20181111

552(11/28出演者紹介①H Mountains)

あと2週間ちょい!11/28(水)青山月見ル君想フ【極東のイディオム】開催近づいてきました。ルロウズとしては新カバーが難航していて(聞きやすさとコダワリのバランス)転げまわっておりますが彼らも同様の模様。恒例の出演者紹介第一弾はH Mountains。

H Mountains
2008年頃より東京で活動しているトリプルギターのオルタナティブロックバンド。ニューウェイブ、90年代オルタナ、ソウルとファンク、プログレなどを良い感じにブレンドしラフな歌を乗せつつ、バキバキに楽しく演奏している。Vo.Gt 畠山健嗣、Gt.Cho チバソウタ、Gt.Cho GOGATECH、Ba シントタカシ、Dr ヤノアリト

ギタリストとして八面六腑の活躍中、ルロウズ関連ではバンドの他にDJでも出演してもらってる畠山健嗣氏率いるH Mountains。超コッテリしてるギター3本のリード、結果的プログレともいえる超展開、そしてタイトなボトム。各人結構なキャリアだし結構ズッシリした楽曲なのに謎の軽さを併せ持つ、東京インディの中でも特に個性のあるバンドと思います。
そんな彼らのもう一つの魅力がカバー。イベントなどで共演するバンドのものが中心ながら、余興などでは決してなく、新曲制作を脇に追いやってまでアレンジし倒す熱量はオーディエンスが立ち眩みを起こすほどのもの。今回のイベントを立案する際にもいちばん最初に共演で考えていたのが彼らでした。
ということでこの日は新カバーとしてルロウズ、そしてHOMMヨのものを初演予定とのこと。先日のPREGNANT来日公演時にヤノアリト氏が新カバーに懊悩してるって言ってたのですが私たちも同じ…!、そうまでしてその先に何があるの?って聞かれるような事を全力で出来る喜びを感じております。

 *

11/28(wed)青山月見ル君想フ
【極東のイディオム】
カバーオンリー3マン+DJ!!!!
■LOOLOWNINGEN&THE FAR EAST IDIOTS
■H Mountains
■HOMMヨ
DJ: レコード水越
open/start 19:00
charge 1800+D
レギュラーセット一切禁止!カバーオンリー3マン!カバーと言ってもただコードを拾ってバンドで演奏するだけではなく、換骨奪胎、破壊、リコード、リビート、リハーモナイズ、マッシュアップ、超訳、何でもあり。1曲カバーをリアレンジするのにオリジナルより時間を注ぐ狂気H Mountains、原曲へのとめどない愛をはちきれんばかりに過入力する狂気HOMMヨ、そして言い出しっぺのルロウズもありったけの叡智と苦笑と狂気を詰め込んだとっておきの新カバー披露予定!さらにさらにDJとして、このイベントこの人しかいないってくらいドンピシャのレコード水越にスピンして頂きます。もちろんDJもカバー縛り!全体に負荷高め!!

構想半年、延期に延期を重ねてついに実現した、しかし企画したものの未だニーズの見通しの立たないトマソン感溢れる渾身の3マン+DJイベントです。たぶん3組とも3マンするほどカバーのレパートリーないからこの日のために新カバー披露必至。だから今から必死!会場も何故か青山月見ル想フ。必要以上に豪華絢爛!

*このイベントにご来場頂いてもH Mountains、HOMMヨ、そしてルロウズのオリジナル曲はマジで1曲も聞けませんので予めご了承下さい。

 *

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20181105

551

新宿公演、そして国立公演終了!併せてPREGNANTジャパンツアー東京編終了!ご来場頂いた皆さん本当にありがとうございました。

東京公演については私とtropical deathラリー氏、そして1000s of catsそのこ氏との3人の暗躍でしたがPREGNANTチームは到着早々メンバー2人来ないし(1人は忌引、1人は飛行機ミス)、ボーカルはカゼで声完璧飛んでるし、ギターはエコノミー症候群で?足めちゃくちゃ引き摺ってるしで割とタフな幕開けが予想されました。

しかし流石西海岸の荒波で揉まれたスーパータフなライブバンド、初日下北沢公演こそ声グダグダの中死力を尽くして奮闘したようですが秋葉原公演でキッチリ修正、日を追って精度を増していってルロウズがバックアップする新宿公演、国立公演へとつながるのでした。

新宿公演はDJmeytéْlのフリーキーでシュールな、けど凄いDJでオープン。直前オファーに拘わらず出演を快諾してくれたWINDOWZの熱い演奏に引っ張られるようにルロウズも熱量の高い演奏を出来たと思います。この日はライブハウス然としたセットリスト。そしてPREGNANTはダニエルの声も復活!メンバー2人足りない状態でも不足を感じないダニエルの1人3役、リズムチームの呼吸、そして出音の気持ちよさ。

終演後は近くの居酒屋へ移動して鶏肉祭り。さらに寿司祭り。

翌4日、国立公演にはキーボード/サンプラーのブレンリーも合流しクインテットに。地球屋はルロウズはじめての会場でしたが柔らかい音の良い会場でした。自分の曲ばかりかける、ヘッドフォンを忘れたため勘でスピンするDJearlytone48、邦楽にフォーカスしたDJkomoriともにTropical Death、suppa micro pamchopp、そしてルロウズも駆け抜けるような演奏を出来ました。昨日とはガラリとセットを変えて演奏。
この日のPREGNANTはブレンリーが加わり、より我々がベイエリアで共演したPREGNANTに近い感覚になっていました。立体的でマクロな時間の流れを意識するグルーヴ。極楽サイケ感。
この日はたくさんの友人知人も集まり夜更けまでイベントがゴーインオンしておりました。

PREGNANTジャパンツアーまだまだ続いてます。11/7難波ベアーズ、11/8小倉、11/9広島4.14です。お近くの方は是非!大阪公演からキーボードでルイスが加わり6人フル編成での演奏となります。前知識なしに観たら豊潤でイマジネイティブな音に吃驚すると思うんだけどなあ。

20181030

550(PREGNANTのこと)

11/1よりアメリカ、サクラメントの6人組オルタナティブポップバンド、PREGNANTのジャパンツアー始まります。ルロウズも11/3、11/4の東京公演をサポート。

そもそもの出会いは今年3月。ロサンゼルスのMEDIA JEWELERとのスプリットツアーで新宿motionで共演して意気投合、翌月のルロウズ西海岸ツアー時発生した諸々の悲しみ(詳しくはログをご覧ください)の際に率先して/忍耐強くサポートしてくれたのはいつも彼らでした。ライブ予定の会場が当日潰れた時。宿泊場所。車上荒らしに遭った時。コーヒー。ラブラドールレトリーバーと雑種のねこ。そして西海岸の多くの会場でダニエル・トルドーのネットワークにより色々な新しい繋がりを得られました。

前回来日時は大阪公演でケンカしてメンバーがクビになってからの変則編成での東京公演だったため、最新編成での今回の東京公演はダニエルにしても満を持してのものとなることでしょう。実際サクラメントで、そしてサンフランシスコで共演した時のPREGNANTはワクワク感の凄い素晴らしいパフォーマンスをしていました。

音源だとダニエル氏のソロプロジェクト感が強くてナイーヴな極彩色エレクトロといった趣ですが、バンド編成での彼らはベックやアニマル・コレクティブをも思わせる宅録感/実験性がありつつの立体的でフィジカルなアレンジ、そして何よりも極上のメロディとビートを芯に持つライブバンドです。おそらくスーパー雑な音環境での演奏で鍛えぬかれたのであろう出音にハッとさせられる事必至です。

https://pregnant.bandcamp.com/

カラフルでサイケ。海外の極楽浄土で鳴ってる音楽がこれです。って言われたらナルホドって頷いてしまう、非日常/超現実を難解にならない話法でポップに紡ぐ異能のプロデューサー、ダニエル・トルドーの音世界。
"DUCT TAPE"を聴いてからライブを観るとライブでのバンドの解釈に驚くと思います、それくらいバンドだと演奏が肉体化されていてバシっと腰にクる感じに仕上がってます。

来日公演をまとめた記事はこちら:
http://uroros.net/eventnews/79473/

 *

11/3,4はサクラメントよりマジカルオルタナティブポップ6人組楽団PREGNANT来日公演を2日にわたってサポートします。リーダーのダニエルの見ている音楽は本当に素敵。アニマルコレクティブを想起させる宅録感/実験性と立体的でフィジカルなアレンジ、そして極上のメロディと祝福のグルーヴ…!両日ともにチケット代を超見直してまして本国価格になっています、是非ご来場+アーティストへのサポートお願いいたします。

11/3(SAT)NINESPICES, SHINJUKU
【PREGNANT(US) JAPAN TOUR】
■PREGNANT(US)
■LOOLOWNINGEN&THE FAR EAST IDIOTS
■WINDOWZ
DJ:? meytél
open/start 11:30
charge 1500(+D)

オープン→メーテル→WINDOWZ→ルロウズ→プレグナントの順番です。
*昼公演ですのでご注意ください。
*THIS IS DAYTIME EVENT AND NEVER TO BE LATE!

11/4(日)国立地球屋
【PREGNANT JAPAN TOUR 2018】
■PREGNANT(US)
■LOOLOWNINGEN&THE FAR EAST IDIOTS
■TROPICAL DEATH
■SUPPA MICRO PAMCHOPP
DJs:KOMORI(壊れかけのテープレコーダーズ),
  earlytone48(ヤノアリトfrom SuiseiNoboAz)
OPEN 18:30
CHARGE 1000JPY+D

ローカルサポートにsuppa micro pamchoppも加わり、よりしなやかなイベントとなりました!タイムテーブルは現在調整中、じきにお知らせいたします。






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20181025

549

青山公演終了!ご来場頂いた皆さん本当にありがとうございました。海青from中国、余命百年ともに素敵な出会いと相成りました。ルロウズも新曲を取り入れつつの演奏、よいトッパーを飾れたのではないでしょうか?
サクラメントから来てくれたお客さんもいたり国際色豊かな会場でした。英語50%、中国語95%忘れてたので勉強しなおします。言葉は大事。

海青は明日10/26横浜B.B.ストリートにてライブとのことです。辺境サイケ/プログレの一言でくくるには零れてしまうほど豊饒すぎるアカデミックなスキル、天然ぽい楽曲、そして何よりも謎の感動と爆笑がそこにあります。
https://dforcerecords.bandcamp.com/album/the-flesh

さらに海青バンドのギタリストLi Xingが参加する鬼アヴァンプログレRED SCARFが本日10/25東高円寺UFOclubにてライブとのこと。こちらもチェックしてみてください~
https://soundcloud.com/redscarfband

 *

さてルロウズ来週も演奏です!11/3,4はサクラメントよりマジカルオルタナティブポップ6人組楽団PREGNANT来日公演を2日にわたってサポートします。リーダーのダニエルの見ている音楽は本当に素敵。アニマルコレクティブを想起させる宅録感/実験性と立体的でフィジカルなアレンジ、そして極上のメロディと祝福のグルーヴ…!両日ともにチケット代を超見直してまして本国価格になっています、是非ご来場+アーティストへのサポートお願いいたします。

11/3(SAT)NINESPICES, SHINJUKU
【PREGNANT(US) JAPAN TOUR】
■PREGNANT(US)
■LOOLOWNINGEN&THE FAR EAST IDIOTS
■WINDOWZ
DJ:? meytél
open/start 11:30
charge 1500(+D)

オープン→メーテル→WINDOWZ→ルロウズ→プレグナントの順番です。
*昼公演ですのでご注意ください。
*THIS IS DAYTIME EVENT AND NEVER TO BE LATE!

11/4(日)国立地球屋
【PREGNANT JAPAN TOUR 2018】
■PREGNANT(US)
■LOOLOWNINGEN&THE FAR EAST IDIOTS
■TROPICAL DEATH
■SUPPA MICRO PAMCHOPP
DJs:KOMORI(壊れかけのテープレコーダーズ),
  earlytone48(ヤノアリトfrom SuiseiNoboAz)
OPEN 18:30
CHARGE 1000JPY+D

ローカルサポートにsuppa micro pamchoppも加わり、よりしなやかなイベントとなりました!タイムテーブルは現在調整中、じきにお知らせいたします。






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20181020

548


10/24(水)青山月見ル君想フ
【海青Hai Qing Japan Tour】
◾︎海青Hai Qing(中国) 
◾︎LOOLOWNINGEN&THE FAR EAST IDIOTS
◾︎余命百年
open/start 18:30/19:00
adv/door 2500/3000(+D)
*ルロウズの出演は1番目、19:00頃予定です。

ルロウズ次回は中国よりトラッド/プログレを越境する詩人、海青(Hai Qing)ジャパンツアーをサポートいたします。初めて聞いた瞬間から共演したかった中国の底知れぬ才能、ルロウズもずっと鍛錬していた演奏を披露いたします。よろしくどうぞ!

海青 https://youtu.be/GxNfIaQOU5s

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20181010

547

三軒茶屋公演、新宿公演終了!各公演ご来場頂いた皆さん本当にありがとうございました。超難産だった新曲”御盾”もつるっと披露出来たし、セットリストを変化させても不安になったり崩壊したりしない感じになってきました。
グレープフルーツムーンは初演、かつサウンドチェックもなかったため超ぶっつけで、そしてナインスパイスは共演陣のサウンドに呼応していつもと違うPAへのリクエストで演奏したのですがそれぞれ楽しんで頂けたら何よりです。

ライブ演奏を続けていると、つい定番や安全策などのストックが増えて及第点+α目指しな気持ちになってしまうときなどあるものですが、それが外に見える/見えないものであってもリスク上等/チャレンジ精神がある選択の方があらゆる点で良いですね。ずっと大事にしていきたく思ってます。

そしてフライヤを手に取って頂けた皆さんもありがとうございます!

10/24(水)青山月見ル君想フ
【海青(CHN) JAPAN TOUR】
w/海青(CHN)、余命百年

11/4(日)国立地球屋
【PREGNANT(US) JAPAN TOUR 2018】
w/PREGNANT(US), TROPICAL DEATH
 DJ:KOMORI, earlytone48

11/28(水)青山月見ル君想フ
【FAR EAST IDIOM】
w/H Mountains, HOMMヨ
 DJ:レコード水越

各公演本当に来てほしいものばかり!宜しくお願いいたします。

20181002

546

『極東のイディオム/FAR EAST IDIOM』開催を記念してルロウズ新録『FAR EAST IDIOM』を公開してます。第一弾は"ムーンライト伝説""SMOKE ON THE WATER""PARANOID"の3曲。第二弾のもう3曲は完成次第UP、随時アナウンスします。

アレンジ、レコーディング、ミックス/マスタリング、すべてセルフプロデュース。…というと聞こえは良いですが、要はこんなバカな試みに乗ってくれる人がいなかったということ。。こういう時いつも「意味を求めて無意味なものがない」という坂本慎太郎氏の歌詞を思い出すものなのですが、ともかく孤独と戦いつつ制作メモ代わりのセルフライナーを残しておきます。

 *

カバー、コピー、モノマネetcをする人はこぞって原曲/元ネタへのリスペクトを公言するのがこの時代ある種の免罪符というか先受けのこの一手になっているようですが、私たちはその限りではありません。ただそれは楽曲をオモチャにするとかバカにするとかでは勿論なく、過度の好きやリスペクトはルロウズのフィルターを通す際に邪魔になってしまうので、良い意味で俯瞰出来る/アレンジのインスピレーションをもらえる/ルロウズなりの別の視座を作れる楽曲というのを選択してます。その点においてのみ、無意識ではありますが広義のリスペクトと呼べるものかもしれません、なるべくニュートラルな気持ちで向き合ってるつもりではありますが。

いずれにせよカバーで大事にしているのは「それをそのように演奏して楽しいか」を、なんならばバンドのオリジナル作より重視しています。
また録音についてはドラムのみスタジオ録音(回線の都合によりマックス6ch)、ギター/ベース/その他はラインのみ、ボーカル/コーラスは家で録ってます。バスドラムのマイクにはblueの現在廃盤となっているラクロスのボールみたいな丸いやつを使用。アクティブダイナミックなのでダイナミックなのに電源が必要というめんどくさいやつですが音は安定してました。それ以外はその辺にある57とかヘンなコンデンサとか使いました。

”ムーンライト伝説”
https://soundcloud.com/loolowningen/moonlightlegend
私は寺尾紗穂氏が大好きなのですが、「幼い二人」という曲のドラムとベースのシンプルな前奏を聞いた時にこの曲の歌詞と旋律が電撃的に閃きました。当初は「幼い二人」のサウンドに上田氏が休符を全て省いたボーカルを乗せる、ギターはナシ。以上。っていうスーパーシュールなアレンジを試してたのですが、人類単位で考えても2人くらい(赤倉と山本)しか楽しくないなって結論になって最終的にボツ。結果パンク/メロコア好きの血が騒ぎこういったアレンジに落ち着きました。歌詞が3番までしかないのは覚えられなかったからとこのアレンジ的限界のため。
マイナー調の曲をメジャー調にするのはカバーやマッシュアップなどの定番ですが歌詞の印象や響きが劇的に変わります。根が暗い人がカラ元気を出してる感じというか、お前急にどうした?って感じというか、そこで生まれる謎のギクシャク感/異化効果にはいつだってドキドキします。
「ゴメンね 素直じゃなくて」というアタマの一行は本プロジェクトの、というよりそもそもルロウズの全アウトプットのために存在するセンテンスじゃなかろうかと思うほどの驚愕のシンクロニティ。

録音は2テイクなので2分半で終わりました。小さな音で入ってるタンバリンが最高にハマってます。細かい打ち合わせをせずに録音に突入したためボーカルとコーラスのバランスについて今なお議論が分かれてる曲。歌まわりには12トラックくらい使ってます。


”SMOKE ON THE WATER”
https://soundcloud.com/loolowningen/smokeonthewater
ボブディラン氏の近年のライブの「サビになるまで/サビになってもライクアローリングストーンってわからない」っていう感じを目指しました。スリップとすら呼べない単純にシャッフルで裏返るだけのドラム、ただ気持ち悪さのみを表現するベース、ひとりかっこつけるソリッドなギター。積分系変拍子の場合はそこに意味や必要性を求めてしまう私ですが、リフが登場するタイミングで5/4になるのは完璧と思ってます。童歌の「あんたがたどこさ」と同じ。
ソロは意地で完コピしました。54-71の曲であった、クリーントーンの超小さい音で天国への階段のソロ弾いてるってやつのオマージュです。この曲のウィキペディアを読んだらクレイジーケンバンドの小野瀬雅生氏が「スモーク・オン・ザ・ウォーターを笑うものはスモーク・オン・ザ・ウォーターに泣く」と発言を残してる、と書かれていて、確かにリッチーブラックモアの手クセが凄くて習得が難しかったです。因みにルロウズは3人ともディープパープルは好き。でもこの曲は特に誰も好きではないようです。
アメリカで演奏した時は会場全員シンガロング。アンセムの魔力を感じました。

隙間が多いアレンジなのでドラムのダブリングやエコー/リバーブなどで無音部が貧しい感じにならないようにしようとしましたが技術的限界。脳内でディアンジェロのブラックメサイアに翻訳して頂ければ幸いです。この曲をミックスしていて欲しいプラグインが明確になりました。

”PARANOID”
https://soundcloud.com/loolowningen/paranoid
バンドでカバーをやろう、と思った記念すべき初作。当初ミーターズみたいなカラッとしたファンクを考えてたのですが、ウワモノにジャパニーズイングリッシュが乗っかると嫌な磁力とかムワっとした湿度が発生して、結果得も言われぬ引っかかりを持つブツが出来ました。
この曲は歌詞をずっと誤解してました。タイトルがパラノイド(偏執症者)だし、バンドがバンドだし、ボーカルに至っては生きたままハト食べる人だし、病的で退廃的な世界を歌ってるのかなって思ってたのですが、きちんと読むと無力な男のラブソング。それをあんな力技のトラックに乗せて歌ってるんだって知って衝撃を受けたのを覚えてます。
この曲のカバーでは特にエレクトリックイールショックの作品が秀逸だと思うのですが、甘んじて後塵を拝することにいたしました。

ドラムは思わず膝を叩くような最高のテイクを間違って消してしまったため別テイク。もしこのドラムをあまりよくないなって貴方が思ったとしたら、これの上位互換テイクがあったと思って頂きたい。山本氏の名誉のため。
ベースは上田氏のフュージョン/民族音楽趣味からすると真逆の漆黒のフレーズを無理やり弾いてもらってて、その無理してる感じ、イヤイヤやってる感じがほどよく出てるのではないでしょうか。
ジョンスペのACMEの1曲目みたいなサウンドを模索したのですが、まずギターの音から雲泥の差だったため改めて奥まったサウンドに変更しました。Mr.スペンサーはラインなんかで録音しない。と思う。本曲には間に合いませんでしたがブッカーTジョーンズ氏みたいなオルガンが欲しかったのでこっそり練習しています。