ってたらきっとスタックしていた事でしょう。

スピリチュアルなものに対する気持ちゼロの我々ですら、何かちょっと違うなという感じのあるセドナ。赤や紫を感じる土が多くて、晴れてたらさぞや美しかっただろうなあというところでした。

オレンジカウンティの兄よりトイレットペーパーが売ってないとの事で、道中何箇所かウォルマートに寄ってようやく1パックゲット。マスクは正直あまり探してませんでしたが、ほかにないもので言うと缶詰、パスタ、袋麺、あと水とお肉は品切れが多かったです。とは言うもののトルティーヤとかたくさんあったし、流通が途切れてる感じもないからじきに入荷するだろうし、飢える感じは全くなかったです。

先にHessaum家に寄って機材返そうかなと思いつつもタイミングが微妙だったので、まっすぐ兄宅へ。オレンジカウンティのウォルマートは夜に行ったからかもだけど確かに空っぽの棚がたくさんあって異様な感じ。21時頃には帰宅して、乾杯して早めに撃沈。

Thanks to: 兄